引きこもりになり大学を中退して生きる事を諦めた時、祖父の故郷台湾へ足を運んだ事で、 台湾人の温かさにふれて人生を再出発する事が出来ました。祖父や父は差別されながらも、地元のお客様に愛される「東や食堂 」をのこしてくれました。留学生として京都に来た祖父は、戦争が始まったことで台湾へ帰る事が出来なくなりました。京都府から東京都へ、そして神奈川県に移り住み、1948年には横浜市で「東屋食堂」を創業しました。戦後、言葉も通じず、知り合いやお金もない、本当のゼロから立ち上げた祖父を私は尊敬しています。家族経営の小さな食堂ですが、日本で自分のお店を立ち上げた祖父は、台湾の南投県ではヒーローでした。縁もゆかりもなかった小名浜で、祖父や父が「東や」をのこしてくれた意義を残したい。自分勝手な想いですが、いわきと台湾を繋ぐ橋渡しになる為、私はクラウドファンディングにチャレンジしました。ご支援下さった皆様ならびに、各SNSで温かいコメントやシェアして下さったフォロワー様、心から感謝致しております。プロジェクト終了まで、誠心誠意尽力して参ります。