今日はCD-3βに使われているドライバーのこだわりを、皆さんに知っていただけたらと思います！早速紹介していきますね！コイル巻きと振動板成形のどちらも自社で作業しており、他の工程もほとんど自社で行っています！使用しているコイル線の太さはなんと直径0.05㎜！とても細い…どれぐらい細いかというと、日本人の髪の毛の平均的な太さが約0.1mm、細い人で0.05mmと、コイル線とほぼ同じ！自身の髪の毛を見ていただければ、その細さがよくわかるかと思います。（ちなみにマイクロホン用のコイル線はもっと細かったりします）線の材質は、銅の線に絶縁と融着用途の2層コーティングを施しています。はんだは流石に環境基準が厳しくなったことで、当時と同じものは使えず鉛フリーを使用。更にドライバー用はんだはコイル線の銅喰われを防ぐため、銀よりも銅の含有量が高いタイプを使っています。振動板は社内工場で成形、タンジェンシャルとよばれる溝を大量につけて音響効率を高めています。ドライバーは完成後全数、熟練の検査員による聴感チェックを行っており、検査機では判別できないエラー品を検出しています。プロジェクト終了まで残り10日！まだ支援してなかったな～という方、いらっしゃいましたら是非ご支援よろしくお願いいたします！【CD-3βに使われているドライバーの中身たち】左上から：ドライバー背面、ドライバー正面チラ見せ左下から：ヨーク、マグネット、プレート、コイル、振動版

みなさんプリモがどんな会社かご存知でしょうか？今回初めて知ったよ！という方が多いと思います。元々知ってたよ！という方ありがとうございます！そこで簡単にプリモの紹介をできればと思います。Q1:会社はどこにあるの？A:東京都瑞穂町に本社（工場併設）があります。※日本以外の世界6か国に工場＆事業所ありQ2：創業はいつ？A：1952年で、レコードのピックアップが始まりでした。Q3:主な事業は？A：音響部品・音響機器の「設計」「製造」「販売」を行っており、自社開発・製造が可能な数少ない国内メーカーです。日本にとどまらず、世界の音響機器企業へ製品を供給しています。Q4：具体的にはどんな製品に使われてるの？病院のナースコール・電車やバスの車掌さんが使用するマイク・スマート家電・車の通話や居眠り防止・ATMのハンドセットなどなど、たくさんの音に関わる製品に内蔵されています。少しプリモについて知れたでしょうか？知らない企業に支援するのって不安だと思うので、少しでも皆さんの安心材料になれれば幸いです！プロジェクト終了まで残り11日！まだ支援してなかったな～という方、いらっしゃいましたら是非ご支援よろしくお願いいたします！【東京都瑞穂町にある本社】

たくさんのご支援ありがとうございます！また、興味を持ってくださった方もありがとうございます！気になってはいるけど…という方に、改めてプロジェクトの紹介をできればと思います。CD-3βは1980～90年代に販売していた製品をドライバーごとそのまま復刻した、ガチの昭和レトロヘッドホンです。改造前（CD-3）は比較的中音域に特化した音だったのですが、今回バランス化したことでCD-3の良さは残しつつ解像度が格段に良くなったことで、まさに一皮むけたような音になりました。ドライバーは実際何も手を加えていないのですが、視聴会で『CD-3』と『CD-3β』を聴き比べた方からは「本当に？ドライバーいじってない？」と疑われるほどです。MMCXでリケーブルできるようになったのも嬉しいポイントです。ケーブルを好きなものに付け替えられるので、当時では考えられなかったBluetooth接続も可能に！ヘッドホンをカスタマイズできる楽しさを是非体験していただきたいです！プロジェクト終了まで2週間を切りました…！まだ支援してなかったな～という方、いらっしゃいましたら是非ご支援よろしくお願いいたします！【1980年代当時のオリジナルCD-3のチラシ】銘板以外のデザインが一緒ですね！