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高校生団体トンガリーズ!聴者と聾者が当たり前に対話できる地域を!平塚こども縁日!

「平塚こども縁日」は、聴者と聾者の間にある心の壁を取り払い、聞こえる聞こえない関係なく誰もがコミュニケーションを楽しむことができる夏祭りイベントです!聴者と聾者が当たり前に会話を楽しむことができる未来を創っていくため、健聴の小学生と聾難聴の小学生が力を合わせてイベントを運営していきます!

現在の支援総額

1,474,388

184%

目標金額は800,000円

支援者数

164

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/22に募集を開始し、 164人の支援により 1,474,388円の資金を集め、 2023/07/30に募集を終了しました

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高校生団体トンガリーズ!聴者と聾者が当たり前に対話できる地域を!平塚こども縁日!

現在の支援総額

1,474,388

184%達成

終了

目標金額800,000

支援者数164

このプロジェクトは、2023/06/22に募集を開始し、 164人の支援により 1,474,388円の資金を集め、 2023/07/30に募集を終了しました

「平塚こども縁日」は、聴者と聾者の間にある心の壁を取り払い、聞こえる聞こえない関係なく誰もがコミュニケーションを楽しむことができる夏祭りイベントです!聴者と聾者が当たり前に会話を楽しむことができる未来を創っていくため、健聴の小学生と聾難聴の小学生が力を合わせてイベントを運営していきます!

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【ファーストゴール達成のお礼とセカンドゴールについて】

皆さまからの温かいご支援のおかげで、ファーストゴールである80万円を達成することができました。トンガリーズ一同、深く感謝申し上げます。

このプロジェクトは、2023年7月30日(日)23:59までとなっております。

残り24日。

セカンドゴールを137万円に設定させていただき、トンガリーズはこれからも挑戦を続けていきます。

「聞こえる、聞こえない」という障がいの有無に関係なく、誰もが温かい空気感の中で生きていける社会を創っていきます。

応援してくださる仲間とともに、みんなが笑えることに汗をかきたい。

トンガリーズの挑戦を通して、自分の未来に、そしてみんなで創っていく未来にワクワクしてたまらない人が1人でも増えていきますように。

僕たちのチャレンジは、ここからが本番。

応援、よろしくお願いします!!!


2023.7.5追記 トンガリーズ顧問 森田 鉄平



1.こんにちは!高校生団体トンガリーズです!

トンガリーズは、2019年に「中学校の先生」と教え子であった2人の「高校生」によって立ち上げられた団体です!

「何となく」送る高校生活に不安を感じていた高校生が、中学校の時の担任に「先生は、高校生でも世の中を変えることができると思いますか?」と問いかけたのがきっかけで団体が立ち上げられました。

どれだけ周りに後ろ指を指されようと、自分たちの生き方や武器をトンがらせていこうと、「トンガリーズ」と命名。

2021年にはコロナ禍で下を向く人の顔を上にあげたいと「江ノ島で15分間のシークレット花火」をあげ、2022年には地元小学生を対象に「箱根での2泊3日の林間学校」を企画しました。

自分たちの「やってみたい!」を実現して、地域の方や同世代の10代に勇気や元気を届けたい。

そんな思いでこれまでチャレンジしてきました。

そして、今年は「聞こえる、聞こえない」に関係なく、誰もがコミュニケーションを楽しめる1日を実現する『平塚こども縁日』を開催することになりました!

2.平塚こども縁日への想い

こんにちは!

神奈川県の高校に通っている高校3年の川島那月(かわしま なづき)です!

