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重要伝統的建造物群保存地区「福住」のバス停待合所を歴史的町並みに合う焼杉板に!

関西大学の住環境デザイン研究室、篠山東雲高校、福住地区まちづくり協議会が連携し、重要伝統的建造物群保存地区である福住の放置竹林の間伐材の新たな活用として、竹でまちなみデザインを行う地域活動を行なっています。このプロジェクトにてバス停「福住」待合所の外壁を歴史的町並みに合う焼杉板の意匠にします。

現在の支援総額

42,000

21%

目標金額は200,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/08/18に募集を開始し、 7人の支援により 42,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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重要伝統的建造物群保存地区「福住」のバス停待合所を歴史的町並みに合う焼杉板に!

現在の支援総額

42,000

21%達成

終了

目標金額200,000

支援者数7

このプロジェクトは、2023/08/18に募集を開始し、 7人の支援により 42,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

関西大学の住環境デザイン研究室、篠山東雲高校、福住地区まちづくり協議会が連携し、重要伝統的建造物群保存地区である福住の放置竹林の間伐材の新たな活用として、竹でまちなみデザインを行う地域活動を行なっています。このプロジェクトにてバス停「福住」待合所の外壁を歴史的町並みに合う焼杉板の意匠にします。

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はじめまして!ふくたけです!

はじめまして!私たちはふくたけです!関西大学の住環境デザイン研究室、篠山東雲高校、福住地区まちづくり協議会が連携し、重要伝統的建造物群保存地区である福住で放置竹林から間伐された竹の新たな活用として竹でまちなみデザインを行う地域活動を行なっています!


地域の抱える放置竹林の課題解決と歴史的まちなみの景観保全を目的に、私たちはデザイン活動を行なっています。丹波篠山市では放置竹林が大きな課題であり、竹林整備や竹材の新たな活用方法が求められています。私たちは、重要伝統的建造物群保存地区である福住地区において、竹を用いた歴史的なまちなみを提案したいと考えています。現在は、バス停待合所の修景、竹のフラワーポット製作、地域の人たちの憩いの場となるヤギ小屋製作の実現を目指しています。


このプロジェクトは2017年から活動を開始し、放置竹林の間伐材を活用し、地域の方々やこの地域に通う高校生が日々使うバス停待合所を、伝統的なまちなみ景観に合わせて修景し、より愛されるものとなるよう改修活動を行なってきました。大学生、篠山東雲高校、福住地区まちづくり協議会が協働し、2017年から2019年までに3つのバス停待合所を、竹材を用いた温かみのあるデザインに改修しました。その後、改修第一号であるバス停「福住」の待合所が経年劣化してきたことから、昨年度(2022年度)から今年度(2023年度)にかけて、ベンチや内壁の改修、背もたれの布の染め直しを行いました。これまでは予算がなく、トタンの外壁を変えることができなかったため、今年度は外壁のトタンを取り外し、焼杉板を張ることで(下写真参照)伝統的なまちなみに合うよう改修したいと考えています

私たちが活動を行う兵庫県丹波篠山市福住は、江戸時代に宿場町として栄えました。歴史的・伝統的景観が残っていることから、2012年に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。選定をきっかけに茅葺き屋根の再生など景観が復元され、最近ではテレビの取材(NHK・クローズアップ現代、ふるカフェ系 ハルさんの休日など / テレビ東京・風景の足跡)や移住者・起業者が増える活気あふれる地域です。

活動を進めてゆく中で、主体となる団体の説明をします。

福住地区まちづくり協議会

福住地区まちづくり協議会は、住民間の連帯、連携によって、福住地区のまちづくりをおこなっています。 バス停「福住」待合所改修のスタートアップ時より、福住地区で活動を進めるにあたり心得ておくべきこと、福住地区のみなさまに活動を知って頂くためにできることなどについて、話し合いの場で現在でも活動報告や相談にのっています。また、当団体が毎月発行している広報紙「福住さとねっと」に、高校生や大学生の活動の様子を掲載し、広報の面からも協力をしています。

兵庫県立篠山東雲高等学校

兵庫県立篠山東雲高等学校は、日頃のプロジェクト学習において園芸や家畜のことなどの学びを活かし、育てた花でまちを彩ったり、竹のフラワーポットや竹のベンチの製作を大学生と共同して行っています。今後はこれらだけでなく、高校で飼育しているヤギなどの動物や栽培している花を活用した地域の方々と交流が生まれる場所づくりをしていきます。

