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長野県松本市にあらゆる違いを持つ人が繋がるアートスペースを開きたい!

障がいのある人が制作したアートの展示を通じて多様な人々の対話を生み出す『対話アート展』を、より多くの方に見てほしい。2023年は松本市内の施設を活用して5ヶ月間に及ぶ長期展示を行います。地域において新しい可能性を生み出すアートスペースを設けるため、ご支援・ご協力をお願いいたします。

現在の支援総額

950,500

63%

目標金額は1,500,000円

支援者数

105

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/31に募集を開始し、 105人の支援により 950,500円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

950,500

63%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数105

このプロジェクトは、2023/07/31に募集を開始し、 105人の支援により 950,500円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

障がいのある人が制作したアートの展示を通じて多様な人々の対話を生み出す『対話アート展』を、より多くの方に見てほしい。2023年は松本市内の施設を活用して5ヶ月間に及ぶ長期展示を行います。地域において新しい可能性を生み出すアートスペースを設けるため、ご支援・ご協力をお願いいたします。

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対話アートNAGANO WEEK 2023 協賛資料はこちら



この度はページをご覧いただきありがとうございます。私たち一般社団法人ナナイロは『障がいのある人とない人の接点を創る』をテーマに掲げ、2022年に設立しました。拠点である長野県松本市だけでなく、東京・静岡・金沢・徳島など全国各地からボランティアメンバーとして関わってもらっています。

対話アート展は地元高校生にも協力いただきながら運営しています

私たちが昨年開催した『対話アートNAGANO WEEK2022』では、松本市内の複数の施設に協力いただき、障がいや生きづらさを抱える人たちによるアート作品の展示、福祉分野で活動する方々によるトークセッションなどを実施しました。

2回目の開催となる2023年は、市内のとある施設を活用・改修して数ヶ月単位での展示開催を予定しています。今回は私達の取組やビジョンの周知、そして長期開催に係る費用のご支援を賜りたく、クラウドファンディングを立ち上げました。

なぜ『対話』を主眼としたアート展を開催するのか。短期間ではなく長期間の展示を行うことにしたのか。長文となりますがお付き合いいただけますと幸いです。


日本人の52%以上が障がいのある人と接した経験がないと言われている日本。 多様性が叫ばれる現代ですが、障がいを持つ人と接した経験が少ないということは、障がいについて知ったり、理解する機会が少ないということであり、障がいを持つ人自身が障がいを表明することも容易ではありません。

私たちNANAiROが考える「障がい」とは、人と人のあいだで起きる認識のちがい、つまりは社会から理解されないことから抱く『生きづらさ』であると捉えています。大小はあれど、すべての人が何かしらの『生きづらさ』を抱えており、他者とは異なるマイノリティの一面を持っています。

『障がい』ではなく『違い』。それは決して特別ではなくて、誰もが違う。社会的に目立つ違いだけに焦点を当てるのではなく、自分を含め多様な違いに触れることで、お互いに理解しようという社会的なマインドが形成されると考えています。

私たちNANAiROは下記のような事業創出を通じて、障がいのある人とない人の対話の機会を生み出すことを目指しています。


「働くことや社会に関わることに生きづらさを感じる人たちが、その人らしく生きられる社会とは?」

こうした問いに対して、NANAiROとして最初に取り組んだ大きなプロジェクトが、2022年11月に開催した『対話アートNAGANO WEEK2022』です。

メインイメージは安曇野市在住の作家・カミジョウミカさんに描いていただきました。世界に5人しかいない希少疾患をお持ちです

本イベントは高校生や大学生、障がいのある人を支援をしている方、障がい者当事者、その他多くの方々に協力をいただき実施したアート週間です。障がいのある人が制作したアートを展示し、多様な人々が集まり『対話』することにより、この地域にどのように多様な人たちが集まる場づくりができるのかを考えました。

