本日は3人の方にご支援頂きました。
応援・支援して頂いた方、今日もありがとうございます。
3月25日の活動報告では「手応えと課題」で言うところの「手応え」を書きましたので、
本日は「課題」の方を書いていこうと思います。
宜しくお願いします。
【感じている課題】
◆予測不能なクラウドファンディング
3月17日(土)に制作費募集のクラウドがスタートしました。
先日のブログと矛盾するように聞こえるかもしれませんが、開始から1週間で、約70名の方々から約100万円ものご支援をいただいており、想定以上の進捗で手応えを感じております。
とは言え、やはり、この先どうなるかは誰も知る由も無いわけですから、当然大きな不安も感じます。
現段階では順調とは言え、守り一辺倒では絶対に成功しないと思っているので、
先手先手で動いていこうと考えており、今準備をしているところです
◆難航するロケ地交渉①「と畜施設」
劇中の中で、「どうしても、と畜場を撮りたい」というのが、企画草案の段階からの希望でした。
やはり引退馬の多くがセカンドキャリアを築くことが出来ずに、食用肉となるという事実は、引退馬の現状を描きながら「人と馬の共生」をテーマに据える本作にとって、是が非でも撮影したいパートに他なりません。
これまで全国の、と畜会社数十社をリストアップし、直接交渉から役所や自治体を通した間接交渉まで、様々なアプローチをしてきましたが、まだ色よい返事はいただけておらず、正直、本編制作においては、最も大きな課題であると言えるかもしれません。
無論、取材オファーをしていく中でも、そうした場所で働く方々の事情を十分に考えなければなりません。
そうした方々が悪者になってしまったり、攻撃の的になってしまうようなことは、絶対にあってはならないことですので、映画のコンセプトを本当の意味でご理解をいただけるところを探していくことが大切であると考えます。
これをお読みの皆様の中で、と畜施設、または肥育施設について、有益な情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうかご教授いただけますと幸いです。
◆難航するロケ地交渉②「生産牧場」
こちらは難航…というわけではないのですが、取材する生産牧場もまだ決定しておりません。
本作を制作する上で、「馬の誕生の瞬間」というのは、外せないシーンであると考えております。
従って、仔馬が母馬から誕生する瞬間に密着したいと考えております。
現状、関係者からご紹介いただいた候補地はあります。
しかし、限られた制作費の中で制作をしている関係上、長い間、北海道に滞在することが難しいという、貧乏チームならではの事情が撮影条件を困難にしているという側面もあります(笑)
出来ることなら数日間の滞在期間中に生まれてきて欲しいわけですが、やはり仔馬はいつ生まれるかわかりません。
大型牧場であれば、年間に多くの産駒が誕生するでしょうから、滞在期間の間に誕生の瞬間に立ち会える可能性はグンと高まるわけですが、大型牧場はなかなかルールが厳しい部分もあり……
こちらも、もし有益な情報をお持ちの方がいらっしゃれば、是非ご教授いただければと存じます。
ドキュメンタリーという性質上、劇映画のように希望通り進んでいかないところも多く、思うようにいかないことも多々あります。
それについては、応援していただいている方々に、ご心配をお掛けしたりしてしまうところもあるかと思いますが、恥を忍んで、包み隠さずにお話をすることで、作品の強度が少しでも高まれば、それこそが最善であると考え、今回は敢えて「今抱える課題」について、存分に書かせていただいた次第です。
みなさま、どうか応援の程よろしくお願い致します。
Creem pan 平林