maru 最年長メンバーである福田修二さんとやさしくてモノづくりが大好きな山下さおりさん。今回のまるのまどは、2014年から工房まるに所属し、曰佐のアトリエで活動する同期二人による展覧会です。会期が始まってからのご案内となり申し訳ありません。二人展「木もれ日」は9月26日まで開催しております。福田さんは、日々の創作をスタッフが制作したコミュニケーション装置(通称:ビー玉装置)を使って取り組まれています。福田さんが、メンバーやスタッフ、お客さんから受け取ったビー玉を装置の入り口にゆっくりと運び、そっと投入するとビー玉がコロコロと転がり、出口で絵具を纏って紙の上に飛び出して一筋の線が走ります。
福田さんにビー玉を渡す人は、「福田さん今日の調子は?」「こっちから渡すと受け取りやすいかな?」と福田さんに聞いたり、想ったり。それは、福田さんとの共同作業であり、コミュニケーションだと考えています。ビー玉をひとつ、ふたつ、10個、20個、100個…と転がし、福田さんとのコミュニケーションをした時間と数が記録されていく。そんなビー玉装置を使って創作に取り組まれています。
山下さんは、かわいいものに対する探究心と制作の丁寧さがとても魅力です。絵画をはじめ、コラージュ、ドライフラワー、ぬいぐるみ、刺繍、編み物など、どの作品もゆっくり時間をかけて丁寧に仕上げられています。大好きなモノたちと作品に囲まれた山下さんの創作空間は、かわいくて、やさしくて、ゆるりとした、心地よい時間が流れる山下ワールドになっています。今回は、その空間をまるっとそのまま、展示しています。
山下さんは、いつも福田さんに話しかけたり、たまに一緒に散歩に行ったり。福田さんも山下さんに問いかけに頷いたり、タッチでアンサーしたり。二人は12年の歳月をかけてお互いの安心感と信頼関係を築いてきました。普段は、人前に立つことが苦手な山下さんも福田さんと一緒ならと少し勇気を出して、今回の二人展を開催することができました。福田さんがいることで生まれた作品の展示も行っています。
「木もれ日」のようなやさしくて心地よい二人の存在と作品たち。おだやかに流れる二人のまるでの12年を感じていただけるのではないかと思います。
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福田修二×山下さおり
二人展「木もれ日」
◯期間
2026.08.21 Fri-09.26 Sat
◯会場
shop&gallery まるのまど
火-金 11:00-16:30
土 11:00-17:30休
日月祝
福岡市早良区田村6-19-18
t.092-985-2412(工房まる田村のアトリエ)
※公共交通機関、近隣の有料駐車場をご利用ください。
福田修二|Shuji Fukuda
<プロフィール>
1949年生まれ。2014年より工房まる所属。アトリエを見渡せるいつもの席に座り、オシャレなハットとサスペンダーを付けたその佇まいから、いつしかメンバー・スタッフから「会長」と呼ばれ親しまれているmaru最年長メンバー。
山下さおり|Saori Yamashita
<プロフィール>
2014年より工房まる所属。姉のように慕われる人柄を表すような、やさしい色使いで描かれるアカルイ世界。絵画だけでなく、手芸やドライフラワーなど、いろんな素材や手法によるモノづくりを楽しんでいる。