私は将来、手話通訳のできる看護師になり、障がいの有無に関係なく誰もが住みやすい社会環境を創っていける人になりたいと思っています。

高校生の自分でもできることはないかと、これまで神奈川県内の聾学校や聾施設、手話サークルに通ったり、言語聴覚士や手話通訳士、聴覚障がいを抱える当事者の方に話を伺ったりしてきました。

その中で、私が平塚の聾学校を伺ったとき、高等部を担当されている先生からされた話しが特に印象に残っています。

「聾学校に通うこどもたちは、生活の中でそれほど大きな困りごとを抱いているわけではありません。友達とのコミュニケーションは手話でできるし、授業だって聾者に合わせて行われます。ただ、小さい頃から聾コミュニティで育ってきた子どもたちは、社会に出てから聴者とのコミュニケーションがうまくいかず、仕事が定着しなかったり、人間関係で悩む子がたくさんいるのです。」

と教えていただきました。

聴覚障がい者は、外見から障がいが分かりづらく、社会の中で配慮をしてもらいづらかったり、音声情報が受け取りにくいことでの生活の不便さがあったりします。

災害時において命を脅かしかねない一瞬の遅れに繋がることもあったりするそうです。

何より、このような聴覚障がい者の不便さが一般的にあまり知られていないことが社会の中で大きな課題となっています。

聾者としても『分からない、助けて欲しい』が言えなくて、聴者としても『どう声をかけてあげれば良いか』が分からなくて。コミュニケーションがうまく取れずに、互いが心に壁を作ってしまっている状況があります。

そして、私が「平塚こども縁日」というプロジェクトにたどり着くきっかけとなった聾学校に通う中学2年生の女の子がいました。

聾難聴者の方たちに何かしてあげられることはないかと、インタビューさせてもらったときのことです。

「耳の聞こえる人たちが、聞こえない私たちに『何かしてあげるというスタンスで来られること』が嫌なんです。」

困りごとや課題探しをしているつもりではありませんでしたが、相手にそのような感情を与えてしまっていたことにとてもショックを受けました

しかし、彼女の素直な心のうちを聞いて、私に何ができるのかを改めて考えるきっかけになりました。

そこから、聴覚障がい者の方に何かをしてあげるというスタンスではなく、聴者が無意識のうちに抱いている「聾者とのコミュニケーションには手話がないとできない」と決めつけている”心の壁”を取り払うことができれば、きっと聞こえる聞こえない関係なくコミュニケーションを当たり前に楽しむことができる未来がやってくるのではないかと思うようになりました。

その思いがスタートとなり、「平塚こども縁日」を企画することにしたのです。


「誰もが住みやすい」環境にしていくために、健聴者と聾難聴者が互いについての「チシキ」を持ち、「イシキ」から変えていく必要があります。

社会全体でイシキを変えていくことはすぐに叶うものではありませんが、このプロジェクトに携わってくださった方たちから、少しずつ「チシキ」をもち「イシキ」を変え、それを広めていくことはできると考えています。

「平塚こども縁日」を、誰もがコミュニケーションを楽しめるイベントにすることで、そのきっかけとなっていってくれることを期待しています。

3.『平塚こども縁日』どんなイベントなの? 

そのため、平塚こども縁日では、聾難聴の小学生と健聴の小学生が力を合わせて運営を行います。(もちろん、大人のスタッフがサポートをします。)

その中で、互いを知り理解を深め、コミュニケーションの壁を壊していく機会にする。

その経験が、将来社会に出た時に支え合い、一人一人が輝ける温かく優しい未来に繋がると思っています。

当日、会場には手話スタッフを多く配置し、タイプライターと手話通訳士による同時通訳、キッチンカーや雑貨の販売では指さしシートなどを設置するようにしていきます。

イベントを盛り上げるために、これまでトンガリーズの高校生15名(うち聾者3名)がワクワクするコンテンツを本気で準備してきました!

■ 平塚こども縁日コンテンツ

コンテンツ1
人気ユーチューバーたちによる「ライブショー

コンテンツ2
全国・世界レベルの高校生「パフォーマンス

コンテンツ3
みんな大好き「縁日遊び

コンテンツ4
美味しいもの大集合「キッチンカー

コンテンツ5
クラスの注目の的「スポーツワークショップ

コンテンツ6
聾学校の高校生が教える「ミニ手話講座

コンテンツ7
小学生たちが創る「ハンドメイド雑貨

コンテンツ8
白熱!「E-SPORTS大会


■ 開催日時と場所は以下の通りです!

