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国立岩手山青少年交流の家(テンパーク)にある「曲がり家」を未来に残すため、10月2日からクラウドファンディングを開始しました!
当施設が開所したのは今からちょうど50年前になります。その頃の日本といえば、「四大公害訴訟」 、第1次石油ショックがあり、高度経済成長から低成長へと経済の流れが変わった時代です。岩手県では、北上川水系の治水が大きな課題の一つとなっており、北上川上流に位置する雫石町に「御所ダム」建設が始まりました。
当施設の曲がり家は、御所ダムの湖底に沈んだ集落から移設したものであり、やがては人々の記憶からも消えてしまうであろう、自然と調和しながら生きてきた記憶や思い出を後世にとどめてほしいとの思いを受け継いだものです。開所以来、多くの方々に曲がり家を利用していただいています。
現在、「持続可能な社会の実現」が求められる時代において、自然物を使い、人と自然が共生してきた曲がり家の歴史と文化は、まさに「持続可能性」を示す貴重なものです。
これからもずっと、子どもたちをはじめ多くの方々の学びの場として使っていただけるように、茅葺屋根の修繕とプログラムの拡充に取り組んでまいります。そのための費用を集めるため、クラウドファンディングを開始しました!
皆様のご支援をよろしくお願いいたします!