※2023/7/13追記【ネクストゴール達成のお礼】
皆様のおかげでネクストゴール「100万円」を達成することができました! ありがとうございます。 いただいた資金は大切に使わせていただきます。
今後は「より多くのご支援を砂漠緑化へ!」という想いをもってクラウドファンディング終了まで、情報発信に努めたいと思います。
引き続きご支援ご協力のほど、よろしくお願いします!
ごあいさつ:
こんにちはバンベンの坂本です。僕が青年海外協力隊時代、3年間過ごした地、中国内モンゴル・オルドス。内モンゴルというと大草原というイメージがありますが、ここオルドスは過放牧などによって砂漠化が進んでいました。「オルドスを元の緑に戻したい!」「・・・そうだ内モンゴルの塩を売って、その資金をオルドスの緑化につぎ込もう!」そう思いついたのです。2004年に「塩を売って緑を買う会社・バンベン」を立ち上げ、規模は小さいものの着実に緑化の歩みを進めてきました。しかしコロナ禍に見舞われ、主力の飲食店向けの販売が激減。この3年間何とか耐えてきました。やっとコロナ過が終わろうとしている今年は「第2の創業」という決意で臨んでいます。
ぜひより多くの方々にこの活動を知っていただきたい、また以前から応援していただいている方々に現状や今後の取り組みを改めてお伝えしたいという想いから今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
ストーリー:
始まりは1991年、僕は青年海外協力隊員として、中国・内モンゴル・オルドスの、モンゴル族高校で日本語を教えました。日本が大好きな素朴な生徒たちに囲まれて、楽しく活動していました。
*興味のある方は体験記「オルドスの風」をご覧ください。https://note.com/banben11/magazines
しかし、一つ気になることがありました。
オルドスとはモンゴル語で「宮殿のあるところ」という意味です。かつてチンギスハンが、オルドスの大草原の風景を気に入り、その家臣が宮殿を建てたという伝説があります。僕もその伝説の大草原を楽しみにしていました。
しかし行ってみるとそこは一面の砂漠でした。オルドスは砂漠化の最前線だったのです。僕自身砂嵐で死にそうになったこともあります。
そして舞い上がった砂塵は黄砂となって日本へ。途中PM2.5も伴い、呼吸器疾患などが増えています。
こうした経緯から、「第2のふるさとオルドスを、元の緑に戻したい」という思いが、強くなっていきました。しかし当時は行動を起こすことができないまま帰国、歳月だけが流れていきました。それから9年経った2003年、教え子から同窓会に誘われ久しぶりにオルドスへ。
三日三晩の激しい宴会が行われ、酔いつぶれそうになりましたが、立派に成長した教え子たちの姿を見て、今なら彼らとなら、「オルドスの砂漠を緑に戻す」という夢が実現できる、そう確信しました。その場で教え子たちに僕の夢を伝えると、村長になっていた教え子のスヤラトがぜひうちの村に来てください、と言ってくれました。
さっそく彼の村に行くと、やはり砂漠化が進んでいました。そこを最初の活動拠点に決めました。
砂漠緑化に一番必要なのは資金、それを稼いでくれるのがモンゴルの塩です。モンゴル料理といえば羊ですが、味付けは塩だけ。塩だけで素材が美味しくなります。この塩はきっと売れるに違いない、そう思い2004年、塩を売って緑を買う会社バンベンを立ち上げました。
商材が塩なのでそれほど売上はありませんでしたが、亀のような歩みでゆっくり着実に進めていきました。少ない売上の中から毎年数十万円を、砂漠緑化に投入。
今までに東京ドーム150個分の砂漠を、緑に戻すことができました。村のお年寄りが、「私の若い頃の風景に戻ってきた」、と言ってくれたのがとてもうれしかったです。
*これまでの取り組みは2018年にテレビ大阪で放映された「砂漠に挑む日本人」というドキュメンタリー番組でも紹介されています。YouTubeで視聴できるのでお時間のある時にぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=TotCVKF1Pok
しかし、ここ数年コロナや円安や原油高で塩の売上が減少。夢を続けるためにも、今年は「第二の創業」という決意で臨んでいます。
