本日の札幌公演を待ちまして、クラファンから始まった企画が幕となりました。
応援くださったみなさま、そしてご来場くださったみなさまに心より御礼申し上げます。
おかげさまで私は13年ぶりの北海道訪問をさせていただきました。
ピアニストである主聞さんに歌を歌わせてしまったり(!)
会場のみなさまとも声や心を合わせたり
もしかしたら他の場所ではやらないようなことも多かったかもしれませんが
今は懐かしいといわれる音楽も当時は先端のもので、
人々に愛されてきたものなんですよね。
戦後、その前に比べて日本の文化は教育の観点から少しアイデンテティを薄める方向に進んだかもしれないという話をきくこともありますが
どの時代も歌というのは
言葉に音を乗せているというのに
言葉にならない想いを歌われている部分も多いです。
テクニカルな部分は西洋のものかもしれないけれど、日本のそれだとわかる音の交わりがあったり、
また一目で日本の文化だとわかる着物であったり。
そんなものがふわりと浮かんだところから始まったこの企画。
「クラファンの時から追いかけて一緒に作っているような感じがして面白かった」
と言ってくださる方々もいらっしゃり
大変嬉しく思っております。
たくさんのことを考えながら進めてきたこの企画。
日頃は企画や運営の面に関しても音楽作りに関しても、その道のプロが支えてきてくれたこと、これまでずっと歌手として大切に守られてきたということ
改めて感じておりました。
そういったことを全て一度に行って
自分の力不足もたくさんある中で
楽しみです、流れを追うのも楽しかったです、来て良かったです、と声をかけてくださったことがどんなに励みになったことか。
そして当日ホールに出た時の皆さんのお顔、ロビーでの笑顔に与えていただくものがどんなに大きいことか。
たくさんの素敵な出会いと再会、そしてピアノに感謝して。
ありがとうございました。
良い一週間をお過ごしください^ ^