静岡県伊豆市八幡の山の上にある
「またね自然学校」
は首都圏から2時間弱で非日常を感じられる大自然が広がる場所です。
約2年前からmata-neで維持管理する事となった「mata-ne村」は天城山の麓に位置し、5,000坪(約1,6ha)ある敷地の中にはクヌギ、コナラ、サクラが自生し、湧水も流れており、鹿などの野生動物も生息する自然豊かな場所です。
そんな素晴らしい土地に約20年前に閉店した元ペンションが建っています。 今回、クラウドファンディングを行い老朽化した元ペンションを自然体験の地域学習を実施するための拠点となる【環境教育施設】に改修します。
【環境教育施設】が出来ることにより
・子ども達の地域学習の場
・老若男女が体験を通して遊んで学べる場
・地域の方と県外の方が交流できて移住促進につながる場
・訪れる方々の第二のふるさととなる場
そんな誰もが親しめる場作りを目指していきます。
当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。私共は2013年から6年間、富士山の麓富士宮にある自然学校のパイオニア 「ホールアース自然学校」にて夫婦で正社員として6年間勤務し、インタープリテーション(下記詳細)を用いた環境教育と持続可能な社会づくりのための知識・技術を身に付けた後、我が子が成人し独立したタイミングに合わせ2019年静岡県伊豆市へ移住し「mata-ne」を開業。環境教育を軸とした自然体験プログラムを提供する団体を夫婦で運営しています。
共に事業を支えてくれている現役スタッフ 9名、OB・OG 5名。どのスタッフも素晴らしい人間性と才能に溢れた若者たちです。そんな自慢のスタッフたちと 「チームワーク日本一!」 を掲げ、大家族の様な関係性と温もり溢れる空間を創り上げている事がmata-ne の一番の自信と魅力です。
そして5年目となる今年2023年4月から新たに「またね自然学校」としてスタートいたしました!
伊豆市内の小中高等学校では地域学習や森林環境教育授業を請負い、より地域に根ざした誰にでも平等な環境教育活動を進めてまいります。
事業の拡大と共に充実したより良いサービスを提供するためにも「環境教育施設」が必要となり、初めてのクラウドファンディングに挑戦いたします。
これまでの mata-ne を支えてくださった皆様や今回新しく mata-ne を知ってくださった方、今後の mata-ne が描く未来に向けて、どうか温かいご支援ご拡散をお願いいたします。
・ 一人ひとりの人間が自然環境や環境問題、環境保全に対する興味や関心をもち、必要な知識と暮らし方を体験的に学び、持続可能な社会づくりに主体的に行動できるように促す。
・地域の子どもたちが様々な体験を通して、地域の資源や環境問題を知ると同時に、地元への愛着を育む。mata-ne の自然体験は、『インタープリテーション』という手法を用いて、持続可能な社会を目指し環境教育に取り組んでいます。
mata-neを運営するだいちゃん、たんたんが行っている 「インタープリテーション」とは何か?!
一般的に知られるネイチャーガイドと何が違うのか?!
◆ネイチャーガイド
・役割(目的)→自然や文化、歴史などの「知識」「情報」を伝える。
・手法→主に言葉で伝える。
◆インタープリテーション
・役割(目的)→自然体験を通して「発見」「気付き」を促す。
・手法→「体験」を通して伝える。
【教育旅行事業】
【合宿キャンプ事業】
【研修事業】
【地方創生・交流事業】
【デザイン事業】
mata-ne の強みは、自然に対する豊富な知識・経験と幅広いネットワークです。
代表のだいちゃんは
実践者としての生の声を届ける為に日頃から林業や狩猟を行なっています。
・狩猟免許(第一種銃猟・わな猟・網猟)
・鳥獣被害対策総合アドバイザー
・NEAL自然体験活動指導者リーダー
等の資格を持ち、2021年には静岡県森林円卓会議運営委員に。
また、共同経営者である代表の妻たんたんも
・WAFA ウィルダネスファーストエイド終了
・NEAL 自然体験活動指導者リーダー
・ネイチャーゲームリーダー
等の資格を持ち、かつて伊豆市の地域おこし協力隊を行っており、伊豆市で有害駆除された鹿革を利用したアクセサリーなどを利用したワークショップを開催しています。
環境教育施設への改修工事を計画している 「mata-ne 村」ですが、初めて土地に踏み込んだ時、元ペンションは草木で覆われ屋根しか見えず藪漕ぎせずに歩けるスペースはほんの50坪程度。残りの4,550坪は木々が生い茂りほとんどの地形が分からないほどでした。そこで、友人達に声をかけボランティアを募り2021年10月『村づくりプロジェクト第一弾!』 スタート!!