日時:2023年8年26日(土)11:00~18:00

場所:ひらしん平塚芸術文化ホール 

雨天の場合、館内で全コンテンツ実施します。

4.トンガリーズ聾メンバーの想い!

平塚聾学校高等部 3 年古川天斗(ふるかわ たかと)と申します!

聾学校でインタビューを受けた時、川島さんの想いに共感して、トンガリーズに入りました!

僕の耳が聞こえにくくなったのは小学 1 年生の秋のことでした。

左耳の聴力が徐々に落ちていったのを覚えています。小 5 の頃には右耳の聴力も落ちてきました。

音が聞こえなくなっていくことはやっぱりショックだったし、不安だらけでした。


音のない世界。


いままで聞こえていた友達の声すらも聞こえなくなっていく。みなさんはそんな世界になっていくことの想像がつきますか?

好きだった音楽もはっきりと聞き取れない。

聞こえなくなってしまう怖さと喋れなくなってしまうことが嫌で、毎日必死に発音の練習をしていました。

高 3 になったいまは、机を叩いたりするような大きな音しか聞き取れません。 

でも、耳が聞こえなくても普通に生活できているし、好きなこともたくさんあります。 

目で音楽を楽しめることを知ったし、身振り手振りで伝わってくることもたくさんあります。

ただ辛い経験もありました。ろう者としてのアイデンティティを傷つけられる差別を受けることがありました。

僕は、そういう差別を世の中から少しずつ無くしていきたいと思っています。

そして、「耳が聞こえないからできない。」のではなくて、「耳がきこえなくても挑戦すれば必ずできる。」ということを証明したくて色んな活動に参加してきました。

地元海岸でのビーチクリーンや手話カフェでの接客、LGBTQ などの性的マイノリティの方々の環境を改善するイベントへ参加したりしてきました。

アクティブに活動してきたのは、差別や偏見のない誰もが前向きに生活できる社会を実現していくためにです。

ただ、昔の僕がそうであったように、聴者も聾者もお互いにどう話せばいいのか分からなかったり、話しかける勇気がでなかったりすることが多いと思います。

その"心の壁"を壊すことは、簡単なことではありません。

でも、「相手に興味もつこと」がその壁を壊す第一歩になると思っています。

互いに興味を持ち、歩み寄っていく中で会話が生まれ、健聴者・ろう者の心の壁が取っ払われていく。それが誰もが住みやすい環境や毎日笑顔で過ごせる日々に繋がっていくと思っています。

そのうちバスや電車に乗ったり病院で診察を受けたりしていても、ろう者にも情報が当たり前に保 障される環境となり、ショッピングをしていてもレストランでご飯を食べていても、カフェでお茶をしていても、店員さんと会話を楽しむことが出来る、聾者であっても笑顔になれる場所を増やしていけたらなと思っています。

そのために、トンガリーズの「平塚こども縁日」を実現し、聞こえる聞こえない関係なく誰もがコミュニ ケーションを楽しめる 1 日にしていくことに全力を尽くしたいと思います!

是非、聾難聴の方たちにもたくさん参加してもらいたいです!

5.「平塚こども縁日」にかかる費用!

平塚こども縁日の実現に必要な資金は、合計150万円です!内訳は以下の通りです。

・ゲスト講師謝礼、野外ステージ設備費、音響やコンテンツに必要なンタル代 80万

・会場設備費 30万

・イベントにかかる人件費 20万

・チラシ印刷代、郵送費  10万

・リターン費用(手紙、切手代など)、CAMPFIRE手数料 10万

トンガリーズのメンバーは現在15名いて、「クラファン担当」と「協賛企業を募る担当」に分かれて取り組んでいます。

クラファンも協賛企業の募集も初めてやるメンバーがほとんどですが、ご支援くださる皆さんにとって意味のある支援だと思っていただけるように最後までトンガリーズ一丸となって全力で取り組んでいきたいと思います!