対話アート展は実験的に複数箇所で開催し、街中アートとして日常で障がいのある人、高校によるアートワークに触れられる機会を提供しました。対話アート展には述べ62,000人以上の方々にご来場いただき、それぞれの違いに対しての理解を深める機会を生み出すことができました。特に若い世代の人たちの素直な反応や、未来を見据えたポジティブな意見をいただいて、今年もやるための力をもらったと思っています。

松本市内のギャラリーや公共施設、商業施設を活用した点在型の展示を実施

展示に加えて実施したトークセッション&ワークショップ『ナナイロ会議』では、当事者の方や福祉業界で働く有識者の方にお話をいただきながら、参加者同士で「多様性を認めあいながら働くには?」をディスカッション。

こちらでもやはり若い世代の方が活発に議論された印象があります。学生の皆さんによる発表やアート展作りへの関わりなどの経験を通して、お互いの違いについてもっと知りたいという意見や、福祉業界に興味を持ってもらうことができました。多様性や障がいについて考えていただく機会になり、それは自分にとっても生きやすい環境づくりに繋がるという体験をしていただいたと感じています。


代表の中山は2013年から松本市でコワーキングスペースを運営しています。設立当時、地方においてコワーキングスペースは多様性が混じり合う状況を生み出す役割になるのでは、と考えていました。農家やデザイナー製造業のオペレーターと工芸の作り手など、多様な人が集まって、協働したり共創する場づくりを目指していました。

中山が2013年に開設した松本市のコワーキング『KNOWERS』

10年が経ち、リモートワークのような多様な働き方が実現し、オープンイノベーションによる異業種のコラボレーションや、テクノロジーによる地方の選択肢も増え、ビジネスの形も多様になりました。

この先10年地域において新しい可能性をもらたすものを考えたときに、アートを軸に多様な人々が集まるアートスペースという答えに至りました。AIが急速に進化する時代だからこそ、なにかを表現したり創り出すことを障がいのある人もない人もインクルーシブに関わりながらコラボレーションしたり、お互いに刺激を与えられるような距離感でものづくりをできる場が必要ではないでしょうか。

2022年度の対話アート展は1週間という期間で行ったため、タイミングが合わず見られなかった方も多かったようです。まずは2023年度の対話アート展を長期開催することでいろんなアートを日常的に見てもらい、障がいや生きづらさについてより多くの人が対話する場を作りたい、と考えました。

こうした想いに共感してくださったのが、松本市の美大・芸大受験予備校であるマツモトアートセンターの北澤さん。同施設の1階を長期展示会場としてお貸しいただけることになったのです。


2022年度同様、今年も11月下旬に『対話アートNAGANO WEEK2023』と題して松本市内の各施設で1週間ほど展示を行いますが、マツモトアートセンターでは2023年10月から5ヶ月間に及ぶ長期展示を行います。

しかしながら、展示会場となる1階はいまのところ教室として使われており、雑然とした状態。この空間をアート展示に適した形にするために、今回クラウドファンディングで集めた費用の一部を改修に充てたいと考えています。


マツモトアートセンター 改装イメージ

開設後の展示だけでなく、場づくりの過程もまた『対話』です。ボランティアや応援くださる方々にご協力をいただきながら、一緒に創ることを楽しんでいきたいです。

8月中旬よりアートスペースの片付けを開始

2023年10月からは『対話アートNAGANO WEEK2023』の一環として2つの企画を開催。5ヶ月間の長期展示とインスタレーションを予定しています。


アトリエから展示会場へと生まれ変わるこのスペースは、長期展示を終えたあとも地域に開かれた空間として活用されていきます。子どもたちの居場所として。障がいのある人を支える家族の集まる場として。地域の方々が日常的に表現に触れられるアートセンターとして。ナナイロも運営の一部に関わりながら、多くの人たちと対話をするなかで、文化的な地域づくりや多様な表現が生まれる場として機能させていければと思っています。

まずは今回のクラウドファンディングを通して、対話アート展をはじめとするナナイロの活動に興味を持ってくださる人と繋がりたいと思っています。既に昨年よりも多くのボランティアが参加してくれており、昨年よりも人通りのある場所での展示も準備しています。

