【ニセコ地域地熱発電の資源量調査事業における蒸気噴出について】
現在、各種メディアにて連日報道されている「ニセコ地域地熱発電の資源量調査事業における蒸気噴出」につきまして、お客様より当農園へお問合せがございました。ご不安に感じていらっしゃる方もいらっしゃると思いますので、現時点で当農園が分かる範囲でお知らせいたします。少しでもご安心いただけましたら幸いです。
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◆蘭越町の蒸気噴出問題と当農園の関係について
蘭越町は、当農園のあるニセコ町の隣町となります。
そのため、位置関係的に今問題となっている蘭越町の蒸気噴出とは無関係とはいえませんが、当農園の農業用水は蒸気噴出が発生した山とは異なる水系(羊蹄山方面)から流れております。そのため、当農園では取水制限などもなく、例年通りメロンを栽培できております。
◆蘭越町の水質問題について
各種メディアで報道されている、有害物質が検出されたという件につきましては、あくまでも噴出現場敷地内の測定値であり、噴出現場周辺以外における水質に問題がないことが事業者である三井石油開発の公式発表による水質検査により分かっています。これに伴い、現在蘭越町の農業用水の取水制限は解除されております。
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※情報は、2023年7月7日現在のものとなります
※「三井石油開発(株)」の新着情報は【こちら】をクリック
当農園を含め、近隣農業者は現在繁忙期です。
今回の蒸気噴出問題により、各種対応に追われ、本来の業務に支障をきたしている農業者もおります。何より、今まさに収穫前という大切な時期にこんなことが起こって、正直ため息がでています。
最後になりますが、各種メディア報道による近隣農業の風評被害が出ないことを祈っております。
高橋農園 代表 高橋悠太