あなたは美味しいけど捨てられてしまう魚の存在を知っていますか?
現在、食べられるけど価値がついていない魚「未利用魚」は漁獲量の約30%と言われています。
漁師=儲からない職業
このイメージを未利用魚に価値を加えることで変えていきたい。
このプロジェクトでは、
魚にとっても人にとっても幸せな世界を創りたい高校生が、
日本の漁業の問題点を学び、未利用魚 (美味しいけど流通されにくく時には捨てられてしまう魚) の魚捌きを
消費者が体験し、海の課題への学びを深める
『 低利用魚を活用した魚捌き体験イベント』を開催したいです。
また、このイベントを継続していくためにもNGOうおゑんを立ち上げたいです。
解決したい社会課題
私は『 魚の輪 』を広げていくことで、みんなに魚に対して興味を持ってもらい、日本の漁業や消費者の在り方について一緒に考え、魚を尊重出来る日本の持続可能な漁業の未来をつくりたい。
2000年と比べ現在の日本人の魚の消費量は約40%減りました。( 水産庁水産白書令和5元年度版より )
この数値は、日本人の魚に対しての興味の低下を顕著に表しています。
みんなが魚に対して関心を持たなくなるとどうなるのか?
魚が売れなくなり日本の水産業は衰退していき、魚の乱獲が続くことで海の環境は劣悪になります。
そして、近い将来日本の『 寿司 』が食べれなくなる時が来ると私は本気で思っています。
つまり、消費者の無関心のつけは、結局のところ消費者に返ってきてしまいます。
消費者がマグロ、サーモン、ブリなどの特定しか買わなくなったことで生まれる
美味しいけど価値がつかず捨てられてしまう魚がいることを知っていますか?
規格外の魚である低利用魚の存在を含め日本の海の課題に取り組むには、まず私たち消費者に魚に対して興味を持ってもらうことが大切。
その入り口となるのが低利用魚を利用した魚捌き教室です!
私の自己紹介
初めまして!申し遅れましたが、今回のプロジェクトを主催させていただく高校3年生の大久保碧です。
私がなぜ魚の魅力を広めたいのかお伝えします。
私が初めて魚を捌いたのは中学2年生の頃。幼い頃から大好きなお寿司を自分で1から作ってみたかったからという理由です。どうせ作るなら1から作りたいと思い、新鮮なお魚を買おうと京都の中央卸売市場へ伺いました。市場を初めて訪れた時の私の目に広がる光景は、魚好きの私にとって衝撃だったことを覚えています。
京都中央卸市場競り場
以来、見たことのない魚や新鮮で豊富な魚が当たり前の環境である市場にどハマり。市場で買うと丸々魚を捌くことになるため、より魚の命と向き合うことになります。向き合う回数が増えるほど魚への感謝は強まるばかり。
しかし、連日のニュースでは、秋刀魚の不漁、日本の漁獲量減少、漁師の人手不足、日本人の魚の消費量の低下などネガティブな魚の情報ばかり目につきます。このままでは日本の漁業の未来は明るくない。
こんな日本は嫌だと思い、私はマスコミやネットでは知ることのできない日本の漁業の実態を掴むべく、魚の最前線を知るために漁師町を巡る旅に出ました。
和歌山の漁師町での経験
旅では和歌山のすさみ、見老津、串本の漁師町を訪問。漁師さんにインタビューをメインに取材を行い、衣食住を共にすることで日本の漁業の乱獲の闇、美味い魚が売れる魚ではない事実、消費者の魚の購買意欲の変化、漁師さんの後継者不足の実態などの学びを深めました。
見老津漁港
旅で私が感じたことは、日本の漁業の未来への危機感です。漁師の高齢化は進む一方で後継者は不足し、人々の魚への興味はだんだん失われつつあります。魚に対して知識を持つ人も少なくなっていくなかで私たちはいつまで当たり前に寿司は食べれることができるのだろうかと思いました。人々が魚への関心を持たなくなることは、日本の漁業の問題への無関心にもつながり、それを放置しておくツケは結局のところ私たち消費者に返ってくるのだと強く感じました。
だからこそ行動を起こさなくては!!
