こんばんは!
株式会社リビングプルーフの鈴木はるみです。
先日、11月23日(木・祝)に
東京都武蔵野市にある特別養護老人ホーム『親の家』にて、こちらのプロジェクトで初となる、レクリエーションコンサートを開催させていただきました♪
今回ご出演のミュージシャン、ギターデュオの『ひなだん』のおふたりと一緒にJR三鷹駅からバスに乗り、親の家に到着。
『歓迎!』とのメッセージを貼っていただいた控え室で最終的な打ち合わせをしている間に、会場となる施設の1階ロビーには、入居されているお年寄りの皆様やそのご家族がたくさんお集まりくださいました。
「どんなコンサート?」「一緒に歌ってもいいの?」などのお声がチラホラ聞こえる中、いよいよレクリエーションコンサートがスタートしました(^^)/♪
『君といつまでも』をひなだんが歌唱しながら登場。
この歌は皆さんにまずは聴いていただくだけのつもりでしたが、自然と皆さんも口ずさんでいらっしゃいました♪「しあわせだなぁ」の台詞のところでは、思わず拍手が…。
こんな感じで始まったコンサート♪
皆様の表情から「ワクワク」な気持ちや「一緒に歌いたい!」という想いがビンビンに伝わってきました。以降、『高原列車は行く』『東京ラプソディ』『ブルー・ライト・ヨコハマ』『恋の季節』『真赤な太陽』など、コンサートで歌った歌は全部で11曲でした♪
歌詞当てクイズや歌手当てクイズを組み込みながら、みんなで一緒に歌うこと1時間。
年齢的なことや認知症などの症状から、途中で疲れちゃったり飽きちゃったり「もう帰りたい」と訴え出す方もいらっしゃるかも…と思っていたのですが、誰一人「帰りたい」とお声をあげられることなく、飽きて寝ちゃうこともなく、皆様この1時間を積極的にメチャメチャ楽しんでくださっているご様子でした。
明るく元気に歌ってくださる方、
1曲終わるごとに「嬉しい!」と言ってくださる方、
涙を拭いながら歌を聴いてくださっている方、
疾患ゆえ、声を出せずとも笑顔で見つめてくださる方、
お一人お一人のお姿が脳裏に焼き付いて離れません。
もちろん、皆様に飽きずに楽しんでいただけるようなプログラムを事前に作っていたのですが、皆様がこれほど集中され、積極的な姿勢で大きな声で歌ってくださるとは…!一緒に歌いながら、私自身も胸が熱くなり、何度も涙が出そうになりました。(ひなだんのお二人も同様だったそうです)
コンサートを終え、ひなだんのお二人には先に控え室に戻っていただき、私は施設のスタッフさんとこの後の写真撮影(ご家族が参加してくださった入居者様と一緒に記念撮影してほしいとのご依頼でした)についてお話しした後、いったん控え室に戻ったところ…
ひなだんのメンズ二人が
号泣中でした(゚ロ゚)
お年寄りの皆様が、心から喜んでくださり、「一緒に歌いたい!」という想いが伝わり、この場に居る全員が『音楽』を通じて一体となったことに心底感激されたそうです。自分達のほうが幸せを与えてもらえた…と。
『この場に呼んでくれてありがとう!』
『こんなに素晴らしい機会を与えてくれてありがとう!』
『音楽をやっていて本当に良かったとあらためて思った!』
と、泣きながら何度もお礼を言ってくださいました(T_T)
(メンズがあまりに泣くので(笑)、「私まで泣いたらいかん」と我慢し通しでしたけど…(^_^;)
ご家族の方々や施設のスタッフの方々からも、これまた涙が出るほど嬉しいお言葉をたくさんいただきました(T_T)
施設に入居されているお年寄りの方々やそのご家族、施設のスタッフの皆様、そして生演奏(と歌)を奏でるミュージシャン、みんなが音楽で幸せな気持ちになれて、お互いに感謝し合えるひとときだったと感じました。
この企画、やっぱり間違ってなかった!と確信でき、今後もどんどん広げていきたい!と、改めて思った次第でございます。今回の経験を元に、このプロジェクトをしっかり進めてまいりたいと思います!
ご支援いただいた皆様には、来月中に、リターン(ご支援額により異なりますが)の報告書(PDF)や直筆お礼状、編集動画などを作成でき次第お送りいたします。もう少々お時間くださいませ。
皆様のご支援のおかげで、生の音楽を通して『嬉しい』『楽しい』『懐かしい』『幸せ』な気持ちをお年寄りはもちろん、ご家族やスタッフさん、ミュージシャンの皆さんにお届けすることができると実感いたしました。今後も長い目でこの活動をお見守りくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。