
こんにちは、田中です。本プロジェクトのきっかけとなった、僕と、どろんこ会さんとの出会いを書かせていただきたいと思います。
元々、僕自身はさいたま市の浦和に住んでいた時期がありました。僕の車は油絵でペイントされた、フィットという車を愛用して乗っています。すでに10年は経ちますが、当時、まだ5年目くらいの時に車を走行して信号で止まった際横を見ました。すると自分のと同じような派手な面白い車を見ました。それがどろんこ会さんのバスでした。今でも鮮明に覚えています。そこでどろんこ会さんに電話して経緯を話すと、代表の方が興味を持っていただき、お話を聞いていただけました。それ以降、どろんこ会さんの活動には、共感するところがあり、浦和美園や地元も越谷の園を訪ねたり、どろんこ会さんの集会なども訪ねました。
先日自分の個展があり、どろんこ会さんに来ていただきた際に最近の活動を伺いました。そこで、園のグループが色々面白い就労の機会を作っていたので、そこにデザインを一部やってくれないか、と頼まれました。
そこで、園の方に僕としては自分のデザインを入れるのはいいと思いますが、最終的には障害を持った方の自律的なデザインを入れた方がいいのではないでしょうか、と申し上げました。僕が絵を教えに行って、障害を持った方がデザインをしたり、本人の参加割合が増えるという意味です。
そして、その個展の後ニューヨークの僕の個展が控えてましたのである提案をしました。それは園の子供達のTシャツをニューヨークで発表して売りたいという企画でした。ここで園の子供達のデザインだけだと作品化しずらいので、今回はコラボしてTシャツを共同で作り、ニューヨークで販売するのは、どうでしょうかと、お話ししました。これが今回の本企画までの経緯になります。






