はじめに
こんにちは、保護ねこ施設ティアハイム小学校です。当校のプロジェクトに目を留めて下さり、誠にありがとうございます。
当校は、地元岡山のお店や企業にご協力いただいた逸品をリターンに、全国の皆さまに保護ねこ施設の運営をご支援いただくクラウドファンディングを実行してきました。
今回は、岡山県立大学の【創造戦略プロジェクト】という演習を兼ねて、大学院生のお二人が当校のクラウドファンディングを企画からページ制作まで挑戦することになりました。
これからの日本を担う若い方たちが、保護猫を助けて、地元を盛り上げるコラボプロジェクトとなっております。「未来のために何をすればいいのか」を実際に、学生が考えて、未来を紡ぐ活動を行う。そんな素敵な取り組みに、皆さま、ぜひぜひ応援をよろしくお願いします!
問題提起
今回、ティアハイム小学校さんとコラボさせて頂いた岡山県立大学大学院の大学院生の岡田と坂田です。
岡山県立大学(OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY、略称OPU)は緑豊かな自然に囲まれた大学が位置する総社市は、春には桜、夏には蝉の声、秋には夕日に照らされた赤米、冬には満天の星空と、四季の移ろいを肌で感じられます。
私たちは、創造戦略プロジェクトで「保護ねこ問題」にクラウドファウンディングで意欲的に取り組まれている保護ねこ施設「ティアハイム小学校」に出会いました。「保護ねこが生まれない社会を作るにはどうしたらよいのか」そんな社会の実現のためには、行政、保護ねこ施設、ボランティア、これからを支える子どもたちや私たちのような学生も積極的に保護ねこ活動に参加する基盤を作っていくことが重要だと肌で感じました。
そこで、今回のクラウドファンディングでは、ティアハイム小学校さんの施設運営の応援と同時に、保護ねこ活動を多くの市民に伝える啓発活動の実施を目指しております。具体的には、地域の将来を担う学生や子どもたちに保護ねこの存在や地域ねこ活動について発信するパンフレット作りを計画しています。
岡山県立大学×ティアハイム小学校 ~県大生と取り組む!保護ねこ活動と地域活性化プロジェクト~
◆地域福祉の視点から「地域ねこ活動」を捉えなおす
私たちが何気なく生活する地域には、飼い主のいないねこがたくさんいます。外で暮らすねこたちは、歩道の存在しない細い道、信号の少ない道路など、常に大きな危険と隣り合わせです。これらの危険は、子どもたちやご高齢の方、障害をもたれている方など社会的弱者と呼ばれる方々にとっても、大きなリスクとなるのです。つまり、ねこに優しい地域は、そこで暮らす人の生活しやすさのバロメーターになると考えます。
◆参加しているのはこんな学生です
岡田: 今回コラボしたティアハイム小学校さんでは、里親の養育力の評価や、里親とねこの相性を見極めるトライアル期間、アフターフォローを実施しています。これは、保護されたねこが新たな家族と一生の関係を築くために、重要なマッチングの支援となります。この一連の流れは、まさにソーシャルワーク技法そのものです。 保護ねこ活動は、里親を見つけて終わりではなく、里親とねこが一生の関係を築けるように見守りとサポートを実施していく必要があるのです。
坂田:保護ねこ活動により「人と人とのつながりを育む」「地域への愛着が生まれる」等の福祉的効果があると私たちは考えました。保護ねこ活動は、ねこの飼い主さん、保護ねこ施設の方、市役所や地域ねこ活動を実施されている方、地域住民など多くの方が関わって実施されています。保護ねこ活動を通して新たな「人と人とのつながり」が育まれ、孤立や孤独の防止にも繋がっていく可能性に注目しています。
さらに、ねこのお世話や里親さがしなどは「提供する経験」を私たちにもたらしてくれます。また、地域の除草剤や農薬の健康への影響等の環境問題について捉え直す貴重な機会となる可能性があります。
このように、保護ねこ活動は私たち人間にとっても大きな福祉的効果があると考えています。
■このコラボ企画で実現したいこと■
行政と連携して、地域福祉の視点から地域ねこ活動の意義を発信したい
行き場を失ったねこたちを保護し、里親さまに繋げる活動を、皆さまと共に継続していきたい
ティア小とのコラボを継続的に行うことで、保護ねこ活動資金を集める方法の一つとしたい
福祉を学ぶ学生の視点から、住民のニーズに応えた魅力的なクラウドファンディングを企画する
税金に頼らず、民間で行う保護ねこ活動を通して、地域貢献に繋げる
皆さまも素敵なリターンで今回の保護ねこ応援プロジェクトにぜひご参加ください!
