どうも。
2年ぶりの梅仕事で、良い感じに出来上がった梅ちゃんに
小踊りでテンションが上がっているカワバタです。
ー全日本人に告ぐー
なんていう、たいそうな言い回しからはじまりましたが、
今回は作品タイトルについてのお話です。
数ある作品の中から、最も謎めいたタイトルのものを3点あげました。
読めた方いらっしゃいますか(´・ω・`)?
( ˙꒳˙ ᐢ )ハイハーイ!!、読めた方はぜひ教えてください。
なぜならカワバタはこれを読むことが出来ましぇん∠( ᐛ 」∠)
( ・᷄ὢ・᷅ )ハイ?
仮にこの作品のタイトルを「ひまわり」としましょう。
「ほう、これがひまわりですか。へぇ……。」
ー END ー
作品はタイトルが9割
ベストセラーにあやかって使ってみました(੭ ᐕ))
9割とはさすがに言い過ぎですが、しかしタイトルとはおそろしいもので、うっかりすると作品の世界観を狭めてしまいます。
先程の例のように、見え方が「ひまわり」に固定されてしまい、
それ以上に発展しづらくなります。
厳密には「ひまわり」が悪いわけではなく、
問題なのは、「そこから先の創造へとつながっていない」ということです。
中には「ひまわり」でも充分に楽しみながら見ることが出来る人もいますが、ごく少数です。
芸術作品と対峙した時、どうしても先に答えを求め、多くの場合自分で考えるという教育ではなかったため(少なくとも昭和世代は)「ひまわり」以上の見え方を期待するのは難しいです。
また名付け親であるアーティストのセンスも強烈に問われます。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「ひまわり」はまだ良いですが、これが風刺的、政治的思想を思わせる言葉を持ち出そうものなら、見え方はさらに限定されます。
(そうなると、もはやそれが狙いなんでしょうけど)
私は明るい安村、いえ、明るい芸術が良いので
作品は、未来への創造を開く扉であれ!と思います\( ᐛ )/パワアァァ!!
はじまりの地図として
で、結局お前の作品のタイトルは何なんだ?というお話しですが、
私は出来るだけ作品の見た目と一致するようにタイトル付けをしています。
↑上の青い作品は、
「青でぇー、三角っぽい形とぉー、丸とぉー、それからひし形ぁみたいなー」(別にギャルではない)
を、「あお_△◉♢と」という風に、記号を使ったりしてタイトルに落とし込んでいます。
作っている時に感じていること、あるいは作品から聞こえてくる「声」といってもいいでしょう。
どういった過程でこの作品は出来上がったのか、
無意味なことを感じながら作っていたのなら、無意味に感じる言葉を探し、夜の景色を思い浮かべていたなら、そこで感じていた薄暗さや、音の静けさを連想させるような言葉を選んでタイトルにします。
創造の世界へ繰り出すための、最初の目安となる地図のようなものですから、もし、作品の見た目とタイトルが乖離していると感じた時は「嘘」が入り込んでいる可能性が高いので、そうならないために作品との対話を重ねることはとても大切なことです。
しかし悲しいかな、キャプション(タイトルと説明文)を読んで終わってしまうパターンはあとを絶ちません。
「もっと自分で創造(妄想)するんだ!!」
というささやかな抵抗も入り混じり、私の場合あえて読ませることを前提にしていなかったりもします。
結局作品はタイトルが9割でもない
ここまで話してなんですが、実はタイトルはあろうがなかろうが、
どっちだって良いです( ﹒︠௰﹒︡)エッ?
美術館やギャラリーで展示する時にないと不便だなー、
ぐらいのことです(」゜ロ゜)」マジスカ。
テキストの寿命は物に比べると失われやすいように感じます。
知らないだけで、実は土器にも名前がついていたかもしれません。
※下ネタではない
結局のところ鑑賞者が相応しいと思うように呼んでくれれば作品もその方が喜ぶし、それが健全のように感じるのです。
どうか自信を持って様々な芸術作品の前に立ち、あなたのクリエイティビティを発揮して、その物語を聞かせて欲しい、
そう願っています。
以上「K A W A B A T Aの作品タイトルの謎を追う」の巻でした。
ではまたね。Bye(´・∀・)/