ご支援ありがとうございます。
およそ50年前、岩手山南部曲り家は雫石町御所(旧御所村)にありました。
当時、曲り家近くに住んでいた方から貴重な情報を教えていただきました。
なんと、旧所有者のご家族が現在雫石町に在住であるとのこと!
「昨日も電話して、曲り家で過ごしたことを話したところだよ」と。
「ほ、本当ですか?」と驚いてしまいました。
今回の曲り家再生プロジェクトを行うにあたって、移設にかかる経緯をお伺いしたいと思い、旧所有者についても調査しました。
雫石町立図書館に所蔵されている御所ダム対策協議会情報資料で移転先の住所を発見し、現地を尋ねたところ、区画が変更されていてたどり着くことができませんでした。
住宅地図でも確認したものの、旧所有者と思われるお名前を見つけられませんでした。
50年という時の流れには逆らえないものと思っていたのです。
情報提供していただいた方は、以前、曲り家の写真があるかおたずねいただいた方です。
先日当施設の書庫で発見した移設前の曲り家写真をお送りしておりました。
そのお礼のお電話をいただいた際に、旧所有者のご家族にもご連絡した旨を伺った次第です。
「え、知ってらっしゃるんですか?ほ、本当ですか?」
早速、教えていただいた連絡先にお電話しました。
ご家族の方がお出になり、事の経緯、現在取り組んでいるプロジェクトについてお話しいたしました。ご子息にあたる方はしばらくご不在であるものの、近く戻られるとのこと。
ぜひ曲り家移設当時のエピソードを伺いたいとお願いしました。
50年前の記憶、曲り家はなぜここに?
その詳細を知ることができると思うとワクワクします。
今回のクラファンには間に合わないかもしれませんが、ご支援いただいた皆様にご報告できるようにしたいと思います。