2020年3月末に認知症カフェは、全国約8,000ヶ所となりましたが福岡県他6月に訪問した京都地区、名古屋地区、東京地区でも60~70%は、休館中でした。 正に厚労省が取組んでから10年の節目にあり、コロナ禍で今後の再開や運営の課題(認知症の方が来ない等)は、本年4月の調査結果でも明らかです。 又運営が月に1回レベルが約95%レベルで、この要因は、運営が福祉法人(地域包括支援センター経由含む)や病院でコロナ禍や今でも人手不足も相まって、今後とも週1回レベルは望めない状況にあります。 久留米市では4年前から住民が主体に運営する認知症カフェを目指し、久留米市と連携して人財掘起こしのセミナー「認知症カフェをつくろう」を開催し、そこに来られた方々に人財育成の「認知症カフェ開設講座」を久留米市主催で開催し、3年間毎年約20名前後の参加を頂き、その結果昨年度は、5ヶ所の住民型認知症カフェを開設する事ができました。 又、本年度も9月までに3ヶ所、今年度で7ヵ所程度の開設を目指しています。 是非今回の公開広報で多くの認知症カフェ運営者やサポーターにその事実をお伝えして、今後の10年が住民型認知症カフェ開設促進で、困っている認知症ご本人や介護家族更には認知症で心配や不安な予備群の方々の学びの場となる事を念願しています。 そして、現在我々で取組んでいる「早期発見・早期対応」に寄与できればと考えています。 多くの方々の疑問。質問。ご提案をお待ちしていますので宜しくお願いします。 問い合わせは、一社)久留米健康くらぶ(←検索)の横道です。kenkou@117fureai.org へ!