東京都調布市国領町にある、こくりょう子ども食わいわいです。
スタッフは主に児童民生委員や保護司、また福祉施設の職員やPTA等によるボランティアで運営されており、参加人数は、子どもが約20人保護者15人、スタッフ及び関係者約15人です。
元々、高齢者への食事を提供する団体のスタッフが、ある講演会で『子ども食堂』の取り組みを知ったことがきっかけでス。その思いや情報が徐々に広がる中、自分たちの住むこの国領地域でもそうした支援を必要とする子どもたちの現状が『学校』や『児童館』を通して見えてきました。「それならば自分達にも何かできることはないだろうか?いや、きっとあるはずだ!」という思いを共有した地域の住民により、約1年尾準備期間を経て設立に至りました。
会場は『ちょうふの風』という知的障がい児童の福祉施設を借りて運営しております。施設の性格上、厨房設備や収納スペースが整っているわけではない為、イスやテーブルは地域の自治会からの借用、また鍋・釜・食器等はスタッフの持ち寄りです。食材も含め不便も多くあるのですが、その分一回一回を終える毎の喜びや感動もひとしおです。
今後は食事提供だけにとどまらず、『学習支援』や『進路相談』また老若を問わない‟居場所”として利用いただけるような場所を目指していきたいと思っております。
施設の設備上の問題で、資材の運び込みや調理スペースの設定も全て手作業の為、どうしても怪我等の可能性が高くなります。
また子ども達は食後も残って遊ぶ場合が多く、その分大人の目の届かない場面も増えてくるので、思わぬアクシデントも予想されます。
こども食堂では誰もが地域の一員として大事にされる雰囲気があり、子供も大人も受容される中で現代社会のストレスから解放される居場所となっています。もっと場所と回数が増えれば、不寛容さに覆われているように見えるわが国がもう少し生きやすい社会なるように思えます。そのための支援をどうぞお願いいたします!