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先代が培ってきた十勝の歴史。映画として残すことで、過去と未来をつなぐ財産にしたい

開拓時代より馬と結びつきの強い北海道・十勝で、かつてあった風習や暮らしの風景を映画として遺すプロジェクト。地元出身の映像作家、逢坂芳郎が制作する映画「馬橇の花嫁」を応援して、地域で紡がれてきた歴史への理解を深めてみませんか。ゆくゆくは公共財として当時の歴史・文化を伝え、受け継ぐことを目指しています。

現在の支援総額

5,626,500

112%

目標金額は5,000,000円

支援者数

379

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/08/21に募集を開始し、 379人の支援により 5,626,500円の資金を集め、 2023/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,626,500

112%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数379

このプロジェクトは、2023/08/21に募集を開始し、 379人の支援により 5,626,500円の資金を集め、 2023/10/31に募集を終了しました

開拓時代より馬と結びつきの強い北海道・十勝で、かつてあった風習や暮らしの風景を映画として遺すプロジェクト。地元出身の映像作家、逢坂芳郎が制作する映画「馬橇の花嫁」を応援して、地域で紡がれてきた歴史への理解を深めてみませんか。ゆくゆくは公共財として当時の歴史・文化を伝え、受け継ぐことを目指しています。

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2023/10/27 17:14
こんばんは。監督の逢坂です。
本日はご出演いただいた北海道の役者さんをご紹介させていただきます。

父親役の八下田智生さんは、長く東京で俳優として活躍した後、8年前に十勝へ移住してきました。「馬橇の花嫁」の出演者募集の記事を見てわざわざ上士幌から幕別まで(約70km)私に会いにきてくださり、その熱意と風格に心動かされご一緒させていただくことになりました。八下田さんは普段は酪農関係の仕事をしていることもあり、馬の扱いもごく自然で、素晴らしい演技をしていただきました。


八下田智生さんからのコメント:

昭和30年代の農家に欠かせない存在であった馬を大切に慈しむ寡黙で愛情深い父・正男役を通して、当時の暮らしの中に流れていたであろう素朴で温かい空気感を伝えたい、という思いで撮影に臨みました。

逢坂組の現場も全員が真剣で温かい空気が流れており、素晴らしい映画作品が出来上がる予感でいっぱいです。

私自身は十勝に魅了されて移住して8年になります。大好きな十勝の先人たちの暮らしを今と未来に伝える「馬橇の花嫁」へのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

母親役の磯貝圭子さん(札幌座所属)は、長年札幌の演劇でご活躍されている女優さんですが、演劇の稽古期間の合間を縫って撮影に参加していただきました。撮影中もオフも多くの時間を家族役とコミュニケーションをとってくれて、すぐに娘役達からお母さんと慕われていました。エキストラの人たちとも僅かな時間で親しくなりグルーヴをつくっていく、その人間力が素晴らしかったです。


磯貝さんからのコメント:

炎天下にご近所総出で行われる農作業。重労働のあと家族で囲む質素な食卓。生活のあらゆる面で支えとなる愛すべき馬の存在。

昭和30年の十勝の情景をここまで再現できるのかと驚くと同時に、何としても後世に伝えたいという逢坂監督の熱意、それに共鳴するスタッフ・キャスト、そして地元十勝の方々のあたたかい思いを撮影中ひしひしと感じました。

この素晴らしい撮影環境のなかで、戸山家の母・チヨとして家族と共に過ごした数日はかけがえのない時間でした。

長女・一子と農村で働く豊が、お互いを想いあって交わす視線がとても初々しく、役づくりなどしなくても娘の幸せを願う母親の気持ちが自然と生まれました。

このような化学反応が現場ではたくさん起きていて、それはきっと映画を観て下さった方々にも伝わるものだと信じています。

ぜひこの作品をたくさんの方々に観て頂きたいと心から願っています。どうか「馬橇の花嫁」完成に向けて皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。


次女役の三輪美月姫さんは帯広出身で、現在都内の芸大に通う大学一年生です。出演募集の記事を見て応募してきてくれました。俳優経験は無いけど、自分の可能性を探りたいという応募をしてきてくれて、ぜひ探って欲しいという思いで出演をお願いしました。合宿所の到着した時はとても緊張していたようですが、自分が出ない撮影日も見学に来てよく学んでいました。そして撮影終盤に来たセリフの場面では自然とこなし、スタッフから褒められて嬉しそうでした。


娘役は地元農家さんの娘、外山楓夏ちゃんが出演してくれました。行ったことのない場所で知らない人たちとずっと一緒だったので大変だったと思いますが、お母さんに見守られながら大役を果たしてくれました。


集落の青年部役は、北海道のお笑い芸人・アーティスト4名をキャスティングしました。若い頃に苦難を経験しながら仲間と助け合ったという点で、お笑い芸人と農家の青年団は重なる部分があると思ったためです。

その4名ですが、まずお笑いだけでなく、演劇や音楽、幅広く活躍されている「アップダウン」の竹森巧さんと阿部浩貴さん。お二人は近年、北海道の歴史をテーマとした演劇や表現活動をされており、「馬橇の花嫁」の企画にも賛同していただけるのではないかと思いお声がけさせていただきました。芸歴、演技歴が豊富で、現場にエネルギーをもたらしてくれました。
さらに「やすと横澤さん」のやすさんが札幌から参加。「ダイナマイトダディーゴリー」の真鍋充さんが帯広から参加してくれました。4人が絡むシーン撮家は笑いが絶えず、現場にとてもポジティブなエネルギーをもたらしてくれたのは間違いありません。


兄役・阿部浩貴さん(アップダウン)のコメント

この度、映画『馬橇の花嫁』ではヒロイン、戸山一子の兄、戸山剛生役をやらせて頂きました。自分らアップダウンはお笑い芸人ですが、日本の歴史、北海道の歴史を笑いと歌を使った芝居で幅広い世代に伝える活動もしています。

この映画も、実際に昭和30年代に十勝で見られた風景、文化、風習、その時代を生きる人々を伝えていて、我々もこの映画に強く共感し出演する運びとなりました!

初めての映画撮影でしたが、みんなプロフェッショナル!妥協する事なく、いい作品を追い求める監督をはじめとするスタッフ、そしてキャストに刺激を受けました!

印象に残っているのは相撲大会のシーン!集まった地元のエキストラの皆さんの盛り上がり!本当に当時の白熱した相撲大会のようで力が入りました!

・・・が自分は一回戦であっさり負けました(笑)

多くの人たちの想いと熱を感じた撮影、いい作品になる事間違いありません!

青年団役・竹森巧さん(アップダウン)からのコメント:

この映画に携わらせて頂いて、初めて知る先人の営みや文化。夏場は畑仕事で忙しいから、冬に結婚し、作業馬にソリをつけて花嫁を花婿のもとへ送り届ける。

厳しい環境の中を開拓してくださった先人たちが細やかな祭り事に幸せを見出している姿に、人間の遊び心とそして強さを感じます。

歴史を知ると感謝の気持ちが湧いてきます。心を洗ってくれる後世に残すべき作品です。

青年団役・やすさん


青年団役・真鍋充さん

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