昨年8月以来の古家DIY。今回は和室二間の繊維壁の改善に挑みました。
吹き付けられた壁の表面は劣化が進み、触れるとポロポロと繊維が剥がれます。壁下地のコンクリートブロックがむき出しになっている箇所も。そこで、繊維壁に適したシーラーをしみ込ませて表面をがっちりと固めることにしました。
下地塗りをして二日間乾燥させてから二度塗りを施します。シーラーは水のように滴り落ちるので最初はコツが要りましたが、二度塗り段階ではすでに表面が滑らかな状態なのですいすいとローラーで塗ることができました。
次回は小さい子ども達と一緒に珪藻土ペイントを塗りたいな、と思います。
北海道で目にする三角屋根住宅。地域素材である火山ブロックが躯体に使われ、昭和40年以降防寒住宅として数多く建てられました。急勾配の屋根と集合煙突が特徴で、北海道の景観を作ってきました。
シンプルながらもかわいい三角屋根の住宅ですが、建築から半世紀以上が経過していることから空き家になったり、新しく建て替えられるなどして、その数は年々減っているそうです。
45度に近い屋根勾配は積もった雪が地面へと滑り落ちるように設計されています。家が密集している地域では落雪で隣人に迷惑をかけてしまいますが、幸い敷地が広いため不在の間もひとまず安心です。