リターン品の紹介
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岡山県総社市が誇る2つのお店が、今回のプロジェクトに参加してくださいました! 今回のプロジェクトにご支援いただけた方には、それぞれのお店の逸品をリターンとしてお送りいたします!
◆小さな洋菓子店 プティ・グレーヌさん
まず、1店目は「小さな洋菓子店 プティ・グレーヌさん」です!
プティ・グレーヌさんは、岡山県で人気の洋菓子店ランキング1位にも選ばれている、総社で人気のケーキ屋さんです! お客さんが笑顔になれるケーキ屋を目指し、手作りのぬくもりをお届け出来るよう日々心を込めて作っています。代表の日置さんや店員さんは、いつ伺っても温かい笑顔で迎え入れて下さり、プティ・グレーヌさんのアットホームな雰囲気にいつも癒されております!そんなプティ・グレーヌさんの主力商品は、オープン時に大きく絞り過ぎてしまったことから生まれた、窪木シュークリームです。とても大きく、クリームも生地一杯に入っている窪木シュークリームは、私たちも大好きな商品の一つです!
また、地元岡山の農家さんと契約し、旬のフルーツや新鮮な卵を仕入れ、季節を気軽に味わって頂ける洋菓子作りを行っています。今回のコラボ企画のために製作していただいたクッキー缶にも、岡山県の足守で養鶏場を営む「こだわり赤卵の湯浅さん」の赤卵を使用されているそうです!
そんなプティ・グレーヌさんが今回のコラボ企画のために、とっても可愛らしいクッキー缶を製作してくれました!それがこちらです!!
ティアハイム小学校さんのシンボルねこ、ロイ君の顔がプリントされたクッキーと赤いハートがとってもチャーミングだと思いませんか!?
そして、豆Lab.のカカオクッキーは、後にご紹介する『珈琲焙煎所 豆Lab.』さんのコーヒー豆を使用しております。豆Lab.さんのコーヒーに合うこと間違いなしです!
このクッキー缶のデザインと、コーヒーのドリップバッグをまとめているOPP袋に貼ってあるシールは、私たちの先輩である、県大の卒業生、広石かよさんが作ってくださいました! ロイ君をイメージしたぶち猫、よつば君をイメージしたキジトラ、ゴシック君をイメージした黒猫の3匹のねこちゃん達と、総社市のマスコットチュッピーが登場しています! セット名にあったねこちゃん達のシールをお届けします!(※3匹の猫セットのみシールはランダムです。)
お菓子やコーヒーと一緒にぜひ、素敵なデザインも楽しんください!
また、ねこのシルエットにかたどったクッキー『赤米キャット』は総社の特産品である赤米(あかごめ)を使用しています!
皆さまは赤米という名前のお米を耳にしたことがありますか??
赤米とは、名前の通り、玄米の種皮に赤い色素を含んだお米で、古来から神事に使用されてきました。現在、赤米を伝承しているのは全国でも、鹿児島県南種子町、長崎県対馬市、そして岡山県総社市のたった3か所です!総社は、国内本土で唯一、赤米を神様にお供えする神事「赤米神饌(あかごめしんせん)」が残っています。
このような総社市と深いつながりのある赤米は、総社の特産品として注目されており、赤米の名を冠した「赤米フェスタ」が備中国分寺で例年夏に実施されています。総社赤米大使の相川七瀬さんも参加された赤米フェスタは今年も大盛況に終わりました。
赤米 (city.soja.okayama.jp)
赤米フェスタ2023 (city.soja.okayama.jp)
プティ・グレーヌさんで初めて製作されたクッキー缶です! 日置代表と一緒に見た目にも、味や食感にもこだわって製作しました。この機会にぜひ、ご賞味あれ!