応援していただける方とみんなで作るアート展になれば良いと思っています。継続的に行うことが大事だと考えているので、できるだけ企業や自治体との連携も進めていきながら、持続的な運営体制を目指しています。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

キュレーターの小川泰生さん、鈴木真知子さん、西川直子さん、北澤一伯さん


今回の取組に対して、NANAiROに関わりのある方々から応援メッセージやアートスペース開設の意気込みを寄せていただきました。


私たちは本イベントを通して「障がい」や「生きづらさ」に対する地域のリテラシーを高め、よりダイバーシティ&インクルージョンの社会実装に貢献したいと考えています。

「マイノリティは社会をエンパワーする存在であり、社会の中心に置くことにより、地域を豊かにする可能性を高める」。そんなメッセージに共感いただける皆さまと本イベントを創っていきたいと考えています。

多くのボランティアの皆さまにも関わっていただいていますが、持続的な活動にしていくためにぜひご協力いただけますと幸いでございます。

代表理事 中山拓郎



■ 実施方針と資金の使い道

本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である150万円に達しない場合にも、対話アート展2023における長期展示の実施と展示会場の改修、ご支援いただいた方へのリターン品の提供を行います。本クラウドファンディングで集まった資金は下記に使わせていただきます。

アートスペース改修工事費 約50万円
アートスペース什器購入費 約15万円
アーティストによるインスタレーション謝礼 約60万円
広報費(チラシ・フリーペーパー制作費の一部) 約20万円
クラウドファンディング手数料 約15万円(支援額×9%+税)

※費用内訳は150万円調達時の概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します


■ プロジェクト実施スケジュール

2023年7月下旬時点でのスケジュールとなります。準備の進捗等により変更となる場合があります。

2023年
7月31日(月) クラウドファンディング開始
9月30日(土) クラウドファンディング終了
7月31日(月) アートスペース改修工事開始
10月1日(日) アートスペースオープン・企画展示開始
10月14日(土)アートスペースキックオフイベント開催
11月16日(木)〜30日(木) 対話アートNAGANO WEEK2023開催
11月23日(木)パネルディスカッション&ワークショップ、交流会

2024年
2月29日(木) 企画展示終了
3月中旬   フリーペーパー完成・配布


■ お問い合わせ

本クラウドファンディングへのお問い合わせは、本ページ「メッセージで意見や質問を送る」ボタン、または下記よりご連絡ください。

一般社団法人ナナイロ
mail:community[a]nanairo.design([a]→@)
twitter:@hello_nanairo
Instagram:@nanairomag

最新の活動報告

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  • みなさまお元気ですか?昨年の対話アート実施にあたりご支援をいただきありがとうございました。クラウドファンディングのリターン展示「多様状多様系」を開催します!昨年のクラウドファンディングのリターン展示を行います。2023年、「松本にあらゆる違いを持つ人が繋がるアートスペースを開きたい!」というプロジェクトのために立ち上げたクラウドファンディングにご支援とご協力いただいた方々へのリターンとして開催されます。第1期 7/16 (火)~21 (日)GALLERY 1F • 2F中原健太郎中村英子西沢成章第2期 7/24 (水)~30 (火)GALLERY 1F • 2F上林泰平大久保ゆう山川ヒミ山田亜紀第3期 8/1 (木)~6 (火)GALLERY 1F・2F・4階屋上・階段スペース 奥山直菅沼線遊谷岳志SKYセンター開催まで予定よりも遅くなってしまいましたが、マツモトアートセンターでもしっかり練った企画をやりたいということで、出展者様にもご理解をいただきながら展示を行います。この機会にマツモトアートセンターにお越しください!2024年も対話アートを実施する予定です。また詳細をお知らせできれば幸いです。よろしくお願いします。 もっと見る

