2024/04/01 18:31

プロジェクトの返礼品のひとつ【出版記念イベント(オンライン)ご招待】のイベント開催に向けて、ただいま準備中です(一人で運営しているので、遅くなってしまって申し訳ございません)。

返礼品の対象者以外の方にも、有料で閲覧していただけるようにする予定です。

イベントでは、わたくし岡部えつが、ベルさん(堤麗子さん)と、『母をさがず』に何度も登場する水島文夫さん、それぞれにインタビューあるいは対談の形でお話をうかがう予定です。様々な事情や配慮から『母をさがす』には書けなかったことや、脱稿後に起こったできごとなどについても、たっぷりお話できると思います。

収録は4月中旬、オンライン配信はGW明けの予定です(決定次第、ここで発表いたします)。


ご質問を受け付けます

イベントに向け、プロジェクトの支援者の皆様や本の読者の方々からも、ベルさん、水島さん、わたくしへの質問を受け付けたいと思います。

どんなことでも構いません。匿名でもOKです。すべてにお答えできないかもしれませんが、なるべくたくさんのご質問にお答えするつもりです。

質問は、以下のいずれかの方法でお送りください。

●CAMPFIREの「メッセージ」機能から
●わたしが運営するサイト『GIファザーをお探しですか』のメールフォームから >>こちら
 (氏名の欄は、ペンネームや"匿名"の記述でも構いません)
※締切 2024年4月10日


プロフィール

堤麗子(つつみ れいこ)/ベル

1949年、北海道札幌市にて日本人女性と進駐軍の米兵との間に生まれる。生後間もなく児童養護施設へ預けられ、家族を知らずに育つ。20代〜30代半ばまで、"外人ストリッパー"として全国を回って生計を立てた。踊り子としての芸名「ベル」は、その後も通称となる。2022年、長年の夢であった「母と弟を見つけ出す」を、友人で小説家である岡部えつの調査によって実現させる。その顛末は、岡部えつ著『母をさがす——GIベビー、ベルさんの戦後』となって2024年2月に亜紀書房より出版された。

水島文夫(みずしま ふみお)

1949年神奈川県横浜市生まれ。国家公務員として郵政省に3年勤務の後、文学座養成所を経て俳優に。テレビドラマや舞台などに出演するかたわら、新宿三丁目で今年(2024年)開店46周年を迎えるスナック『雑魚寝』を経営している。ベルさんとは、彼女のストリッパー時代に出会った。天涯孤独だったベルさんに親身になって寄り添い、人を信じることが苦手な彼女にとって数少ない心を許す相手となった。

岡部えつ(おかべ えつ)

1964年大阪府豊中市生まれ、群馬県前橋市育ち。2008年、第三回『幽・怪談文学賞』短編部門最優秀賞を受賞し小説家となる。2003年より『雑魚寝』に通い始め、ベルさんと知り合う。2022年夏、彼女から「お母さんと弟を探して欲しい」と依頼され、調査の結果二人の居所をつきとめた。ベルさんを、お母さんのお墓参りと異父きょうだいたちとの対面のためにアメリカに連れて行くことを決意。2023年夏、渡航費用を募るクラウドファンディング・プロジェクトを立ち上げた。2024年2月、『母をさがす——GIベビー、ベルさんの戦後』出版。