もし、目標金額に到達しなくても、「平塚こども縁日」は必ず実施いたします!

6.トンガリーズ顧問より

神奈川県の中学校で教員をしている森田鉄平(もりた てっぺい)と申します。

私は、大学生の時に患ったガン闘病をきっかけに教員を志しました。

今年で教員になって14年。いつまで経っても子どもたちが笑っている姿は「やっぱり素敵だなー。」と思います。

そんな子どもたちの笑顔を、卒業後も守っていける教育を創りたい

それが、僕が教え子とともにトンガリーズを創ることに決めた想いです。

子どもたちが自分らしく歩みたい道を歩んで行くためにどんな教育が必要か。

たくさん壁にぶつかって、僕なりの答えを出しました。

その答えは、「やってみたいことを実現することを通して、たくさんの人の笑顔を創っていくチャレンジをすること」でした。

チャレンジの中でたくさんの出会いがあり、出会いを通して自己と向き合い成長していく高校生の姿を見てきました。


やってみて初めて
「本当に自分のやりたかったことなのかどうか」がわかる。

やってみて初めて
「本当に誰かを幸せにできることなのかどうか」がわかる。


だからこそ自分たちの力で「やってみること」に意味があると思っています。

そんな経験が、「人と違う自分は素晴らしい」ということ、「誰かの笑顔のために一生懸命になれることは素晴らしい」ということを教えてくれるのではないかと思っています。

高校生でも、世の中を変えていくことができる。

1人でもそう思う10代が増え、私たちのチャレンジから1人でも多くの人の笑顔を創っていけるように、トンガリーズは歩みを前に進めていきます。

皆さんの優しさ、温かさ、未来に対する希望の心を、トンガリーズの高校生たちに分けてやってください。

彼ら、彼女たちはきっと、社会に出てからいまよりもっとたくさんの人を笑顔にし、自分の人生にワクワクしてくれる存在になっていきます。

こどもたちが笑っていられる未来のために。

誰もが穏やかでワクワクできる毎日を過ごせる社会を創って行くために、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。


2023.6.22 トンガリーズ一同

最新の活動報告

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  • トンガリーズ報告会!