【クッキー缶の詳細】
※各クッキーの原材料、アレルギー表示はページ最下段にまとめて掲載しています
・赤米キャット:総社の特産「赤米」を使用したクッキーです。
・ロイ君:ロイ君をプリントしたねこ型クッキーです。
・豆Lab.のカカオクッキー:豆Lab.さんのコーヒー豆とヌガーを合わせたカカオクッキーです。
・ハートのクッキー:キルシュ(さくらんぼのお酒)が香る赤いハートのクッキーです。
・スノーボールクッキー(和三盆):卵を使用しないアーモンドと和三盆の優しいクッキーです。
・スノーボールクッキー(いちご):卵を使用しないいちごのころころしたかわいいクッキーです。
・ジャンドゥーヤ:ジャンドゥーヤと呼ばれるチョコをサンドしたクセになるチョコサンドクッキーです。
・ラングドシャ:「ねこの舌」という意味のラングドシャにホワイトチョコとピスタチオをトッピングしました。
・くるみサブレ:シナモン香る、くるみが入ったここちのいいクッキーです。
・塩ヘーゼル:ヘーゼルナッツパウダーを使用したクッキーにゲランドの塩をトッピングしたほろほろくずれるクッキーです。
◆珈琲焙煎所 豆Lab.さん
豆Lab.さんは、築100年以上の古民家を再生した温かい雰囲気の趣あるコーヒー豆専門店です。
ここでは、焙煎機からこだわっており、飲む人が本当においしいと思える豆作り、コーヒー作りを行っています。私たちも焙煎機で焙煎しているところに立ち会わせたのですが、焙煎機とコーヒー豆がかもし出す音と匂いにホッと肩の力がぬけました。
また、豆Lab.さんでは、お客様の好みに合わせたスペシャルティコーヒーを提供しています。主力商品である総社ブレンドの「れんげ」と「みのり」は総社市のふるさと納税品にも選ばれており、岡山経済新聞でも取り上げられているコーヒーです。
そんな豆Lab.さんのオーナー、田村さんが、今回のコラボ企画のために、ティアハイム小学校の3匹のねこの柄に合ったドリップパックを選んでくれました!
ロイ君をイメージしたぶち猫ブレンドは軽やかで飲みやい浅煎りブレンドです!
よつば君をイメージしたキジ猫ブレンドはまろやかでコクのある中煎りブレンドです!
ゴシック君をイメージした黒猫ブレンドは丸みのある苦みと深みのある深煎りブレンドとなっております!店長のセンスに脱帽です!これら3種類のドリップパックは、キジ猫セット、黒猫セット、3匹の猫セットでお楽しみいただけます!
また、総社市のふるさと納税品にも使用されている総社ブレンドがこちらです!総社ブレンドには「れんげ」と「みのり」があります。
「れんげ」はスッキリとした華やかな浅煎りブレンドで、総社市の市長の好みのコーヒーの味を伺い、その味を再現したブレンドです。
対して、「みのり」は、総社市の特産品である赤米の稲穂が稔る風景をイメージした、香ばしく、ほろ苦な中深煎りブレンドとなっています。
こちらは、全てのセットでお楽しみ頂けます!ぜひご賞味あれ!
そして、今回のノベルティはティアハイム小学校のシンボルねこのロイ君がプリントされたタンブラーです!
色はミントとアイボリーの2色展開となっており、2色からお好きな方を選んで頂けます!タンブラーは、エコに配慮したバンブー素材と相まって、2色ともほっこりとした風合いです。
3匹の猫セットでは2色ともゲットできますので、この企画でしか買えないタンブラーをぜひ2つとも手に入れてみませんか?
今回のリターンは、これらの組み合わせが4パターンあります。
①ぶち猫セット: 豆Lab.のドリップコーヒー2パック+クッキー詰め合わせ+ティアっ子バッジ(ランダム1個)
豆Lab.さんのドリップコーヒーパックは、総社ブレンドの「れんげ」と「みのり」が入っています!
このクッキーの詰め合わせは、クッキー缶に入っているロイ君のプリントクッキーと、赤米キャット、豆Lab.のカカオクッキーとその他、一口サイズのクッキーが入っています。楽しみにしていてください!