まずは圧倒的に足りない知名度を上げるために「ビジネスコントスト」に挑戦することに。去年から様々なビジネスコンテストに応募してみましたが、どれも箸にも棒にもかからない結果に。はやりビジネスというには規模が小さすぎるし、何か革新的な技術を持っているわけではないので当然の結果だったのでしょう。
自信を失いかけた時に「夢」がキーワードの「これ」ならひょっとして受かるかも。という最後の望みをかけて応募したのが「みんなの夢アワード13」でした。「夢」ならだれにも負けないという自負もありました。
果たして1次2次審査を突破し、見事ファイナリストに選ばれました!3月14日の渋谷公会堂でのプレゼンテーションはこれまでの人生で一番緊張した場面でした。残念ながらグランプリは逃しましたが、1500人の前で堂々と自分の夢を語れたのは自信になったし、今後ビジネスに結びつきそうなつながりもできました。
そして4月25日から1週間、オルドス出張に行きました。今回の目的は生ごみが原料で高い保水力・保肥力をもつ次世代型保水材「EFポリマー」の実証実験を行うことです。同時にコロナ禍で3年半現地に行っていなかったので、オルドスの現状確認と今後の方向性を考える旅でもありました。砂漠化した土地を緑に戻し、どうやって環境と経済の好循環モデルを創るか、多くのアイデアを得ることができました。また今年は黄砂の当たり年ということもあり、実際現地で砂嵐も経験しましたが、どうしたら黄砂を減らすことができるか、黄砂の発生源から考えてみることができました。具体的なことは今後、少しずつ実践することで示していきますが、やはりまだ何十年と続けなければならないと決意を新たにしました。
*オルドスでの活動が日テレニュースで報道されました!https://www.youtube.com/watch?v=XK-JYjSC-Ug
オルドス出張を経て、次に挑戦するのがこのクラウドファンディング。2003年教え子との運命の再会から今年で20年。今年は節目の年でもあるし、「第2の創業」という決意もあります。コロナが明けて心機一転、今まで応援してくださっている方々へ現状や今後の進め方を改めてお伝えするとともに、もっと多くの方々に砂漠緑化の取り組みを知っていただきたいとの想いから4年ぶりに挑戦することにしました。今回のクラウドファンディングを経て、年後半はひたすら営業活動を行い、ビジネスを成長軌道に乗せたいと思っています。
塩の売上を軌道に乗せ、より多くの資金を砂漠緑化に投入します。次に緑化した土地で高付加価値農業を実践。今回のオルドス出張で見つけてきた「文冠果」や漢方の薬草など、EFポリマーや有機資材を使った新しい農業に取り組みます。住民の生活向上を伴った、環境と経済の好循環が生まれれば、僕の「夢」である「オルドスモデル」の完成です。
何十年かかっても「オルドスモデル」を完成させます。
その後、この「夢」は地域を超えていきます。
今地球では1分間に東京ドーム5個分の土地が、砂漠になっています。
特に深刻な地域は、内モンゴル、モンゴル国、パキスタン、アフガニスタン、さらに中東や北アフリカまで。砂漠化が貧困を生み、紛争や内戦が起きている地域もあります。
これらの地域はすべて塩の産地でもあるのです。しかもまだ採掘されていない塩もあります。新開発した「クセになる塩」は、内モンゴルとパキスタンの塩を、ブレンドしたモノです。
オルドスモデルが完成すれば、これら地域の砂漠に眠っている塩を採掘し、世界中で販売、売上の一部を砂漠緑化に投入。緑化した土地で高付加価値農業を実践。オルドスモデルを世界の砂漠化に苦しむ地域へフランチャイズ展開していきます。
またこの「夢」は世代も超えていきます。30年前高校生だった教え子たちは今や40代。オルドスで砂漠緑化の会社を立ち上げた者もいます。
最近は教え子の子供たちも積極的に植林に参加してくれるようになり、夢は次世代へと受け継がれていきます。
そしてこの「夢」は国や民族や宗教の壁も超えていきます。みんな同じ夢を持って、同じ方向を向いています。夢の共有が砂漠化を止め、貧困や紛争や内戦のない世界へ導きます。
このプロジェクトで実現したいこと:
「夢」は果てしなく広がりますが、まずは「オルドスモデル」を完成させることが一番の願いです。
