硬式庭球部を応援いただきありがとうございます!
2023年9月6日から「2023年度関西学生リーグ戦 」は男女ともに試合が終わりました。今回は1部リーグでの活動報告を行います。
1.リーグ戦について〈初めての方向け〉
各位地域の体育会のテニス部による団体戦です。
1部から下部(2~5部)の所属に分かれて総当たりで対戦を行い、各リーグ内の順位を決める試合です。
1部リーグの上位校は「全日本大学対抗テニス王座決定試合」に出場し、日本一を目指します。
試合は
・男子はダブルス3組、シングルス6本の計9本で試合を実施
・女子はダブルス2組、シングルス3本の計5本で試合を実施
ダブルスとシングルスの重複出場も可能で、1日に1名の選手が最大6セット戦うときもあります。
1部リーグは男女ともに試合会場が大阪の江坂テニスセンターで行われます。
そして、1部リーグの5-6位と2部リーグの1-2位といったように、リーグ間での入れ替え戦も実施されます!
なお、今年のリーグ戦は入場制限等が撤廃され、多くの部員が現地にゆき応援したり、卒業生や部の関係者の方が数多く来訪される試合となりました。
2.男子の活動報告
男子は1部リーグに所属し、「1部4位以上」を目標に掲げていました。
初日に滋賀県のびわこ・くさつキャンパス(BKC)からレンタカーを借用し、選手のケア用品や陣地で使用する荷物を江坂まで搬入しました。
陣地を作り、試合時の休憩やケアのベースとなります。
この間、監督や副部長からも多くの支援をもらい、テントや椅子も充実し、本格的な陣地が作れています。
2-1.男子の試合について
×立命館大学 1-8 関西学院大学○
9/8(金)
×立命館大学 0-9 近畿大学○
9/10(日)
×立命館大学 2-7 甲南大学○
9/13(水)
×立命館大学 3-6 同志社大学○
9/15(金)
×立命館大学 0-9 関西大学○
結果:6位 入れ替え戦確定
2-2.会場の雰囲気
今大会は人数制限の撤廃もあり、全部員で現地に赴きコート内外で戦えるように準備を進めてきました。
応援でも負けない、選手を鼓舞できるようにと全員で盛り上げていました!
部員間で作った応援歌を文書にし、みんなで鼓舞しました!
他にも他校の試合の審判に入ったり、シングルスでボーラーに入ったりと、選手以外は大会運営を手伝います。
貴重品の管理や試合で使用する書類の管理含め、なんども確認し、事故なく大会を一旦は終えることができました。
2-3.試合の詳細
部員間で打ち合わせを何度も行い、全試合ベストメンバーで戦うことを決めました。
直前までの対抗戦の結果、個人戦の結果を踏まえ、4-6位までは混戦状況になると想定していました。
そのため、最後に勝ち星数の合計も重要となると考えた次第です。
特に接戦が予測された対甲南大学、同志社大学戦では
「ダブルスで2本の勝ち星をあげる」
「シングルスで3本以上の勝ち星をあげる」
という目標で戦いました。
①甲南大学戦
ダブルス
D1~3まで1セット目からポイントをリードする場面がありました。
その中で、急造ペアの本嶋(理工・4回)・藤原(スポ・1回)が最初に勝ち星を1つ上げました。
もう1組続きたいところでしたが、勝つ見込みであったD1の羽山(理工4回)・三木(スポ2回)が接戦を取り切れずに負けてしまします。
シングルス
ダブルスを1-2で折り返し、順次シングルスが始まりました。
雨天もあり、2日にかかっての試合となりました。
S2の小川(スポ3回)は1セットをリードした状況からフルセットに突入、S4豊島(スポ4回)は1セットを取られた状況からフルセットに突入しましたが、勝星を上げることはできませんでした。
他選手も負けていく中、先の関西学生、インカレでシングルスでの頭角を現した三木がロースコアで相手を圧倒し、シングルス唯一の勝ち星を上げ、一矢報いるものの負け越しとなりました。
全体
リードした場面で「ポイントを取り切る」ことができず、結果2-7で負ける悔しい結果となりました。
②同志社大学
甲南大学戦が2日にわたり、3日連続での試合となりました。
オーダーは変更変更せず、同じ作戦で試合に臨みました。
甲南戦以上に、どの組もスコアが拮抗し、1セット目の終盤で立命館が先行する場面がありました。
応援してた部員含め、現地での高揚も最高潮に達していました!
しかし、1セット目を奪取できたのはD1の羽山・三木組のみで、他2組は1セット目を奪われ、その流れを取り返すことができずに惜敗を喫することなります。
残るD1も4時間を超えるフルセットの試合となりましたが、最後は相手が踏ん張り切り、勝星を上げることはできませんでした。
シングルス
0-3からの折り返し、4時間超の試合を展開した羽山・三木以外は順次シングルスに入ってゆきます。
まず、S3の本嶋がハードヒットと複数のスライスを駆使し、自身のテンポに持ち込み、2セットを奪い、勝星を1つ上げました。
また、休憩終了後に入ったS6の羽山もテンポのいいテニスを展開し、勝星を上げます。
しかし、S2の小川、S4の豊島、S5の森下は思うようなプレーができずに、ロースコアでの負けとなりました。
なお、S1の三木は1セットを奪取したところで相手の棄権により、勝星を上げたものの、結果は3-6での負けとなりました。
3.リーグ戦を通じて
上位校の選手相手に競る試合や勝ち星を上げる試合もありましたが、勝利を狙いに行った試合で勝ち星を上げられず、1勝の重みを痛感することとなりました。
特にダブルスで、セットやポイントを先行しながらも勝ち切ることができない歯がゆさ、シングルスも勝ち星を狙ってのオーダーがかみ合わないなど、テニスの難しさを再認識しました。
一方で、一部リーグ校の中で一般入試組の比率が高い本学ですが、テニスの技量や経験の隔てなく、部員一丸となって試合に臨めたことは、大学生として非常に恵まれた経験であると学びました。
コロナ禍で、課外活動、特に部活やサークルへの加入率が減っているのが実情です。
その中で、本学硬式庭球部は毎年多くの部員が入部し、一緒に活動をしています。
特に今年は入場制限が撤廃されたため、全日全員で会場に赴き、支援や応援できました。このテニスを通じて集団行動や責任を学ぶことができ、「勝った・負けた」以外の学びも多かったと思います。
しかし、勝負の世界ですので、まずは9月23日の入れ替え戦、そして来年の個人戦・リーグ戦を意識し、練習や運営の改善を行っていきます!
4.最後に
ご協力頂いているクラウドファンディングによる支援のおかげで金銭面の不安もなく、リーグ戦に集中して臨めております。
多くの応援、誠にありがとうございます。
試合速報:http://ritsumeitennis.blog.fc2.com/
Instagram:https://www.instagram.com/stories/ritsumeikan_tennis
※試合によってはinstagramでライブ配信を行ています。お時間あればぜひご覧ください!
入れ替え戦も速報やライブ配信を行います!現地の雰囲気を味わっていただければ幸いです。
これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。