9月17日に、ゲーテインスティトゥート東京にて、『メンゲレと私』のキックオフ・イベントを開催しました。
「ホロコースト証言シリーズ」の過去作である『ゲッベルスと私』と『ユダヤ人の私』を上映し、その後、最新共著「検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?」(岩波書店)が話題の、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授の小野寺拓也先生と、オンラインでクリスティアン・クレーネス監督にご登壇いただき、特別対談をしていただきました。
クレーネス監督からは、「ホロコースト証言シリーズ」の各作品についてや、現在のヨーロッパの右傾化について伺いました。また、小野寺先生が仰っていた、最近の傾向である「ソフトな歴史修正主義」についての考察も、大変興味深いお話でした。
当日は、クラウドファンディングの支援者の方が、大勢、会場にいらしてくださいました。また、オンラインで視聴してくださった支援者の方も大勢いらっしゃいます。皆さま、長丁場、本当に有難うございました。
また、会場提供者のウルリケさん、素晴らしい通訳の蔵原さん、そして、イベント運営を手伝ってくださった学生や社会人ボランティアの皆さまにも、心より感謝いたします。
クラウドファンティングは、いよいよ残すところ11日となりました。引き続き、ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(矢本)