②キジ猫セット: 豆Lab.のドリップコーヒー10パック+タンブラー1個(色を選べます)+ティアっ子バッジ(ランダム1個)
③黒猫セット:豆Lab.のドリップコーヒー5パック+プティ・グレーヌのクッキー缶+タンブラー1個(色を選べます)+ティアっ子バッジ(ランダム2個)
④3匹の猫セット:豆Lab.のドリップコーヒー15パック+プティ・グレーヌのクッキー缶+タンブラー2個+ティアっ子バッジ(3個)
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- ティアハイム小学校は、吉備中央町で廃校となった中学校を再利用した保護ねこ施設です。使われなくなった公共施設と保護猫問題という、2つの社会問題に取り組んでいます。
- ティアハイム小学校と他の保護ねこ施設との違いは、4つあります。
- 1つ目は民間からの受け入れに特化していることです。行政からの引き出しではなく、やむを得ない事情で行き場を失った民間の猫たちの受け入れが中心であることがあげられます。
- 2つ目は、寄付に頼るだけはなく、独自のショッピングサイト「ティアハイム小学校購買部」による利益とクラウドファンディングによる収益などにより自立し持続できる運営を行っています。自立し持続できる運営とは、寄付やボランティアなど一部の方に負担を強いるのではなく、自ら運転資金を稼ぎ、猫たちの健康な生活を支え、お世話をするスタッフには給与が支払われる運営体制を意味します。
- 3つ目は、猫に負担の少ない譲渡会です。猫たちは広々とした教室でリラックスした状態で里親希望の方と触れ合います。緊張した姿ではない、いつものその子の魅力を見てもらえます。
- 最後は、校内の元保健室に簡易医療設備を備え、健康チェック、ワクチン、不妊手術まで行えます。
ティアハイム小学校では、引き取り=入学、譲渡=卒業として、行き場を失った猫たちが元気に過ごし、新しい家族の元にいずれ卒業していく、そんな温かなイメージを思い描いて名付けています。 今回のプロジェクトでご支援いただいた資金の使い道
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①啓発活動
保護ねこ活動を若い世代の人にも知ってもらうためのパンフレットの作成費用に充てます。 - パンフレットの内容としては、今回私たちがこのクラウドファンディングを企画するにあたって学習した保護ねこの実態や海外での保護ねこ活動の現況などを掲載する予定です。
- これらを通して、若い世代の方々が、日本の保護ねこ活動について一緒に考えていけるような内容にしたいと考えております。
- このパンフレットが作成できるよう、沢山の応援よろしくお願いいたします。
②運営資金 - 今回のプロジェクトで得た資金は必要経費とパンフレット作成費用を除き、すべて保護ねこ施設ティアハイム小学校の施設運営費になります。 必要経費とは、商品原価、梱包・配送料、プラットフォームへの手数料9%(税別)とプロジェクト告知用広告費等を指します。施設運営費とは、猫たちのご飯、医療費、トイレグッズなどの生活用品、光熱費、そしてスタッフの給料を指します。
医療費につきましては、入学時にまず健康診断、必要な子にはノミダニ、検便、FIV/FeLV検査、ワクチン、清拭費用などがかかり、後日、必要な子には不妊手術を受けてもらいます。別途、治療や投薬などが必要な場合はプラスαとなります。
また、無農薬の餌の提供や施設で暮らす猫たちが自然環境に近い環境で過ごすための環境作り、おもちゃの提供にも充てます。
これらは、保護された猫、一匹一匹が安心して過ごせるための施設運営費としています。
目標額は50万円としておりますが、実際に保護ねこのために使える額はその40%前後ですので、短期間の飼養費分となります。この活動をずっと続けていけるよう、多くの方からのご参加をお待ちしております。
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プロジェクトのスケジュール
- 10月上旬 クラウドファンディング開始
10月31日 クラウドファンディング終了 - 12月上旬 リターン品の発送
- 保護ねこ活動のパンフレット作製、総社市の各拠点で配布開始
保護ねこの定義
- 保護ねことは、ノラねこ、捨てねこ、飼育放棄されたねこが、自治体の保護施設やボランティア団体などに引き取られて、保護されているねこのことです。
- Catchu きゃっちゅ (nekogohan-web.jp)
◆動物と人の共生の歴史
- 奈良時代に大陸から伝わったといわれる猫は、経典などを鼠から守る為に寺社で飼われるようになったが、猫の飼育が庶民にも広まったのは、室町時代からでした。江戸時代では「生類憐みの令」が出され、鷹、牛馬、犬猫、魚介類など様々な動物が保護の対象になっていました。明治・昭和時代には、犬のペット化が普及しました。現代では、ペット産業の隆盛にみられるように、現代人は伴侶動物としてペットに深い愛情を寄せています。