2003年の教え子との「運命の再会」から始まったバンベン事業も今年で20年を迎えます。現地での緑化事業は当初、単に木や草を植えて緑化面積を増やしていく「量的な砂漠緑化」でしたが、最近は緑を増やしながら現地の人々の生活の向上も実現する「質的な砂漠緑化」にバンベンの緑化事業も大きく変化しています。
具体的には砂漠化の原因の一つでもある過放牧(羊や山羊の増やしすぎ)を減らし、有機農業や漢方など高付加価作物の生産など新しい事業に取り組んでいます。長年の努力の結果ようやく今年提携先の村に日本の技術を使った有機肥料工場が完成しました。そして去年から環境にやさしい最先端の保水材「EFポリマー」の実証実験がスタートしました。今後、作物の選定や栽培方法の確立、高付加価値農作物の市場開拓など従来の植林に比べて、はるかに資金やノウハウが必要となってきます。
このクラウドファンディングを活用して少しでも多くの資金を集めるとともに、乾燥地農業や市場開拓に必要な人脈づくりを図っていきたいと思っています。
資金の使い道:
ネクストゴール100万円の使い道は下記のとおりです。
1 苗木等植林経費:約40万円
2 リターン経費:約50万円
3 クラウドファンディング手数料:約10万円
リターン:
植樹リーフ:
今年秋に予定している植林時に植えた木に支援者の名前を書いた植樹リーフを括り付けます。(リーフと紐は天然素材でできていて、1年後には自然に戻ります)後日その写真とお礼のメールをお届けします。(写真はイメージ)
クセのあるクセになる塩:
太古の海の名残りであるヒマラヤ岩塩、モンゴル天日湖塩、ブラック岩塩を絶妙な比率でブレンドしました!美味しい素材にササっと一振り。
肉が熟成肉に、焼魚が燻製魚に、ゆで玉子が温泉玉子に大変身 !? まさにクセになる新感覚のお塩です。
名称:クセのあるクセになる塩
サイズ:高さ110mm×幅35㎜×奥行35㎜
内容量:50g
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください
賞味期限 :なし
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
木になる塩:
モンゴルでは天日湖塩と岩塩が採れますが、「木になる塩」はこの両方の特徴をうまく活かすために、最適な比率で丁寧にブレンドしたバンベンオリジナルの塩です。
名称:木になる塩
サイズ:高さ160mm×幅70㎜×奥行35㎜
内容量:250g
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください
賞味期限 :なし
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
これ一本:
素材の味を引き出すモンゴル塩をベースに山椒、胡椒、醤油粉末、レッドベルペッパー、唐辛子を絶妙の割合でブレンドした「万能調味料」です。しかも化学調味料は使用しておりません。
名称:これ一本
サイズ:高さ90mm×幅125㎜×奥行25㎜
内容量:40g
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください
賞味期限 :10ヶ月
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
梅海苔ネーズ:
天山から有明海まで・・・、山と海の恵みを美味しく堪能できる商品を開発しました!清流食産プロデュース。その名も「梅海苔ネーズ」。小城牛尾梅林の梅と有明海の海苔とモンゴルの塩を美味しく混ぜ合わせた万能調味料です。
名称:梅海苔ネーズ
サイズ:高さ125mm×幅80㎜×奥行25㎜
内容量:150g
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください 。開封後は、10℃以下で保存してください。
賞味期限 :10ヶ月
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます
岩塩4種セット:
世界の代表的な岩塩4種類をセットでお届けします。(約50gの岩塩4個)
食べて良し!お風呂に入れて良し!そのまま飾って良し!
