北海道の木材を伝統の和弓へ

和弓の製作は材料の選定から始まります。素材として長さ2m以上の無節無欠点の木材が必要です。コロナ禍に端を発した木材不足により今まで使用していた和弓材が手に入らなくなりました。北海道の森林から切り出された木材で弓を作り続けることで競技者を支え、職人を育成し未来に向かって弓道文化の存続に貢献します。

現在の支援総額

2,264,500

75%

目標金額は3,000,000円

支援者数

87

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/15に募集を開始し、 87人の支援により 2,264,500円の資金を集め、 2023/08/30に募集を終了しました

北海道の木材を伝統の和弓へ

現在の支援総額

2,264,500

75%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数87

このプロジェクトは、2023/07/15に募集を開始し、 87人の支援により 2,264,500円の資金を集め、 2023/08/30に募集を終了しました

和弓の製作は材料の選定から始まります。素材として長さ2m以上の無節無欠点の木材が必要です。コロナ禍に端を発した木材不足により今まで使用していた和弓材が手に入らなくなりました。北海道の森林から切り出された木材で弓を作り続けることで競技者を支え、職人を育成し未来に向かって弓道文化の存続に貢献します。

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プロジェクトオーナー手作りです。数が来たら弽師孝義、絹義総出で作ります。周囲のステッチをすごく細かく入れてしまい、一つ作るのに1週間ぐらいかかります。しっぽは、刃物をうまく使って丸く切った革の外側に向かって薄くそぐという弽の技術を使い、硬めに仕上げています。正直にぎやかし程度に思ってリターンに加えましたが、加えたとたんにまさかのご支援をいただき、感無量です。限定数来たらどうしようと震えています。クマは、名前をメイプルさんと名付けています。弊社入門機種「楓」の英語読みです。弊社へ送られてくるほとんどの注文書は未だにFAXなので、受注書として流すFAXに季節を感じられるようなクマのイラストを添えて送っています。メイプルさんはコミュニケーションツールの一つとして仕事をしています。


おかげさまで、目標金額の4分の1まで達成できました。六花ちゃんが、思ったより出ていてありがたい限りです。いい弓作ります。六花ちゃんステッカーも作ろうかな。引き続き、応援よろしくお願いいたします。


的ストラップ弽の親指の木部を使っています。大洋弓具製作所の創業者は弽師です。メイン画像のお爺さんです。弽師が弓を製造するのかと不思議な感じですが、本人は高校時代に弓を引き、全国大会に出場し、弓道具専門店の看板弽師として長年弓具に携わってきた経歴があります。当社の弓は、スキー工場への委託生産から弓づくりが始まりました。スキーは、夏に製造し冬に売るので、冬場の閑散期に何か作れるものはないかと探していたところ、技術の転用で和弓を作ろうと始まったそうです。各地の弓師さん、大学、工業試験場等、たくさんの方々が関わって開発されたと聞いています。北海道のスキー工場はほとんどが閉鎖してしまいましたが、スキー製造技術の一部は和弓製造技術として継承されています。世代が変わっても、たくさんの方々に支えられて和弓を作り続けています。


リターンご紹介5
2023/07/22 08:00

和弓「六花」黒ペールグリーンが可愛すぎるので、シックに黒です。銘のペールグリーンは長年の経験と勘で調合してあります。本体色は、黒にするか、こげ茶にするかで公開直前まで迷っていました。ペールグリーンの銘の色とリンクさせてこげ茶色にしたかったのですが、塗りの職人から茶色の塗料は難しく、品質のばらつきが出ると猛反対を受け、仕上がりを考えて黒にしました。弓は、細長いので塗りに技術が必要です。噴射した塗料の5%ぐらいしか乗らないので、色ムラがおこりやすく、均一に美しく仕上げることは、職人の工夫と努力の成果です。着色後、ピンの先ほどの小さな穴の着色漏れや、塗料が角に乗り切らずに下地が見えてしまった部分などの補修を経て銘を刷って仕上げられます。当社の和弓製造は8割が補助的に機械を使った手作業です。一張一張素材と向き合い、弓として正しい形に導いています。


リターンご紹介4
2023/07/21 08:00

和弓「六花」ペールグリーン高級自転車やハイブランドや家具屋のロゴのような色味の弓です。和弓の新作が発表されるまで、1年以上の時間がかかります。その弓の物語があり、 中身を決め、形を決め、試作を作り、試射で耐久性を担保し、色を決め、ポスターを作り、全国の弓具店さんに配布します。世に発表される弓の他に、諸事情により未発表の弓があります。「六花」は、その中で出てきた数々の弓の一つです。最初は、色からでした。弓は、武士の表芸といわれていたこともあり、勇ましいや、かっこいいを連想させる商品がほとんどです。そんな中、かわいいに全振りしたらどうなるのか。イメージはチョコミントアイスです。ロゴも和弓で使われたころのないようなぷっくりとした字体を使い、チョコレート色の塗料で刷りました。未発表の理由は、審査で華美だと言われる可能性が高いという判断です。和弓製造には規定があり、その中で試行錯誤して作っています。道具なので、使ってほしいというのが作り手の胸の内です。一般販売はありませんが、CF用の特別生産品です。


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