大学1年生の春、学友会ライフセービング部の活動を知り入部を決意。その新入生歓迎会で現相棒の髙橋崇と出会う。学年委員選考の中、良い組織には良い参謀がいる!俺が参謀になる!!そんな心強い一言で、自分が委員長、彼が副委員長。小峯力部長のもと、同期・先輩・後輩と共に多くの学びと、かけがえのない経験をさせて頂きました。監視活動や競技活動、海浜実習等の引率をする教育活動と様々でしたが、ある大会でDJをつとめた女性アナウンサーが、元ライフセーバーとの経歴を口にした時…小峯先生が、今もそれが貴女のライフセービングだよ!と言ったのです。衝撃が走りました…実はその頃、自分のライフセービングの未来が描けずにいたのです。活動を続ける環境の限られた世界。社会でどう活かせるのか?不安で仕方ありませんでした。しかし、先生のその一言で吹っ切れたのです。自分は自身のライフセービングを貫けば良いんだ!と…ゼミは、山本郁榮先生のスポーツ医学でしたので、教職を取り、教育実習にも行きましが、医療の道を志し大学卒業後、3年制の専門学校を2校、夜間部で卒業しました。国家資格を修得し、先ずは現場で活躍するライフセーバーをケアするこが、自身のライフセービングとなりました。院を構えて活動する中で、予防の必要性を痛感しました。自身のライフセービングと今後のライフセービングを模索する中で、介護予防通所介護業を展開することを決意…そこで…これをやるには自分1人では出来ない…良い組織には良い参謀が…大学を卒業して、体育の教員となっていた髙橋に…教壇だけが教育の現場ではない!俺らはどこにいても教育者だ!己のライフセービングを貫き、ライフセービングの新たなフィールドを築き上げよう!!と勧誘。実際の構想は10年以上も練り上げたもので、既存の枠にとらわれないプール(水中運動の出来る)デイサービスです。立ち上げに際して、建築基準法やまちづくり法など行政とのやり取りが続き、ざっと2億円から4億円かかると言われました…しかし、諦めずに方法論を模索。法律の勉強も深め、いざ!許認可が降りた時は最高に嬉しかったです。行政より、貴方のこの方法しか出来ません!とあれから約10年、ライフセーバーの後輩が1人加わり、活動の場を全国に広げる準備は整いました。この度、活動の報告を兼ね小峯力先生の研究室 現在 中央大学教授 / 博士(救急救命学)生命健康科学研究室主任教授にご挨拶に伺ったのがこちらの写真です。先生からは、正に研究の社会実装だとお褒めの言葉を頂きました。これからを見据えて、活動を続けてくれ!応援してると…今までも、これからも応援し続けてくださる我々の心の支えです。先日、周年記念で我々2人は日本体育大学伝統のエッサッサを披露させて頂きました。その号令のお願いも兼ねていたのですが、大切な公務のため小峯先生はご出席叶わず…代わりに、非営利活動法人西浜ライフセービングクラブ理事長の篠岳瑠さんをご指名頂きました。私が初めて配属された浜の警備長。現場の頂点に立つ偉大な先輩は、当時よりずっと私に身体のケアを託してくれているんです。私に自身のライフセービングを貫かせてくれたのは、他でもない岳瑠さんです。岳瑠さんの号令のもと、5年ぶりに全身全霊を込めたエッサッサ1本。全ての縁(えにし)に感謝して今後も、ライフセーバーが活躍出来るフィールドを開拓して行きます。 つづく