★モンゴル岩塩(透明):カルシウムが多く含まれていてほのかな甘みが感じられます。野菜・おにぎり・惣菜・食品加工などに最適。
★ヒマラヤ岩塩(ピンク)
マグネシウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルのバランスがよく、肉・魚・天ぷらなどに最適。その他バスソルトやマッサージソルトなど美容・健康・癒しなどにも最適。
★ブラック岩塩
その昔、楊貴妃も使用したと言われる伝説の岩塩。ご家庭のお風呂がイオウ温泉に。もちろん食用にも使えます。そのままだと温泉卵の味。隠し味に少量使うシェフもいます。
★ペルシャ岩塩(ブルー)
様々な岩塩の中でもっとも希少価値の高いペルシャのブルー岩塩。ヨーロッパでも高級料理などに使われています。また部屋に飾っておくだけでも癒されます。
名称:岩塩4種セット
サイズ:概算高さ35mm×幅35㎜×奥行35㎜×4個
内容量:約50g×4個
保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください
賞味期限 :なし
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
レドックスバスソルト:
ヒマラヤ岩塩(ピンク)とブラック岩塩をブレンドしたバスソルト。ブラック岩塩は悠久の時を経てできたヒマラヤ岩塩鉱床の底部にあった岩塩がマグマに焼かれできたものと言われ、イオウ成分が含まれています。いわば「イオウ温泉の化石」!地底から湧き上がるパワーを感じながらご自宅でゆっくり温泉気分を味わってください。
内容量:40g×10袋
大草原のはみがきこ:
モンゴルの天然素材「重曹」「岩塩」と八女産の有機ペパーミントパウダー、ホタテ貝殻由来の水酸化ナトリウムでできた安心安全「食べられる」歯磨き粉。(50g、約100回分、粉末タイプ)
シリンゴル重曹:
中国内モンゴル奥地のトロナ鉱石から作られた天然のもの。合成のものと違い、アンモニア臭の残留がなく、安心してお使いいただけます。環境に負担をかけない自然素材なので使った後、流しに捨てても大丈夫。
用途:お料理に、食品の加工に、野菜の空く抜きに、キッチンの洗浄に、ペットの洗浄に、お掃除に、洗濯に、歯磨きに、脱臭に、入浴になどあらゆる場面で使える「魔法の粉」です。(600g)
クエン酸:
トウモロコシとサツマイモから抽出した天然素材だから安心してお使いいただけます。
美容と健康に!糖質や体脂肪を燃やしエネルギーに変える、クエン酸パワー!
クエン酸で医者いらず! 自然の力でカラダ元気! 肉・魚・揚げ物・水割りなど
レモンの代わりにサッとひと振り!(300g)
天外天にがり:
海抜4,000m、乾燥して空気の澄みきったチベット高原で、露天掘りされた塩化マグネシウムの結晶を水で溶いたのが木曽路物産の天外天にがりです。結晶を溶解させる製法でつくるため海水を濃縮するタイプに比べ、同じボーメ度でもより塩分が少なく、マグネシウム含有量が多いのが特徴です。(100ml)
写真集「遥かなるウランダワ」:
2010年に日本語・モンゴル語・中国語で書かれた本が出版されました。ウランダワ砂漠での7年間の緑化活動の軌跡が詳しく書かれています。(日本語とモンゴル語で歌われたオリジナルテーマ曲「友情は永遠に青く」を収録したCD付)
*自費出版の書籍です。
砂漠で育つ果樹5年間オーナー権:
オルドスの砂漠に植える予定の果樹(文冠果)の5年間所有していただきます。お名前のプレートも用意します。(写真はイメージ)*万一、枯れた場合は植えなおしします。
5年後、収穫した果樹の加工品(果樹の葉を使ったバスソルト)と木の写真をお送りします。(2023年秋植林予定)
文冠果バスソルト:内容量(40g×10袋)
オルドス植林参加権(2023年秋予定)(現地までの渡航費別途)+植樹リーフ(2023年秋植林予定)+写真集「遥かなるウランダワ」:
*本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に:
ご覧ください!スージー村の砂漠は一面の緑に戻りました!しかし地球規模でみるとまだ小さな点でしかありません。これからが本番です。ぜひ皆さんの力をお貸しください。この夢はどなたでも参加できます。例えばこのバンベンの塩は500円ですが、1袋買うと、オルドスの砂漠に1本、木を植えることができます。このクラウドファンディングでご支援いただけるともっと多くの資金を砂漠緑化に投入できます。
また塩は食品、美容、健康などあらゆる分野で使われます。ぜひバンベンの塩を使ったコラボ商品を作りましょう!そして一緒にオルドスへ行き、砂漠に木を植えたり、有機農業をしたり、未知の植物を探したり、ワクワクしながら一緒に「夢」をかなえていきましょう!
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