インドネシア・バリ島の魚市場の見学
また、私は今年の春にインドネシア・バリ島へ魚市場の見学に行ってきました。
現在世界的に寿司をはじめ水産物は注目され消費量は鰻登りです。
一方でバリ島は漁獲量の減少、漁師さんの後継者不足など日本が抱える問題が多く見られました。しかし、日本とバリ島での大きな違いは、
「 魚を捌ける人 」の数がバリ島では多いとのこと。これは、魚市場にて私のガイドをしてくださった方との会話で気づくことができました。
あくまで私の見解ですが、バリ島は「 海に囲まれた小さな島 」であるため海とのコミュニティが日本より狭く魚を身近に感じやすいのかと考えています。
つまり、海を身近に感じ、魚を捌ける人が増えることが鍵になります。実現には魚に触れるためのコミュニティが必要です。私はこのイベントの目標の1つに参加費を1,000円にするなど出来るだけ魚に触れるハードルを下げることを目標としています。
バリ島のケドガナン魚市場
資格
人様に教えれる立場に少しでもなる為勉強し「 魚料理アドバイザー 」という民間の資格を取得いたしました。
このプロジェクトで実現したいこと
私はこの『 低利用魚を利用した魚捌き教室 』を1回で終わらすのではなく、「 継続 」することに意味があると思っています。
そのため近々NGOを立ち上げ、今回のような海と消費者が繋がるイベントを続けていきたいです。
そしてなによりこのイベントを通して、参加者に新たな魚に対する考えや価値観を持ってもらえることを期待しています。「 魚を捌ける人 」の称号を得て欲しいです。
海の未来をみんなで考えるNGO「うおゑん」
ターゲット
「魚、人、環境、社会」の四方よしの世界を創るために、若い世代が中心となり魚とのより良い向き合い方を考えていく。
解決したい社会課題
持続可能な日本の漁業のために、多角的な視点から日本が抱える海の問題に取り組みます。
うおゑんで何ができる?
海の未来を考えたイベントの開催 (今回の低利用魚を活用した魚捌き教室もその一つ)
普段は知ろうとしない、商品のラベルの背景にある海の問題を消費者に伝える
海の課題へ取り組みたい様々な立場の人が集まるコミュニティの形成
漁業関係者と消費者を繋げる仲介役
うおゑん・由来
魚(うお)のご縁(えん)が広まっていきますように、、という願いを込め
旧字体の「ゑ」を使い「波」と「昔」の豊かな海を表しています。
イベント行程
私からの「 このままでは日本の寿司が食べれなくなる 」をテーマにしたお話
みんなで海について語りましょう
↓
今回扱う低利用魚を紹介
↓
魚捌き実践
1人1匹は捌いてもらいます!
安心して下さい誰でも捌けます😁😁
↓
みんなで美味しく頂きましょう!
持ち物は魚を捌く勇気だけ!!
資金の使い道
魚仕入れ代:約1万円
調理器具代 : 約5万円
(人数分のまな板.包丁.ハサミ等)
掲載手数料:約2万円 (9%+税)
リターン品作成等 : 約1万円
食品衛生責任者資格取得:約1万円
海の未来を守るNGOホームページ作成等の費用 : 約2万円
海の未来を守るNGO活動資金 : 約8万円
(これからのイベントの開催費用、出張等の交通費、ホームページの運営)
活動資金の8万円をクリアできたら立ち上げ以降も、継続してイベントを開催できると考えています。
実施スケジュール
ープロジェクト自体の実施スケジュール
5月下旬 募集開始
6月中旬 『 士心 』さんにてイベント告知
6月中 NGOうおゑんホームページ作成
7月15.16日 『 低利用魚を活用した魚捌き教室 』開催
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
開催場所・日時
京都市烏丸御池にあるコロナ禍で閉店になった飲食店『 士心 』さんにて『 低利用魚を活用した魚捌き教室 』を開催致します。
『 士心 』
地下鉄京都駅より地下鉄烏丸御池駅まで約12分
烏丸御池駅より徒歩5分程
日時は7月15.16(土曜、日曜)を予定しています。
↓『 士心 』さんの場所の詳細はこちらから↓
実験の場 「士心」 075-231-5155 https://goo.gl/maps/DC7kj4yvyYBQPoeSA
中田俊さんによる応援メッセージ
リターン
①魚好き高校生への応援隊員になれます!
私に頑張って欲しい、共感できる、単純に応援したい!という方向けです!
1口500円から!