関西大学住環境デザイン研究室


関西大学住環境デザイン研究室は、建築学生であることを活かし、福住地域の方々がやりたいことを実現するお手伝いや、まちなみへの提案として、バス停の改修案、竹のフラワーポット・竹のベンチなどの設計・施工を地域でおこなっています。材料として放置竹林からの間伐材を利用しながら福住地区のまちなみがより豊かに、より地域の方々に愛されるものとなることを目指して活動を行っています。

NPO法人SHUKUBA

NPO法人SHUKUBAの皆様は廃校となった福住小学校を、暮らしを豊かにする学び・なりわい・にぎわいを応援することを目的に地域コミュニティ活性化施設として丹波篠山市より指定管理を受けて運営されています。

バス停「福住」待合所改修のスタートアップ時から、打ち合わせやご相談を行わせていただく場所をお借りしました。竹の間伐材や木材の加工作業を開始してからは、作業場所をお借りするなどご協力を頂いております。

蜂谷良明さん

工務店の大工さんだった蜂谷良明さんにはバス停の施工を行うにあたって、施工方法が適切かどうかご相談に乗っていただいております。また、私たちの技術では加工の難しい箇所を助けてくださっています。

2022年9月   まちなみ保存会の審査で許可を得る
2022年12月       内壁の施工完了(2022年度活動完了)

2023年8月-9月  施工図面作成・蜂谷さんとの施工相談
2023年9月末        クラウドファンディング終了
2023年10月       施工準備(部材発注・加工)& 施工開始
2023年11月中旬  バス停「福住」待合所完成予定

2024年1月下旬 リターン発送予定


2017-2019の活動

竹の間伐材を用いてまちなみデザインを提案する活動は、2017年に京都大学の学生有志が福住地区の篠山東雲高校で開催した「竹の活用法を考えるワークショップ」にて、高校生より「バス停待合所を改修することで、もっとこの地域に人が来て欲しい」と声が上がったことをきっかけに始まりました。手探りの中、京都大学の有志学生と丹波篠山市地域おこし協力隊がプロジェクトを立ち上げ、福住地区まちづくり協議会、まちなみ保存会、ヘリテージマネジャーの方と相談しながら、篠山東雲高校生、地域の方々が連携して、まず福住地区の顔となるバス停「福住」待合所の改修を実現させました。完成したバス停待合所を見て、他の自治会からも「ぜひうちのバス停待合所も改修してほしい」との声がかかり、2018年に「原山口」、2019年は「西野々」のバス停待合所を竹材を用いて改修してきました。

2022年以降の活動
⓵バス停「福住」待合所をさらにまちなみに適した姿へ

2022年からは、京都大学のプロジェクト主要メンバーが関西大学に移籍したため、関西大学の住環境デザイン研究室が活動を引き継ぎ、2017年度に最初に改修されたバス停「福住」待合所が経年劣化したため修繕を行い、より重要伝統的建造物群保存地区にふさわしい外観となるよう計画・設計しています。 

2022年度は2月から5月にかけて竹林から竹を伐採し、油抜き作業(竹を炙り水分油分を取り除くことで虫に食われにくくなり、耐久性がまします)を行い、6月から7月には市役所、ヘリテージマネージャーの方、地域の方々と相談しながらデザイン決定を行いました。9月には福住地区のまちなみ保存会にデザイン案の承認をいただき、10月から12月にかけて地元工務店の方に施工方法などご助言をいただきながらバス停のベンチの修繕・増設、内壁を竹材で加工する作業を行いました。


竹の油抜き作業の様子です。SHUKUBAさんの体育館前をお借りし3日間かけて行いました。

まちなみ保存会の皆様に、バス停「福住」待合所のデザイン案を審査していただきました。

緊張です。油抜きした竹の間伐材を、内壁用・ベンチ用に仕分けながら切り出していきます。

内壁用に、竹を編み込んでいます。思っていたよりコツを掴むのが難しく、苦戦しました。

高校生と大学生がベンチの仕上げを行いました。竹材は一つ一つ幅が違うためベンチの幅に合うように組み合わせを考え、丁寧に並べて固定します。編んだ竹とベンチを設置して…

2022年度完成!

高校生やその先生、大学生、地域の方々と一緒に完成式!

