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戦争を体験した 無名兵士の日誌(昭和16年3月10日~9月4日)を出版したい

戦後78年。悲惨な戦争を語り継げる人が少なくなってきた。しかし、平和のため何らかのかたちで悲惨な戦争を語り継がなければならない。私の父は信太山野砲聯隊に属し下級兵士であったが、当時の聯隊の厳しい生活の様子や訓練、戦友との友情、そして家族を想う気持ちと死への覚悟と遺書を書き綴っている。

現在の支援総額

105,000

15%

目標金額は700,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/08/10に募集を開始し、 19人の支援により 105,000円の資金を集め、 2023/10/02に募集を終了しました

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戦争を体験した 無名兵士の日誌(昭和16年3月10日~9月4日)を出版したい

現在の支援総額

105,000

15%達成

終了

目標金額700,000

支援者数19

このプロジェクトは、2023/08/10に募集を開始し、 19人の支援により 105,000円の資金を集め、 2023/10/02に募集を終了しました

戦後78年。悲惨な戦争を語り継げる人が少なくなってきた。しかし、平和のため何らかのかたちで悲惨な戦争を語り継がなければならない。私の父は信太山野砲聯隊に属し下級兵士であったが、当時の聯隊の厳しい生活の様子や訓練、戦友との友情、そして家族を想う気持ちと死への覚悟と遺書を書き綴っている。

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はじめに・ご挨拶

このプロジェクトオーナーの兵庫県丹波市に住んでいる岡田龍雄と申します。初めてクラウドファンディングに挑戦しています。沢山あるプロジェクトの中から、このプロジェクトをご覧いただき有難うございます。私の父は戦時中に信太山野砲聯隊に下級兵として所属しており、当時に書いた日誌を書籍化しました。著者の思いを理解していただき、戦争と平和について思慮を深めていただける支援者を募っております。


このプロジェクトで実現したいこと

戦後78年、私は悲惨な戦争を知りません。しかし、現在当たり前のように享受している平和は、多くの兵士やその家族そして民間人の犠牲の上に築かれた平和です。平和の対局にある戦争の事実を語り継がなければならないと思います。そんな想いで、戦時下に兵士であった父の日誌を書籍に仕上げました。兵士の日誌を読んでいただいて戦時下の兵士の皇恩・報国という気持ちのよりどころと、平和な時だからこそ戦争について思慮を深めていただければ幸いに存じます。

また、遺品の中には共に辛酸を味わった戦友の住所録が入っていました。この住所録を基に、連絡の取れる戦友には完成した書籍をお送りし、既に亡くなられた戦友には、連絡がつけば送りたいと思っております。また、受け取っていただけるなら、各地の平和記念館や丹波市内の図書館などに寄贈したいと思っております。戦争と平和について思慮を深めていただける資料になれば幸いに存じます。

ご支援よろしくお願いいたします。


大阪日日新聞 令和4年8月14日掲載



プロジェクトをやろうと思った理由

戦後78年の時間が流れました。平和が当たり前の私たちの現在の生活があります。しかし、過去には悲惨な戦争があり、その戦争を語り継げる人も少なくなってきました。平和のため何らかのかたちで悲惨な戦争を語り継がなければなりません。約80年前私の父は、下級兵ではありましたが信太山野砲聯隊に所属していました。その父が亡くなり家の整理をしていたところ、多くの戦争に関係する遺品が出てきました。

戦争の遺品が入っていた古い木箱

遺品の一つに聯隊での厳しい生活の様子や厳しい訓練、戦友との友情、そして家族を想う気持ちと死への覚悟と遺書を書き綴った日誌がありました。書籍にして悲惨な戦争を語り継がなければならないと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

想いを綴った日誌

最後の書置き


常に携帯していたと思われる戦陣訓
行軍の様子
発刊にあたって

涙ながらに聞いていた露営の歌


 子供の頃の事です。父が蓄音器で【露営の歌】を聴きながら涙を流していたことを思い出します。当時はその涙の意味も理解できず、父の顔を見ていました。今回、出てきた遺品と日誌を観たり読んだりすることで、少しながら涙の意味を理解できたような気がします。

父は信太山野砲聯隊に所属していたことがわかりました。

 子供の頃から家のあちらこちらに、戦争に関係しそうな物があった記憶があります。それはきちんと整理された状態ではなく、一部は埃を被った状態であったと思い出されます。

父が亡くなり母も亡くなり、家の整理をしていた時の事です。黒い大きな古い木製の箱が出てきました。箱の上には墨で、父が【戦争の事実を伝えてください】と書いていました。丁度その時期に丹波新聞社の企画で【戦争体験を伝えていただけませんか】という取り組みがあり、新聞社に連絡をして取材に来ていただきました。それまでは箱を開けることも無く、初めて新聞記者の方と箱を開けました。

