活動報告です。海上さんとユカちゃんが、毎日田んぼや畑の雑草と戦ってくれています。もはや草取りではなく、草抜きです。生まれて初めて草抜きで手のマメがつぶれました。雑草は慣れていますが、今年の雑草は、地球温暖化の無形文化遺産に登録して欲しいと思うほど、ある意味生き生きとたくましく、人智の底浅さを思い知らされます。今回の企画で管理機、バインダー、田植え機、トラクター等の農機具が少しづつ揃えば、生産管理で先手を打てるようになるため、美しく美味しく安くて安全なお米や作物を大量に作らせて頂く事が現実のものとなります。炎天下の中、このように日影日陰ができた箇所で作業するように工夫してます。手前の田んぼの右にポツンと見えるのがユカちゃん。これから中干し=田んぼの水抜きをして、一旦田んぼに大きな日割れが入るまでカチカチに乾燥させます。稲は枯れてはいけないと水を求めて根が土に深く入りますし、雑草の根が切れるため雑草被害が軽減されます。約10日カラカラにします。お盆前にまた水を張りますが、根が土に深く入っているため、台風でも稲が倒れにくくなります。また、土屋が固くなるので、稲刈りの時に泥がぐちゃぐちゃしなくなります。棚田は、田んぼの中から水が沸くこともあるので、乾かすのも一苦労。この写真のなかで、田んぼの中に黒い十字が見えると思います。これは炎天下の中、ユカちゃんが田んぼの中に溝を掘ってくれたものです。こうする事で、田んぼ中央の抜けにくい。水が早く排水できます。点のように小さく見えるユカちゃんのあたりは、すでに水面より5センチ以上上まで雑草が繁茂してしまった箇所です。小さくポツンと見えるのは海上さん。 通常ならば、田んぼ周囲の草刈りを済ませなければならない時期ですが、今年は田んぼの中の草抜き草取りで、畦草刈りは猛暑の8月仕事です。田んぼ農家は、この草刈りができなくなったら店じまいです。草刈り応援隊が切望されています。以上、活動報告でした。引き続き、何卒宜しくお願いいたします。