    2023/09/29 19:28

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • トンガリーズ顧問の森田です。イベント終了から1週間、後片付けや後援団体への事後報告、書類の作成に支払いなどに追われ、落ち着いてイベントを振り返ることが出来す、皆さんへのご報告が遅れてしまったこと大変申し訳なく思っております。8月26日(土)、無事に「平塚こども縁日」を実現できたことをご報告させていただきます。イベント当日は、終盤に雨に降られてしまいましたが、総勢100名のスタッフで運営し、たくさんの笑顔を生むことが出来ました。人と人の温かな繋がりを感じるコミュニケーションをスタッフの皆さんが心がけてくれたおかげで、幸せな空間となりました。「平塚こども縁日」を実現できたのも、一重に皆様の暖かいご支援があったからだと改めて感謝申し上げます。思い返せば、1年前。企画者である高校3年生の川島那月が、「自分の想いをカタチにしてみたい!」と口にしたことがきっかけでした。トンガリーズが昨年実現したプロジェクトである「箱根での林間学校」の時からメンバーに加わった川島ですが、最初は遠慮がちで、自分のことを多く語らない高校生という印象でした。そんな彼女が、箱根での林間学校を終え、「自分でプロジェクトを立ち上げたい」と言うとは思ってもいませんでした。最初は、「何をやってみたいの?」と聞いても、「うーん。」って言う感じ。「誰が喜んでくれるとあなたは幸せなの?」「どんな自分になりたいと思っているの?」「これまでで許せないなと感じた出来事は何かあったりする?」何を聞いても「うーん。」から入る。笑「これは時間がかかりそうだぞ。。。」と思いながら、彼女が自分と向き合う時間、過去の出来事を振り返る時間を長く、深くとるようにしていきました。いくつもの問いを通して、彼女のことを理解していくことが出来ました。好奇心と愛情に溢れ、遠慮がちではあるけれど人のことが大好きで、間違っていることは間違っていると自分の思いを口にすることができ、行動することで未来を切り拓いてきた自分の心に素直な子なんだと。約3ヶ月ほど、週に1回コミュニケーションをとり、「誰がどうなってくれれば、あなたは幸せなのか?」と言う問いの答えが徐々に明確になっていきました。将来、看護師になりたいこと、手話に関心があり手話教室にも通っていること、子どもが喜んでくれている姿を見ることが好きで、そのために自分の力を発揮したいと考えていること。「自分と向き合う作業」を彼女自身、根気強く続けていきました。紆余曲折はありながらも、耳の聞こえない人たちに何かをしてあげたいというスタンスではなく、耳の聞こえる人たちが無意識に抱いている「聾者との心の壁」を取りはらえるようなプロジェクトを実現したい、という方向性に固まっていきました。穏やかな時間が流れる地元が好きで、人との繋がりから多くのことを学んできた彼女が、「誰もが人との温かい繋がりを感じられる地域社会を創っていきたい。」と感じるのは必然だったように思います。いくつものピースがハマるように、聾難聴と健聴の小学生たちがコミュニケーションを楽しみながら、たくさんの笑顔を地域に生んでいくことができる「平塚こども縁日」にたどり着いたのが、昨年の12月。そこからは怒涛の日々でした。よく、今年に入ってから9ヶ月の間ここまでやって来れたなと、思い出したら笑ってしまうほど。笑準備の段階でスムーズに物事が進んだことなんて、たった一度もありませんでした。右を見ても、左を見ても、壁壁壁。次の壁はどうやって乗り越える?超えられなかったら、次はどんな方法を用意しておこうか?仲間がなかなか増えない。ろう難聴の小学生ってどうやって募集する?お金めちゃくちゃかかるね。