➁篠山東雲高校生とまちなみを彩るフラワーポットの提案

兵庫県丹波篠山市で重要伝統的建造物群保存地区の全国大会が開催されるにあたり、2022年8月に大学生と篠山東雲高校生が「福住地区のまちなみをより豊かにするためにできることは何か」を考えるワークショップを開催しました。

そこで高校生より「自分たちが学んでいる園芸デザインを活用してまちなみを彩りたい」との意見をもらい、竹でフラワーポットを試作することになりました。同年11月に高校生と竹の伐採からフラワーポット製作、花の植え付けまで一緒に行い、完成したフラワーポットは重要伝統的建造物群保存地区10周年記念フォーラム(福住地区にて開催)にて展示しました。地域の方々からフラワーポットは好評で、全国大会に向けて新たにフラワーポットを製作して欲しいと依頼を受け、追加でフラワーポットを製作し、全国大会当日に展示しました。

福住地区について大学生が高校生にレクチャーしています。そのために大学生がしっかり勉強し準備しました。

福住のまちなみに対して何ができるのか、考えるワークショップを行いました。

重要伝統的建造物群保存地区10周年記念フォーラムにて展示!そして…

全国大会に向けて、竹を伐採し間伐材を切り出します。

2023年度とこれからの活動

2023年度は昨年度からの活動を引き継ぎ、新年度になり新しい学年の高校生たちと2023年5月の重要伝統的建造物群保存地区の全国大会(丹波篠山市開催)に向けて、活動をスタートさせました。

まず福住についてのレクチャー・まちあるきを行い、共に重要伝統的建造物群保存地区の全国大会に向けて昨年度切り出した竹の間伐材を使い竹のフラワーポットを完成させました。

2023年5月は重要伝統的建造物群保存地区の全国大会(丹波篠山市開催)に向けて、福住地区の染め職人である「けせら工房」さんのご協力のもと、篠山東雲高校生と大学生、地域の方々がバス停「福住」待合所の背もたれの布を染め直し、まちなみに合うベンガラの色へと変えました。

そしてこれからは、バス停「福住」待合所の外壁の改修を行うとともに、高校生・大学生と地域に開かれたヤギ小屋を計画・施工していきます!


一本ずつ丁寧に、ビスを打ち込んでいきます。花は東雲高校生たちが育てたものを使わせていただき、どの株がいいかなどを選び出しました。

竹のフラワーポット完成!このフラワーポッドは全国大会に合わせて福住のまちの各所に配置されました。

高校生+先生+大学生+地域の方と協力しバス停の背もたれに使う布を染めていきます。
一度では染まらないので複数回作業を行いきれいなベンガラ色になりました。

高校生、けせら工房さんと記念写真!

最後はバス停の看板を焼きペンで焼き直し、柿渋を塗ってきれいにしました。

篠山東雲高校のヤギ現在、内壁と背もたれの施工は完了していますが、ここからさらに外壁のトタンを焼杉板の意匠に改修するしていきます

また私たちの活動は竹のフラワーポットの製作を通して篠山東雲高校生と大学生が協力し、まちなみデザインまで幅が広がりました。

今年度はバス停「福住」待合所の外壁の改修と並行し、篠山東雲高校のヤギ小屋を地域の方にも気軽に立ち寄ってもらえる憩いの場となるよう共にデザインし、一緒に施工を行う予定です。

これからも福住地区の放置竹林の間伐材の新たな活用方法をさらに提案していきたいと思います!ぜひご協力お願いいたします。

 

資金の使い道
皆様からいただいた支援金は木材の高騰により足りなくなったバス停「福住」待合所の外壁材料費に当てさせていただきます。

・焼杉板の購入費
・リターンにかかる経費(送料)
・クラウドファンディング手数料

リターンのご紹介

『お礼のメール』¥500
お礼のメールを完成写真と共にお送りします。

『お礼のハガキ』¥1,000
バス停のイラストを描いたハガキにお礼のメッセージを添えてお送りします。

『コースター+ハガキ』¥2,000
バス停背もたれと同じベンガラ色の布でつくったコースターをハガキと共にお送りします。

『てぬぐい+ハガキ』¥3,500
てぬぐいを背もたれ布を染める際にお世話になったけせら工房さんに協力いただき染めました。ひとつひとつ異なる模様になっています。

『コースター2枚+てぬぐい+ハガキ』¥5,000
コースター2枚とてぬぐいをセットにしてハガキと共にお送りします。

『刻印』¥10,000
あなたのお名前をプロジェクトの看板に刻印いたします。看板はバス停完成以降ずっと飾られます。

『全部セット』¥15,000
全部の商品をセットにしたものです。


最後までご覧いただきありがとうございます。このプロジェクトではバス停「福住」待合所を焼杉板の外壁にするものです。しかし活動としてはバス停だけでなく様々な竹の間伐材を利用した活動に取り組んでいます。皆さまご協力のほどよろしくお願いいたします。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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      お礼のメッセージをハガキにてお送りします。 ハガキにはバス停のイラストが描かれています。

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