ファーストゴール500万円まで残り3%144,048円!ご支援ありがとうございます!
みなさまこんにちは。たくさんのご支援をありがとうございます!現時点で196人の方々に4,855,952円のご支援をいただきました。毎日ページを開くごとに増えるご支援と、温かい応援メッセージ一つ一つに勇気をいただいております。あともう一歩で20人分の子どもの渡航費を支援いただけることになります。引き続きの応援をよろしくお願いいたします!
いよいよ「第九」の練習を開始しました!
今回も保護者から練習風景をレポートさせていただきます。
7月23日(日)
東京メンバーと京都メンバーはそれぞれの拠点に集まり、双方をZOOMで繋ぎながら練習を行いました。いよいよ「第九」の練習スタートです!
2021年の東京芸術劇場での初公演以来、2年ぶりに「第九」に挑戦する子どもたちもいますが、ここ2年でホワイトハンドコーラスNIPPONに加入し、今回初めて「第九」のメロディーや歌詞と出会う子どもも大勢います。
声隊もサイン隊も、まずシラーの歌詞と向き合います。
コロンえりかさんが子どもたちに理解しやすい言葉で歌詞の意味を伝えてくださいます。子どもたちは自分の経験や友達の意見を受け入れながら、理解しようと努めます。ホワイトハンドコーラスNIPPIONの活動は、子供たちが歌詞の意味を自分のものにし表現する丁寧なプロセスを大切にしています。この時間が、強いメッセージを持ち感動を与えられるパフォーマンスを生み出す力になっているのではないかと思います。
こちらの動画をぜひご覧ください!東京メンバーの練習風景です。
声隊はきれいなハーモニーをつくることを意識して、お互いの声をよく聴いています。目の見えない子は指揮が見えませんが、タイミングを合わせて歌う工夫は「呼吸」にあります。先生や周りのメンバーの呼吸を感じながら歌うことでリズムを合わせているのです。
サイン隊は表情にも注目してみてください。手話言語においては、手の動きだけでなく顔や肩の動きも文法要素の一つです。手話監修の井崎先生には単語ごとの表現を詳しく教えていただいています。その指導のおかげで、子供たちの表現はより豊かになっていきます。「第九」の中では「喜び(フロイデ)」の表現が肝心ですが、同じ手話表現の基礎がありながらも、子供たちそれぞれが個性的な表情で「喜び」を表現しています。その表現の違いは、本人が心に描く喜びの形そのものだと思います。
声隊もサイン隊も「第九」に向き合う上でドイツ語の発音・ドイツ手話に挑戦しています。また次回の練習レポートでは、先生方と子どもたちの取り組みをご紹介できればと思います。みなさまのご支援、応援の声は子どもたちにも届いております。「第九」への取り組み、ウィーンの大舞台へのチャレンジの大きな励みになっております。心から感謝しております!