集められるかな?もう、ここに書ききれないくらい、「平塚こども縁日」実現のために、やること、考えることの山やまヤマ!!なかなかプロジェクトが前に進まず、疲れもたまってきたある日のミーティングで川島に聞きました。「たくさんの人を巻き込んで実現しようとしている手前、俺も結構プレッシャーをかけたり、甘えを許さなかったりする部分もあると思うけれど、森田嫌だなとか、苦しいなとか、やろうとしたことを後悔したり、辞めようと思ったりしないの?」と。そうすると川島が「苦しいなとか、もっと自分がしっかりやらないとなと思うことはあっても、辞めようとか、森田さんが嫌とか、そんなことを思ったことは一切ない。むしろ感謝しています。」という言葉が返ってきて、「自分も最後まで何があっても諦めないぞ」と心に誓ったことを覚えています。正直、「もっとちゃんとやりなさい!」と思う時もありました。部活を言い訳に、試験を言い訳に、いろんなことを言い訳にせずに、自分で立ち上げたプロジェクトに120%を注ぎなさいと思う事もありました。(※ 直接言ってはないです。笑)それでも、普通に考えてみれば、1年を超える長丁場、上手くいかない事だらけの中、よく最後までやり切ったなと思っています。イベント後、涙する彼女の姿を見て、「ずっと自分と闘い続けていたんだな」と、目頭が熱くなりました。本人は、「私が人前で泣くところなんてレアですよ!!!」と訳のわからないことを言っていましたが。笑ちなみに、涙を流していたのは、彼女だけではありません。他のトンガリーズのメンバーも胸熱なことを言っていました。「自分は(体調の関係で)通信制の学校に通っているから、もしクラスがあったらこんな感じなんだなと、仲間がいることの幸せを感じることができてとても嬉しかったです。」と言う子。「トンガリーズのメンバーは、みんな変わっている。(笑)だから、自分が変わっていても、受け入れられている安心感が温かかったです。」と語る子。「『泥臭く、泥水を啜ってでも前に進め』と言っていた森田さんの言葉が、何のためにあったのか、今日たくさんの人の笑顔を見て、ようやく分かった気がします。」と言ってくれる子。苦しい、辛い、やめてしまいたい。そんな谷を越えて、一緒に笑い、一緒に涙し、一緒に心に刻むことができた仲間の存在を喜びあえるプロジェクトになりました。本当に、実現のために背中を押してくれた皆さんには感謝しかありません。文字を打ちながら涙が流れてくるほど感謝しています。「僕が涙を流すことなんて、レアですからね!」とでも言って誤魔化しておきます。笑交流会のたびに、「今日はどんなことをするの?」と楽しみにしてくれていた小・中学生。どんなことでも積極的に手助けをしてくれたボランティアの方達。トンガリーズやプロジェクトに共感してくれた行政、民間、地域団体の皆さん。たくさんの方の支えがあり、プロジェクトの終了を迎えることができました。このプロジェクトの真価は、関わってくれた子どもたちが10年、20年後に見せてくれると思っています。何も、すごいことをして欲しいと言うわけではありません。ただ、自分の将来にワクワクしながら、自分の手で人生を創り、デコもボコも楽しみながら笑って前に進んでくれる子どもが1人でも増えることことを期待しています。人との温かい繋がりを感じさてくれる機会を。心に大切な存在を増やしてくれた機会を。そんな、人生にワクワクしていく機会を皆さまからいただきました。トンガリーズに、そして僕に、全力で生きる機会を与えてくれてありがとうございました。クラファンのリターンについては、9月中にお送りできるように、準備していきますので、今暫くお待ちいただけますよう、ご理解いただけますと幸いです。今後とも、トンガリーズをよろしくお願いいたします。トンガリーズ顧問 森田鉄平 もっと見る

