こんにちは。コンフロントワールドです。
スタッフミニブログ「周囲に助けられたエピソード」第2回をお届けします!
今回は学生メンバーながらPietà事業を牽引する原山からお送りします!
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こんにちは。NPO法人コンフロントワールドの原山です。活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。
私の「周囲の人に助けられている」と感じたエピソードは、私の進路についての決断や挑戦を両親が否定することなく理解し、後押ししてくれたことです。
私は高校に進学するとき、漠然と環境をがらっと変えたいと思い、郊外の住宅街にある自宅から遠い都市部の高校に進学しました。両親にとっては閑静な環境でぬくぬく育った田舎の中学生をいきなり遠い都市部の高校に通わせることはさぞ心配だったと思いますが、合格したときには快く送り出してもらいました。
大学に進学するときも私は知らない土地で一人暮らしをすることに漠然とした憧れを抱いていました。そこで、興味関心がある学部を持つ大学の中で実家から離れた場所にあるところのみを選んで受験し、東京都の大学に進学するタイミングで一人暮らしを始めました。そのときも両親からは特に反対を受けることなく、快く送り出してもらいました。高校の同級生の中には自分より成績が良く、経済的な余裕がありながらも両親が一人暮らしに反対したことで実家から進学可能な大学に入学した人もいました。たまたま両親が双方とも学生時代に実家を離れて一人暮らしをしていた経験があった環境のおかげで、反対を受けることなく私の希望を通してもらうことができました。
両親が過保護になりすぎずに私の進路についての決断や挑戦を理解し、後押ししてくれたおかげで、多少の挫折や失敗はあるもののその決断や挑戦に対する後悔はない人生を今まで送ることができました。私は現在大学4年生であり、つい先日まで就職活動を行っていました。その結果として来年度からかなり珍しい職業に就くことになります。この思い切った決断にも両親は反対せず「自立して生活ができるのならば自分の後悔のない進路を選びなさい」と後押ししてくれました。
Pietàも囚人たちの「働いて家族に貢献したい」という声を聞いた創業者のファッションデザイナーThomas Jacob氏が刑務所に洋裁の作業場を設置して、彼らと一緒に地道にサンプル品を作り続けたことから始まりました。私も彼らの「刑務所から世界に通用するファッションブランドを創り出す」という壮大な挑戦の背景を理解し、遠く離れた日本から後押ししていきたいと思います!