こんばんは。本日は3人の方にご支援頂きました。
支援・拡散して頂いた方々、今日もありがとうございます!
今日は少し映画の事についてお話しようかと思います。
私たちは今回のプロジェクトを始めるにあたり、発信するメディアとして映画という選択をしました。
テレビ番組や、インターネット映像を使うなど当然、他の選択肢もあったのですが、
何故映画という選択をしたのかという事について触れてみたいと思います。
映画というメディアの特性
テレビ番組やインターネット映像と映画の違いとは何でしょうか?
様々な要素があげられると思いますが、今回挙げさせて頂くのは観る環境です。
テレビ番組というものは、観ていてつまらなくなったらチャンネルを変えてしまう事もしばしば。
また、つけたらやっているものですので、番組の途中から観始める事もあります。
そのため、制作側も飽きさせない為の工夫や、次も観たいと思うようなあおりを多用します。
私たちは、「興味の持続」と呼んでいるのですが、そのような仕掛けを入れないといけない構成となっているのです。
インターネット映像に至ってはより顕著で、開始から10秒が勝負だとも言われています。
一方で映画はどうでしょう?
みなさん映画館に足を運んだからには、よほどひどい内容で無い限り、途中で退出することは稀です。
私たちが今回制作する映画は、引退馬の現状の良い部分も悪い部分も映し出そうとしています。
それだけに、断片的に観てしまうと、大きな誤解を招いてしまったり、一方的に悪者になってしまう危険があります。
そういった中で映画という選択が最良だったのです。
映画祭への出展
映画が完成後、多くの観てもらう為にはどうすればいいか?
そのために出た結論は、映画祭への出展でした。
クオリティが評価され、映画祭に入賞する事ができれば(映画際の規模にもよりますが)馬の問題に興味が人への訴求もできるのでは無いかと考えました。
当然、映像制作者として自分たちの力を試したいという気持ちもありました。
視聴環境
視聴環境も大切な要素だと思っております。
各メディアの視聴環境を考えた時、テレビ番組だとテレビ。インターネット映像だとパソコンでの視聴が多いです。
映画は、DVDによるテレビもありますが、映画館が多いです。映画館は当たり前ですが、大きなスクリーンに品質の高い音響設備があります。
この環境の中で、映像を観る事で私たちが描きたいものがより伝わるものになると思ったのです。
その分ごまかしは効かなく、アラなども分かりやすいものとなってしまいますが、そこに挑戦するだけの価値が十分あると考えました。
最後に
今回の私の見解は様々な異論もあるかと思います。
もっと違った見方をすれば、テレビ番組やインターネット映像でも私たちの目的を達成する方法もあると思います。
それでも、私たちの議論の中で出た選択を少しでも理解して頂けますと幸いです。
Creem Pan 平本