  • こんにちは!初めまして、トンガリーズ高校生メンバーの伊藤茜です。旅行と写真が好きで、トンガリーズでは主に協賛企業の募集とInstagramの投稿をしています。ついに平塚こども縁日前日になりました!!とても楽しみな気持ちはもちろん、ちょっぴり不安な気持ちもあるのですが、これまでたくさん準備をしてきた分、明日は最高の1日を作り上げられるよう楽しみながら精一杯頑張りたいと思っています。この投稿では、当日来る方によりトンガリーズに興味を持ってもらったり、トンガリーズを応援してきてくださった方に、どんな活動をしてきたのかを知ってもらえたらという想いから、このイベントの少し裏話的な、企画されてからここまでの活動を皆さんにお伝えできたらと思っています。私がメンバーに入る前の話は聞いた話なので少し曖昧な部分もありますが、企画者のなづきちゃんの夢に向かってどんどん行動していく姿に私もとても刺激を受けました。少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです! -     -     -     -    -    -    -    -クラウドファンディングの紹介ページにもあるように、このイベントは一人の高校生の想いから始まりました。「誰もが安心して暮らせる社会環境を創れる人になりたい」そんな彼女の夢は、手話通訳ができる看護師になること。平塚こども縁日の一番はじめはその夢を明確にするところからだったそうです。「手話教室に通って、手話とか変わっていく中で手話と人がつながる温かみを感じ、障害の有無に関わらず誰もがコミュニケーションを楽しめる社会を作って行きたいと思いました。」その中でろう学校に行って先生にお話を伺ったり、ろう者の中学生と実際に話していく中でろう難聴の当事者が社会で生きづらい環境ができてしまっていること、そして聴者がろう者に対して知らず知らずのうちに「心の壁」を作ってしまっていることに気がついたそうです。そこでろう難聴の小学生と聴者の小学生が縁日屋台の運営をすれば小さい頃からコミュニケーションの壁を取り払うことができるのではないか、というアイデアからこの「平塚こども縁日」が企画されました。そこからは、平塚市少年課の名義後援をいただき今回の会場となるひらしん平塚文化芸術ホールを借りたり、聞こえる聞こえないに関わらず楽しめるコンテンツを考えたり、そのコンテンツを一緒に作ってくれる方に出演依頼をお願いしました。そして、運営メンバーの募集。高校生メンバーは初め神奈川県内の高校にパンフレットを貼ってもらい、メンバーを集めたそうですが、なかなかうまくいかず、インスタグラムで協力してくれそうな高校生を見つけダイレクトメッセージで声をかけることにしたそうです。私もはじめ連絡が来たときはとても驚きましたが、嬉しかったことを覚えています。5月中旬頃、高校生メンバーが決まってからは、開催するためのお金を集めるために二手に分かれて「クラウドファンディングチーム」と「スポンサーチーム」で活動をしました。クラウドファンディングチームではページや紹介文を書いたり、リターンを考えグッズ等を制作しました。クラウドファンディングは、ファーストゴールの80万円に2週間ほどで達成し、セカンドゴール137万円も締切の数日前に達成しました!みんなで頑張って目標に達した時はとても達成感がありました。ご支援下さった皆さま本当にありがとうございました!スポンサーチームでは湘南地域の企業様や福祉法人、教育やまちづくりに力を入れている企業を調べ、200通ほどたくさんメールを送りました。(ちなみに返信をくださったのは3社程でした)そこでメールだけでは難しいと考え、最後は1社1社全員で手分けして電話をかけていくことになりました。思うようにいかないことも多くありましたが、最終的には後援・協賛含め12の企業と団体様に協力いただけることとなりました。協賛企業として応援してくださった方々も本当にありがとうこざいました。その間も同時並行でろう難聴の方、小学生、大人のボランティアを募ったり、また新たなコンテンツを企画していったりなど着々とイベントへの準備を進めていました。7月下旬頃、クラウドファンディングとスポンサー企業募集が終われば今度は個々で分担をしそれぞれが明日の本番に向けて動いていきました。当日のMC台本を作ったり、メディアに取り上げて貰えるよう連絡をしたり(つい先日神奈川新聞さんに取り上げていただけました)当日ゲストの対応や当日使う物品を準備したり、リターンを皆さまにお送りできるよう進めたりトンガリーズメンバーは主にそんな準備をしてきました。そして、OBやボランティアの方々もたくさん協力していただいていてスポーツコンテンツや、縁日、キッチンカーの準備、館内のセッティングや手伝ってくれるボランティアさんのサポートなど当日に備えて動いてくださっていました。そして小学生ボランティアの子達とも何回も交流会をして、看板を作ったり横断幕を作ったりみんなで士気を高めました。小学生はみんな元気いっぱいでろう難聴の小学生とも積極的に交流をしていて、とても楽しそうに過ごしていました!-    -    -    -    -    -    -    -計画から半年ほど。あまり詳しくはお伝えできていなかったのですが、大きくはこのように動いてきていました。これは私の把握している範囲なので、きっともっと多くの人が協力してくれていて私の知らないところでもそれぞれがたくさん頑張ってくれていたんだと思います。準備を進めていく中でたくさんの人が「すごいね、応援しているよ!」と言ってくださり、その中から協力するよ!と言ってくださった人とこのイベントを作っています。スタッフ・関係者だけで100人以上にはなると聞きました。ほぼボランティアにも関わらず、トンガリーズのことを想ってたくさん動いていただいていて本当に感謝しかありません。いよいよ明日が本番!あとはやるだけ!ずっと準備してきたものを出し切って「聞こえる、聞こえないに関係なく、誰もがコミュニケーションを楽しめる1日」そんな1日にできるよう精一杯頑張ります。明日来場していただける方はお気をつけてお越しください。たくさん楽しんでいってもらえたらとっても嬉しいです。来れない方、この「平塚こども縁日」が成功するよう祈っておいてください!よろしくお願いします!だらだらと長い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!トンガリーズ 伊藤茜 もっと見る

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