  • 「ジャンクション展」はナナイロのサポーターメンバーの企画により実施します。各サポーターの視点で作品を選定して展示します。また記録写真により対話アートNAGANOWEEK2023の振り返るような展示も予定。マツモトアートセンター1Fのアトリエ&ギャラリーと栞日で同時開催します。2/11sun 13:00-フィナーレイベント開催そして2/11(日)13:00より「フィナーレ」のイベントを開催します。当日には10月のキックオフから始まったカミジョウミカ×弓指寛治さんのコラボレーションの絵が完成する予定です。「対話アート NAGANO WEEK 2023」では障がいのある人とない人の接点を創ることを目的に多様な企画を行ってきました。そしてマツモトアートセンターにギャラリーを作ることにより、松本市における市民アートのセンタープレイスとして機能させてきました。地域にアートや表現で誰もが参加できる場づくりを通して、新しい地方の可能性を創造してきたと考えています。ぜひこのフィナーレの余韻を一緒に味わっていただければ幸いです。「ジャンクションとは、道路の分岐点・合流点・交通結節点・接続点を指し、交差点も意味します。あらゆる違いを持つ人が繋がるアートスペースを開きたいという一般社団法人ナナイロ様の活動と連動し、咋年10月に芸大美大予備校マツモトアートセンターに開設されたスペースは、アーチストたちの、自由な表現のギャラリーとして、子供達の居場所として、障がいのある人を支える家族の集まる場所として、対話と交流によって明日に向かって立ちつくさない滑らかな空間を感じさせてくれます。この場所で生まれてくる「対話」がアートです。いつでも取材に対応させていただきますので、ご多用中とは存じますが、内容をご確認いただき御社媒体でのご紹介等、ご検討のほどよろしくお願いいたします。」(キュレーター:北澤一伯)イベント概要展示名:対話アート 「ジャンクション展」会期:2月5日(月)-28日(水)会場:マツモトアートセンター1F アトリエ&ギャラリー 松本市長野県松本市大手1-3–32    栞日2Fギャラリー  長野県松本市深志3-7-8企画展「ジャンクション」 フィナーレ日時:2月11日(日)13:00-15:00(交流会17:00〜)会場:マツモトアートセンター1F アトリエ&ギャラリー 松本市長野県松本市大手1-3–32内容:カミジョウミカ×弓指寛治コラボキャンパス完成カミジョウミカ×弓指寛治対談      キュレーター対談対話アート2023の締めくくりになります。より飛躍していくためのイベント、企画にもなります。クラウドファンディングによりできたスペースの一つの区切りでもあります。ぜひ多くの皆様にご来場いただけると幸いです。 もっと見る

  • こんにちは、ナナイロの伊原です。能登半島地震による被災地の皆さまの生活が一日も早く平穏に復旧することをお祈り申し上げます。いつ起きるか分からない災害に備え、防災バッグの見直しなどをし、自分のできる形で支援をしたい思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。マツモトアートセンターにて開催されている企画展「ジャンクション」では昨日1月7日より【対話ウッホッホ展】がストートしています。アートってなんだろう?対話ってなんだろう?なぜアートし続けるのか?アーティストやパフォーマーは社会の枠に囚われず、いろんな狭間を行き来する存在。アートをすると、一人ひとりが違うことが美しく輝きだす。それは社会や人間を耕して豊かにする、大切な要と思う。無我夢中にハマって、今がある人たちがやってきていろんな表現の対話に花を咲かせます。多様な背景をもつ人々が、それぞれの対話を展示また表現するアート展です。信濃の国 原始感覚美術祭の作家と、日々ナガノの片隅で繋がろうとするhanpoの人々、社会の狭間で制作しながら生きる人たちの表現・対話・作品を紹介します。実際に制作する人たちと出会い語り合える場となります。毎週末イベントも盛りだくさんです。ぜひ遊びにいらしてください! 対話アート NAGANO WEEK 2023 企画展 「ジャンクション」 1月からは 【対話ウッホッホ展】✍︎ 期間:1月7日(日) 〜 30日(火)✍︎ Open/13:00 - 19:00  (1/7のみ11:00〜オープン)✍︎ 場所:マツモトアートセンター1階アートスペース公式サイトhttps://taiwa-art.com/Instagramhttps://www.instagram.com/nanairomagFacebook https://www.facebook.com/nanairomag もっと見る

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