熊本県宇城市は宇土半島の真ん中に位置するサイハテ村は、1986年から15年間活動していた団体“自然の里”が活動を停止、以後10年間放置されていた場所を譲り受けた所から始まります。
多くの人が暮らし方や人生を見つめなおすきっかけになった東日本大震災後、この場所を使って新しい生き方や文化を生み出したいと、発起人である工藤 真工は出資者と住人を募集しました。
その噂はSNSで次第に広がり、この場所の存在を知ってからわずか3ヶ月後の2011年11月11日に、三角エコビレッジ・サイハテが誕生します。開村に当たり、発起人である工藤は前代未聞なコンセプトを打ち出します。
「ルールもリーダーも無い、お好きにどうぞで始まる村づくり」をする!
型破りで非常識なこの発言に多くの人が戸惑いました。
「そんな身勝手なコミュニティは潰れる!」
「そんなやり方をしているところなんて無い!」
しかし工藤は、日本人が長い歴史の中で養ってきた“調和”や“相手を思いやる心”があればきっと上手くいくと信じていました。そしてそれは出口の見えない現代社会に対する希望や願いでもありました。
前代未聞な村づくりの噂はすぐに広まり、北は北海道、南は沖縄までさらには海を越え海外からも興味を持った人がサイハテ村にやってくるようになったのです。ここにはは自分がしたい事を受けとめてくれる真っ白なキャンパスがあるお陰か、驚くようなペースで様々なアイデアが形になって行きました。それは #究極の自己表現、#極彩色な村づくり という一つの新しい文化を生み出したのです‼︎
<三角エコビレッジ サイハテ特別映像 https://www.youtube.com/watch?v=69THffC9N6Y >