ネクストゴールを設定して、リターンにグッズを追加する理由をお話します。
そもそもこの公演及びクラファンは「福岡は浪曲の街!」と声を大にして言いたいから。
とは言え、いくら1人で叫んだって賛同してもらえなければ意味がありません。
そのためには福岡であっても、まず「そもそも浪曲とは?」から伝える事からスタート。
そんな想いで公演を続けて3年。埋もれてた浪曲ファンや、新しいエンタメとして受け入れてくれた若者など、少しづつですが浪曲の魅力が伝わったかな・・・と思いつつ、現実の集客はそう甘くありません。そこで起爆剤として記念公演とクラファンを企画したのですが、それでも
まだ足りない。自分の伝える力、営業力の無さにはほとほと忸怩たる想いですが、
そこで考えました。
人が少ないなら「モノ」で浪曲の街・福岡を叫ぼう!
そう思って、まず着手したのが「福おか軒梅えもん」です。雲右衛門の写真見てたら福岡の憲章と重なって、スラスラとイメージが固まりました。当初は「えもん」繋がりで藤子◯っぽくしようかと思ったんですけど、絵師さんの絵柄が良かったので今時っぽいタッチになってます。
この、自由に使える梅えもんで「浪曲の街・福岡」をガンガンアピールさせよう。
演芸界ではほぼ見ない取り組みですが、浪曲ファンはもちろん、演芸クラスタ以外の視界に入れるツールとして活用しよう。その活躍の場として思いついたのが「応援うちわ」です。
考えてみたら浪曲グッズってCDか木馬亭関連しか無く、コロナ禍では自作の応援うちわを
会場で見かける事もありました。今では声出しも解禁されたので、わざわざ「うちわ」なんて
必要ないのかもしれませんが、とは言え応援グッズの定番ですし、初心者にはハードルが高い
声出しのかわりになりますよね。そして、梅えもんのイラストだけ入れさせてもらって、裏を
無地にすれば、サイン色紙の代わりにもなる!と言う事で梅えもんグッズ第一号は「応援うちわ」に決定!したんですが、ご承知の通り、公演実施の資金もないのにグッズを作る余裕なんて無いわけで、本来なら10月公演で会場販売したかったのに塩漬け状態になってました...
そんな中、ありがたいことにクラファンが目標に到達しネクストゴールを考えた時に、このうちわの制作が再び浮上しました。そもそもお預かりした資金にはリターンの調達費が入ってなかったので、元々リターンは手出しで考えてました。チケット収入で出演者のギャラからリターンの調達まで全て賄うのは厳しいのが現状です。ですから、引き続きのご支援ご協力、情報の拡散に
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。