- 共存のためには、自然保護に取り組むことが大事です。日本では、1992年「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」を制定し、自治体や学会などでレッドデータブックを作成しました。
提供元:https://rekishi-memo.net/japan_column/animal.html 日本ではペットを迎える際、ペットショップですが、ドイツやスウェーデンには犬や猫の生体販売を行っているペットショップがほぼないことに驚きを感じました。なぜそのようなことになっているのかというと、アニマル・ウェルフェアにのっとった設備や飼育体制を整えようとするペットショップのようなビジネスが成り立たなくなるからです。また、スウェーデンでは、ブリーディング(繁殖)に力を入れており、例えば遺伝性の病気を持っている犬の繁殖は禁止されるなどのルールが定まっています。さらにブルーディングを統括するケネルクラブでは3、4年前から性格や気質のテストを導入して家庭犬の気質にあった犬をつくる環境を整えています。ドイツもスウェーデン同様、ブリーダーから子犬を迎える体制が確立されています。そしてドイツでは、ブリーダーを引き取るよりも保護犬や保護ねこから引き取ることが多くあります。それは、各自治体に「ティアハイム」と呼ばれる動物保護収容施設があるからです。このように海外では動物が身近な存在なのに対して、日本では、まだまだ身近な存在ではないように感じたので、今回のプロジェクトを通して、動物をもっと身近に関じて欲しいと思います。
岡山県と総社市、行政の取り組み
◆総社市:5年前の西日本豪雨では、片岡市長が、「ペットは家族であり、魂。なるべくいい環境を提供したい」という思いから、ペットと一緒に避難できる避難所を開設しました。当初、避難所として使われた体育施設きびじアリーナにはペットを連れた避難所も多く詰めかけ、サブアリーナがペット同伴専用の避難所として使われました。
◆岡山県動物愛護センター:「岡山県動物救護現地対策チーム」を立ち上げ、被害にあった自治体において、被災した動物の保護、管理及び治療、不足している薬品や物資の購入や現地への送付、ボランティアの管理等を行い、被災市町村と協力体制を図っています。
- 提供元:ペトコト (petokoto.com)
提供元:岡山県ホームページ(生活衛生課) (pref.okayama.jp)
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◆国が取り組んでいる、殺処分を減らしていくための対策:①飼い主・国民の意識向上、②引取り数の削減、③返還と定期性譲渡の推進が挙げられます。
- 提供元:環境省 (env.go.jp)
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◆行政、施設、県大の連携の大切さ
- それぞれの立場から保護ねこ活動について考えることが大切です。学生や若者など、行政に関わりのある人、保護ねこ活動に興味のある人以外にも、保護ねこ活動について知ってもらう機会を得ることができます。
- 提供元:環境省 (env.go.jp)
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応援メッセージ
◆創造戦略プロジェクト 担当教員 坂野純子教授
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近年、動物たちと共に過ごすことは子どもの発育や高齢者の健康、障害者のリハビリ等を助けてくれることが分かっています。もちろん、動物と暮らすことにはマイナス面もありますし、世の中には動物が嫌いな人や無関心な人もいます。しかし、社会全体でみれば、人々が動物たちと楽しく安全に暮らせる社会は豊かな社会であると考えています。そのような想いから、本学の吉備の杜プロジェクトの演習先として先進的な保護猫活動を展開しているティアハイム小学校さんにお願いしました。
そして今回、猫好き大学院生の2人が総社で人気のプティ・グレーヌさんと豆ラボさんのご協力を得て「少しでも多くの猫ちゃん達の幸せにつなげたい」という思いの詰まった可愛いスイーツとコーヒーのセットをご用意しました。猫好き、スイーツ好き、コーヒー好きのみなさま、どうぞ、応援をよろしくお願いいたします。
◆小さな洋菓子店 プティ・グレーヌさん 日置尚孝代表
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岡山県立大学院生の坂田さん岡田さんが「吉備の杜」の演習授業でティアハイム小学校との共同プロジェクトがあり私達プティ・グレーヌも参加させて頂きました。私は動物を飼っていないのですが、今回保護猫活動の話を聞いて自分達も色々な保護猫活動について調べるきっかけを頂きました。
日本では1日に約350匹の犬猫が殺処分されている事を知りショックを受けました。
人が「交通事故死亡者0」を目指せるなら動物に対しても「動物たちの殺処分0」も目指せるのではないでしょうか?