全国から幅広い年齢層の方々、多種多様な職種の方が集まり参加者に専門技術を教え 指導してくれる場にもなっています。
1泊2日、2日間での作業を2ヶ月に1度程度のペースで実施。 2021年3月から現在2023年3月までの2年間で述べ500名を超える仲間が全国から集まり(遠くは九州、四国、関西、北関東等からご参加頂き)会を重ねる度に交流を深め、みんなで意見を出し合い、みんなで夢を描きながら開拓作業を進めています。 5,000 坪の荒廃した土地を開拓して約2年が経った現在、4,000 坪くらいは開拓の手が入り村づくりプロジェクトの仲間たちで
・芝生広場
・テントサイト
・ハンモックサイト
を作りました。
1.芝生広場
2.テントサイト 3.ハンモックサイト
又、隣接地から杉や檜を間伐し→皮を剥き→防腐処理→ 加工し建材として活用し、
・ウッドデッキ
・薪小屋
・鶏小屋
を完成させました。
4.ウッドデッキ
5.薪小屋
6.鶏小屋
⇩現在のmata-ne村マップ⇩
(最初はペンションと一軒家のみ!)
いよいよ元ペンションの改修工事に取り掛かっていきます! 元ペンションから環境教育施設へと生まれ変わるので建物の名称を【みんなのいえ】と名付けました。
※以下元ペンション→「みんなのいえ」と表現させていただきます。
「みんなのいえ」の工事はmata-neスタッフ兼、大工で家具職人の シン君が現場監督を担い、引き続きボランティアの仲間たちを募り可能な限りみんなで改修作業を進めていきます。
リノベーション計画内容
建物は築30年経過しており、ペンションとして閉店してからも20年程度経過しており床や壁を補修する必要がある。
雨天時の地域学習には1クラス約30名以上が一度に入れる空間が必要であり、クラフト体験など建物の中でしか行えない学習項目を設けていきたいと考えている。
また、現在の2階が宿泊用の個室となっているため、地域学習が2階でも行えるように2階の一部の壁を取り除くなど、1階と2階の2か所で生徒を受け入れることができる体制を整えたい。
【1階】
・近隣(市内)の材を利活用
→材となる木を間伐
→丸太を製材
→床を張り替える
・1クラス約30名程度が収容可能な『多目的ルーム』を作る
・キッチンを縮小する
・2つ有るお風呂場の内1つを事務所に改装する
・資材倉庫を作る
【2階】
・客間4部屋分を一つの大きな空間にし『多目的スペース』を作る
・残りの客間3部屋をアーティストレジデンスとして使用できるように改装
これまで可能な限り廃材やリサイクル品を活用し、柱となる丸太は自分達で木を切り出すところから取組み施設を作ってきました。
今回も可能な限り廃材やリサイクル品を活用し、木材も自分達で木を切り出し製材し地域の資源・自然素材を利用していく予定です。仲間たちみんなで力を合わせ楽しみながら愛着が持てる施設作りを計画しています。きっと mata-ne 村は完成する事がなく次から次へとみんなのワクワク、夢を形に進化し続ける場所だと思っています。
ここまでプロジェクトをご覧になっていただき誠にありがとうございます。最後に私たちは環境教育を通して持続可能な社会づくりに取り組んでおります。また、自然体験等の活動を通して目指している事は1人でも多くの方が mata-ne に関わった事により
「日常の中に埋もれ見過ごしている小さな幸せに気付き感謝する」
「人生を全力で楽しむ」
「自分を好きになる」
そんな変化が生まれたらと願っております。
そしてmata-neに関わる全ての方にとってmata-neが第二のふるさとの様に 「ただいま」 と安心して帰ってこられるみんなの「ふるさと」になればと思っております。ご賛同いただける方は SNS でのシェア、拡散や周囲の方へのご紹介等ご協力いただき、ぜひ、一人でも多くの方に mata-neのプロジェクトをお伝えいただければと願っております。
もちろん、村づくりプロジェクトへのご参加も大歓迎です!未来の子どもたちへ人生の楽しみ方を伝え、希望を持てる社会を築いていけたらと心より願っております。
最新の活動報告
もっと見るmata-ne 夏の事業報告