沢山の遺品は2007年の新聞に大切に包まれていました。父は農業をしながら元気に過ごしていたのですが、2007年9月に急逝しました。

虫の知らせだったのでしょうか、亡くなる年の春に戦争に関係する資料を整理していたのです。後世の平和のため、戦争を体験した者の役割として整理してまとめたものと思います。その中に入営当時の日誌がありました。その日誌を、某社の記者の方が時間を掛けて、原文に忠実に入力し直してくださいました。その日誌を読みながら遺品を観ると、遺品が平和の願いを語りかけてくれているように思います。

テレビなどのドラマで出征の時に、日の丸を振りながら大きなのぼり旗を掲げ『万歳』で送り出される場面を見ることがあります。実際に当時ののぼり旗を手にした時、戦争を知らない私ですが【戦争があったんだ】という歴史上の事実を再認識いたしました。また、多くの方が寄せ書きをしてくださった日の丸の旗もありました。送り出す兵隊さんの命を守る、お守りの千人針もありました。それを腹に巻き訓練に励んだことと思います。80年余り経った今でも、汗と思われるシミも残っており、当時の厳しさと苦労が想像できます。

無事を願った千人針

当時、表向きは出征させることは名誉な事であるという風潮がありましたが、出征する兵隊さんの親や周りの人たちは、無事を願わずにはいられなかったことと察します。整理して残している沢山の遺品には、一つひとつ意味があり平和の意味を語りかけてくれているように思います。

今後も私が出来る限り大切に保存して、後世に戦争があった事実を伝えたいと思っております。

厳しい演習

夜間演習



資金の使い道

書籍は自己資金と支援していただいた資金で制作します。支援していただいた資金は全額書籍の制作費用とリターンの
発送費用、CAMPFIREの手数料に使用します。

書籍制作費用:約544500円 (200部制作予定)

リターン発送費用:約40000円

CAMPFIRE手数料:約120000円(700000円の場合)

*支援総額により部数が変わり次第更新します。



リターンについて

5,000円ご支援を頂いた方には、日誌【戦争を長く語り継いで下さい】の書籍を1冊と、お礼の手紙をお送りします。

書籍は(233ページに及びます)


完成予定の書籍の表紙(著者が直接毛筆で揮毫した文字です)
*200部を制作する予定にしていますが、目標を超えた場合でも増刷して対応します。多くの方に読んでいただく機会を与えていただければ幸甚に存じます。

*著作物の権利について
 リターンで購入された場合でも、その後二次使用していただくための権利は制作者のものになります。ご利用になる場合は連絡し
 てください。

 


実施スケジュール

2021年8月:丹波新聞社の【戦争体験を伝えていただけませんか】の企画の取材を受ける

2022年1月:遺品について某社の取材を受ける

2022年2月:遺品の日誌の入力作業開始(某社の記者)

2022年8月:全国の新聞各社から遺品についての記事を発信

2023年1月~:書籍制作についての作業開始(丹波新聞社)

2023年8月:クラウドファンディング開始

2023年8月:書籍完成予定(8月15日の終戦記念日前後)

2023年9月:クラウドファンディング終了


最後に

悲惨な戦争を体験した軍靴・・・この靴で平和の道をしっかりと踏みしめたい。そして平和の道がいつまでも続きますように!

軍靴

過去の悲惨な戦争の事実を知り、当たり前の平和を子供、そして孫・・・・にまで続きますように!

応援よろしくお願いいたします


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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    厳しい夜間演習だと思います。信太山野砲聯隊で厳しい訓練を受けて、出征にのぼられたと思います。無事を願わずにはいられません。初めてクラウドファンディングに挑戦していますので手探りで挑戦しています。ご支援をいただいた支援者の皆様有難うございます。初めての挑戦でアピールできる人脈も少ないので、プロジェクトの拡散をしていただければ有難いです。よろしくお願いいたします。岡田龍雄 もっと見る

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      5,000

      ・お礼のご挨拶 ・書籍【戦争を長く語り継いで下さい】を1冊お届けします。発送は少し遅れますが12月から順次発送します。 (表紙の文字は著者が筆で揮毫していた文字です。木箱に貼ってありました)

      支援者:19人

      お届け予定:2023年12月