プティ・グレーヌがお菓子作りに対して大切にしている「思いやりの心」を飼い主や周りの人達も持って動物たちに対して接し、「動物たちの殺処分0」を目指して行ければと考えています。そしてプティ・グレーヌのお菓子と豆Labさんのコーヒーとのコラボ商品を通して「保護猫活動」を知っていただける「きっかけ」になればと思います!
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◆珈琲焙煎所 豆Lab. 田村大輔代表
当店は、総社市の商店街通りにある築100年以上の古民家で営業しております。創業前に物件の内見で、建物の2階に上がると猫が飛び出してきたり、改装工事中の折、コンクリートを打設したのですが翌朝行ってみると…そこには可愛らしい猫の足跡が…なんてエピソードもあります。今でもお店の周辺には野良猫がおり、近所の方の中には捕獲して去勢手術をしたり、色々と情報を調べて譲渡会に出したりしている方もおりました。
そんな中で、今回の企画のお話をいただき保護ねこ施設ティアハイム小学校の活動を知り、当店も協力できることを嬉しく思います。
少しでも多くの猫ちゃんたちが、素敵な人と出会えて幸せに暮らせるよう応援しています。
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最後に
今回、ティアハイム小学校さんとコラボさせて頂き、保護ねこ問題についてとても考えさせられました。やむを得ない事情で一緒に生活できなくなってしまった猫たちが、安心して新たなご家族と生活できるように、前の飼い主さんやティアハイム小学校の職員さん、クラウドファンディングでコラボしてくださるお店の方々、そして、ご支援してくださる皆様方、多くの方に支えられていることを強く感じました。今後もやむを得ない事情で一緒に暮らせなくなってしまった猫たちがティアハイム小学校という新たな素敵なご家族との旅立ちの場を得られるようにご支援していただきたいです。
また、このクラウドファンディングを通して、「保護ねこが生まれない社会を作るにはどうしたらよいのか」そんな社会の実現のためには、これまでの行政、保護猫施設、ボランティアだけでなく、これからを支える子どもたちや私たちのような学生も積極的に保護ねこ活動に参加する基盤を作っていくことが重要だと肌で感じました。そのため、ティアハイム小学校さんの施設運営の応援と同時に、保護猫活動を多くの市民に伝える啓蒙活動の実施を目指しております。具体的には、地域の将来を担う学生や子どもたちに保護ねこの存在や地域ねこ活動について発信するパンフレット作りを計画しています。
これからの社会がねこにとっても、人間にとっても優しい社会となれるように、猫が大好きな皆様方のお買い物で一緒に保護ねこ問題を解決していきたい。それが私たちの願いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
【クッキー缶の内容詳細】
・赤米キャット
原材料:小麦粉、バター、砂糖、サーモンドプードル、赤米、卵、ベーキングパウダー
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・ロイ君
原材料:小麦粉、バター、砂糖、アーモンドプードル、卵、ベーキングパウダー、着色料(青1、赤102、赤106、黄4)(卵、小麦、乳を含む)
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・豆Lab.のカカオクッキー
原材料:バター、薄力粉、砂糖、卵、ココアパウダー、生クリーム、コーヒー豆、水あめ、ハチミツ(卵、小麦粉、乳を含む)
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・ハートのクッキー
原材料:小麦粉、バター、砂糖、アーモンドプードル、卵、ベーキングパウダー、着色料(赤102、赤106)
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・スノーボールクッキー(和三盆)
原材料:薄力粉、スライスアーモンド、バター、砂糖、マーガリン、黒糖、和三盆、塩
アレルギー表示:乳
・スノーボールクッキー(いちご)
原材料:薄力粉、バター、砂糖、マーガリン、黒糖、ストロベリーパウダー、塩
アレルギー表示:乳
・ジャンドゥーヤ
原材料:ジャンドゥーヤ(ヘーゼルナッツ)、小麦粉、バター、砂糖、アーモンドプードル、卵、ベーキングパウダー、着色料(青1、赤102、赤106、黄4)(卵、小麦粉、乳を含む)
