画像は筆者が先月看取った猫です。
緑地公園に遺棄されてすぐガリガリに痩せて衰弱してしまった老猫。
保護して半年を過ぎた頃に老衰で永眠しました。
幸い苦しまずに眠るようにスーッと逝きましたが…
…何故、飼い主はあと半年、この子の傍にいてあげられなかったのでしょうか?
本当の名前は分からないから筆者がルネと名付けた高齢猫は、人懐っこい猫。
ケージの掃除をしていると、ずーっとスリスリしているくらいベタ甘でした。
亡くなる前夜もヨロヨロしてパタンと倒れたりしながらも、すり寄ってきたほど。
画像は亡くなる前夜、4~5時間おきに顔を上げてはこちらを見てきたルネ。
自らの命が尽きようとしている中、顔を上げて何か言うように口を開けました。
「そこにいる? いてくれてる?」
そう問いかけられている気がしました。
きっと、また棄てられないか不安があったのだと思います。
「傍にいるよ」
と声をかけて撫でてあげたら、安心して目を閉じていました。
こんなにも人を慕う猫を、飼い主は何故棄てたのでしょうか。
棄てられる猫の哀しみを、飼い主は感じなかったのでしょうか。
猫の言葉は分からないけれど、私たちはその哀しみに寄り添いたい。
プロジェクト残り76日。
現在19人の方に御支援頂いています。
達成率はまだ8%ほど。
拡散・御支援どうかよろしくお願いします。
このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2023/10/26 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。