2023/09/02 08:41mata-ne村、村長たんたんです。8月1日よりクラウドファンディングがスタートし、あっという間に1ヶ月が経とうとしています。 これまでご支援頂いた皆さま 本当にありがとうございます!mata-neスタッフは、子ども「ミニ夏合宿」・「2週間の夏合宿」・1週間の子ども預かり夏休み等、今年も熱い熱い夏を子ども達と過ごし、やっと通常業務に戻ったところです。この夏、特に思い出に残った夏合宿の様子、この場をお借りしてご報告させて頂きますね。今年の夏合宿、テーマは「水をたどる旅」日常生活では水道をひねれば当たり前に流れ出る「水」飲み水として、お風呂や洗濯トイレ、生活に欠かせない「水」使いたい時に使いたいだけ使っているけれど、それって当たり前のこと?そしてその水はどこから来てどこへ行くの?子ども達と2週間、体験を通して学びました。先ずは山に降った雨水がどのように旅をスタートしていくのか、富士山の5号目で地面のスコリアに水をかけて実験。水筒の水があっという間に吸い込まれて消えていきます。富士山麓には、年間約20億~30億トンもの雨が降ると推定されています。更に総貯水量は琵琶湖の275億トンの貯水量にほぼ匹敵すると言われています!続いて富士山の地下に染み込んだ水を観察しに富士山のお腹の中【洞窟】へ移動。雨水が天井から滴り落ちて、また溶岩に吸収される様子を五感を使って体験。溶岩層のすき間から湧き出す湧水ポイントで湧き出た瞬間の湧水をゴクゴク味わい痛い程に冷たい湧水で水遊び。キャニオニング体験では 楽しいだけでは無く水の恐さ、人間の非力さも体感。約20キロ歩き通したロングトレイルでは合間の水分補給、河原や用水路での休憩、水に救われ水の大切さを実感。そして湧水が直接海へ流れ出る漁港を貸し切りさせて頂き、子ども達と全力で海遊び!水が怖くて水に顔をつけられなかった子が「お母さんのお腹の中の羊水と海は似ているんだよ」の声がけでリラックスして海に浮かぶ事が出来る様になり、最終的には顔をつけてクロールで泳げるようになりました。最後は地域の方にお越し頂き、長年地域を見てきたからこそわかる自然の変化や山と海とのつながり等、お話しして頂きました。特に印象に残ったお話しが「山に降った雨水は山で死んだ草木や動物の死骸から栄養を蓄えて海へ流れ、豊かな海を作ってくれている」空→山→川→海 その循環の間に朽ちた木、枯れ落ちた葉、昆虫や動物たちの残骸も無駄なく巡り活かされ循環している。私たち人間は自然に何を残せているのだろう・・・とても考えさせられる時間となりました。最終日の「ふりかえり」の時間では子ども達一人一人が2週間で感じたこと、成長できたことを発表。普段、当たり前に生活出来ていることは決して当たり前では無くとても有り難いと言うこと。子ども達に限らずスタッフ含む全員が挑戦し学び、成長した2週間。全員で大家族の様に触れ合い、助け合い、信頼しあえた2週間。スタッフのチームワーク日本一!mata-neだからこそ提供できるプログラム、関係性、愛が有ると改めて実感した夏合宿でした。そして!!!!今回の2週間の夏合宿で苦労したのが施設や設備の問題!雨の際の逃げ場が無い事、管理棟のキッチンや室内では手狭過ぎること。ハンモックを使い上下空間を作りやっと寝れる程、手狭で限界キッチンが狭すぎて、棚やテーブルを使用して配膳クラウドファンディングが成功し「みんなのいえ」の改築が完成したら安心、安全、今以上に良質なプログラムが提供できます!又、小中学校等の地域学習の場として子ども達への教育の場づくり地域交流、移住促進につながる場づくりにもっともっと力を入れていきます!!クラウドファンディング終了まで残すところ24日!!引き続きSNSやご友人等へのシェア、そしてご支援のほどよろしくお願い致します。スタッフも夏の大イベントが無事終わり、これからクラウドファンディングに集中して頑張っていきます!!引き続き、応援よろしくお願い致します。 もっと見る
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