②7月中旬15.16日に京都烏丸『士心』さんにて予定している
「低利用魚を利用した魚捌き教室」の参加出来ます。両日先着7名様。
一律1000円。親子は高校生以下の子ども2人まで無料です。
参加チケットはメールにて配布させていただきます。
③プレゼント型の参加券を地域の子どもにプレゼント出来ます。2000円。先着7名様。
自分はイベントに行くことができないけど参加したい子供の支援がしたいという方向け。
④私のオリジナルポストカード3枚セット〜3000円〜
私が作った魚料理でポストカードを作りました。3枚セットです!
1枚目は、金目鯛がメインの姿造り。金運アップを願い作成しました。
2枚目は、サクラマスというお魚の丼。サクラをイメージして作成しました。
3枚目は、豊富な海鮮もりもりの真鯛の姿造り。「おめでたい」と鯛を掛け合わせて作成しました。
※お届けのために住所をご登録お願いします。
⑤私による未公開の魚料理レシピをお一つお送りします!
〜スーパーの魚の切り身から作る皮パリパリムニエル〜
〜スーパーのマグロから作る絶品とろろマグロ漬け丼〜
〜スーパーの鯖から作る甘系照り焼き〜
〜スーパーのあらで作るコスパよしな兜煮〜
〜果物ナイフでアジの簡単お魚捌き動画〜
の5本の動画のうち1本お選び下さい!
応援隊隊長になれます!5000円
私がこれから立ち上げるngoのホームページに名前、会社様のロゴ等を載せさせていただきます。
私をめっちゃ応援したい。めっちゃ共感できる!という人向けです。
オリジナルTシャツ 15,000円
スポンサー様の会社、団体名をTシャツに入れさせていただきます。
Tシャツは私が当日の魚捌き教室で着用するものです。
また、私が誠意を持ってイベント内でスポンサー様の宣伝を短時間ではありますがさせていただきます。
最後に
私の開催する『 低利用魚を利用した魚捌き教室 』は「 継続 」することに意味があります。
継続するための初回である今回のイベントには非常に大事になります。
みんなで魚の輪を広げて日本の海を盛り上げていきましょう!!
ご支援の程よろしくお願いします!
※このページは全てフリー素材によって作成したものです
※このプロジェクトは法定代理人のもと実施しています。
最新の活動報告
もっと見るNGOうおゑん公式ホームページを作成しました
2023/08/18 11:10ホームページ閲覧はこちらから↓↓NGOうおゑん公式ホームページ遅くなりましたが、うおゑんの公式ホームページが完成しましたホームページにお名前、会社名、団体名掲載のリターンを選択してくださった方は、支援/一覧ページに掲載させてもらいました。他のリターンも順次発送中です。しばらくお待ちくださいませ。 もっと見る
低利用魚を活用した魚捌き教室開催を開催しました!!
2023/07/17 22:02【 低利用魚を活用した魚捌き教室 第1回目 】一般の消費者に海の問題を身近に感じてもらうにはどうしたらよいかと悩み決めた、低利用魚を活用した魚捌き教室。無事大盛況、大成功!!皆さん楽しく捌いてます!!コロナ禍で廃業になった飲食店「士心」さんをお借りして開催しました。京都で祇園祭が開催している傍ら魚捌き教室も負けないほど盛り上がっていました!「海の問題を自分が体験することで自分ごととして感じられた」「私たちの手に魚が届くまでをもっと知りたくなった」「普段、魚料理をしないけどいざやってみると楽しかった」「家でも魚を捌いてみたい」などなど、みなさん魚捌き体験を経て何か変化が起こった様子。これが僕の狙いです!捌く前に僕が学んだ海の問題、低利用魚について紹介しますこのイベントをきっかけに日本の魚や海について興味を持ってもらいたいなー!問題が山積みなので、、そして、魚捌き教室はNGOうおゑんの活動として継続していきます! 初魚捌きの人が作った魚料理 おいしそー!!参加者の皆さんが口を揃えて「楽しかった」と伝えてくれるのでとてもやりがいを感じました。そして何より、「また開催して」「また来たい」という言葉が僕のモチベーションに繋がっています!!支援者の皆様、僕のプロジェクトを支援してくださったおかげで魚捌き教室開催にたどり着けました!最大限の感謝を送ります。引き続き頑張ります!!!!! もっと見る
低利用魚を活用した魚捌き教室 概要
2023/07/13 00:13こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
コメント
もっと見る