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・ラングドシャ
原材料:ジャンドゥーヤ(ヘーゼルナッツ)、小麦粉、バター、砂糖、アーモンドプードル、卵、ベーキングパウダー、着色料(青1、赤102、赤106、黄4)(卵、小麦粉、乳を含む)
アレルギー表示:卵、小麦、乳
・くるみサブレ
原材料:薄力粉、バター、くるみ、砂糖、卵、塩、シナモン
アレルギー表示:卵、乳
・塩ヘーゼル
原材料:薄力粉、バター、ヘーゼルナッツ、砂糖、卵、ゲラントの塩、バニラ
アレルギー表示:卵、乳
最新の活動報告
もっと見る当校の近状のお知らせ
2024/11/28 10:28こんにちは、ティアハイム小学校です。月日が経ちましたが地元大学生がつくる、保護猫応援プロジェクト「総社の赤米クッキーと絶品コーヒーで、保護ねこ施設と猫に優しい街作りをご支援下さい」へのご支援、誠にありがとうございました!改めてお礼申し上げます。開催から約一年たち、ふたたび寒い季節を迎えています。その間、当校の施設は、各教室にエアコンが設置され、寒い冬に猫たちが震えながら過ごすことがなくなりました!全て皆様の温かいご支援があって、実現できたことです。本当にありがとうございます。また、引き続き施設を継続するため、近日中に「パティスリーアンフルール」さまとのコラボクラウドファンディングを開催する予定です!猫専門の人気イラストレーター「Coony」さんによる焼きチョコ缶やバームクーヘン、ロイ君のお皿など、他にもリターンをたくさんご用意しておりますので、ぜひご支援いただけたら嬉しいです!▼プロジェクトはこちら(11/29~12/31開催予定)保護猫たちに未来を!岡山人気パティスリーの絶品洋菓子をリターンにご支援ください!そして、猫たちの近状ですがエアコンがついて過ごしやすくなったため、以前より気持ちよさそうにのびのびしています。↑暖房をつけたあたたかい室内でまったり。道路の路肩や用水路で保護された猫ちゃんたちは、今では温かい場所で安全に過ごすことができています。用水路で保護された たまこちゃん道路の路肩で保護されたうにくん。先日飼い主のもとへ卒業しました!人懐っこく甘えっこのポンゴくんも卒業!幸せそうに過ごしています。保護猫たちを幸せにしてくださった、里親さま、支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!今後も、これまでと変わらず、より多くの猫たちを幸せにするための活動を続けて参ります。皆様にも、「お買い物やクラファンで楽しく保護ねこ活動に参加!」いただけましたら嬉しいです! もっと見る
パンフレットが完成しました!
2024/10/30 14:30こんにちは!岡山県立大学大学院の岡田と坂田です。 多くの方の協力を得て、ついにパンフレットを完成させることができました!長らくお待たせしてしまって申し訳ありません。完成したパンフレットは、ティアハイム小学校、総社市役所やあそびのきち おひさま、プティ・グレーヌ、豆Labに置かせていただいています!訪れる機会がありましたら、お手に取っていただけたら嬉しいです!またPDF版を載せていますので、下記のURLからぜひ見てください!https://online.fliphtml5.com/yfkpi/baxd/#p=1皆様の協力のおかげですばらしいものを作ることができました! この経験を今後に活かしていきたいと考えています。至らない点も多かったと思いますが、温かく応援してくださりありがとうございました!! もっと見る
パンフレットの発行が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。現在、急ぎ編集中です!
2024/06/06 17:54こんにちは!岡山県立大学大学院の岡田と坂田です。1月に発行する予定であったパンフレットは、現在編集中でして、発行が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。パンフレットを作るに当たり、岡山県動物愛護センターなどいくつかの施設を取材・見学させていただきました。見学させてくださった施設の皆様方、本当にありがとうございました!写真は岡山県動物愛護センターでの様子です。パンフレットが完成しましたら、こちらでご報告させていただきます!楽しみにお待ちください! もっと見る
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