おばんです！おかげさまで15日をもってクラウドファンディングの募集期間を終了しました。あらためて、『山梨の妖怪展2023』へのたくさんのご支援ありがとうございます！設定した目標金額にはあと１歩及びませんでしたが、ご支援は今年開催分の補填と、来年開催への資金とさせていただきます。今年で3年目の企画展ですが、来年・再来年へと継続し「山梨の夏に妖怪展あり！」となれるよう力を注いでいきます。(もしかしたら他の県や地域でも開催するかもしれません！？)『山梨の妖怪展2023』の展示は会期中に200人近くの方にご来場いただき、個人の展覧会としては大成功でした。老若男女問わず、たくさんの方に足を運んでいただき、多数の方が２時間近くじっくりとご観覧いただきました。初挑戦の3DARも多くの方に楽しんでいただけました。今回は『金の人形』でしたが、10月の展示では『岩殿山の赤鬼』を3DARにします！こちらもイベント盛りだくさんの見応えある展示にしますので、ご予定いただければ幸いです。『鬼と山梨の妖怪展in中樹山淨照寺』さらに詳しい情報はこちらリターンは目下製作中ですので、到着はいましばらくお待ちくださいませ。今後ともどうぞ大蛇堂をよろしくお願いいたします！【大蛇堂の今後の予定】10月8日　　　　深川お化け縁日　秋の陣10月17日-22日　鬼と山梨の妖怪展2023in中樹山淨照寺10月29日　　　 富士川クラフトフェア2023

おばんです！いよいよクラウドファンディングも残り2日となりました！たくさんご支援ありがとうございます！展覧会は終わりましたが、来年・再来年へつづく展示とするため、事後処理をいろいろ行ってます。ご支援は未来に向けて、とても励みになります！今回は『夔神(キノカミ)』掛け軸の制作に至る背景をご紹介します。『夔神掛け軸』は単なるファンアートではなく、山梨岡神社さんの許可をとって描かせていただいたもので、描いた掛け軸を奉納もしています。今年の4月4日・5日は山梨岡神社の例大祭でした。山梨岡神社は県名「山梨」の元となった木があったり、背後の山で笈形焼がされたり、藤があったりと多くの由緒をもつ神社です。じつは大蛇堂はだいぶ前からこの日を待ち望んでいました。というのも、日本じゅうでこの神社でしか祀られていない『夔神(キノカミ)』の木像が七年ぶりにご開帳されたのです！！夔神は水木しげる大先生の「日本妖怪大全」に神様の項目で描かれていて以前から知っていたのですが「山梨にいるのだからご開帳で実物を見て、それから描こう」と心に決めていたのです。由緒ある太々神楽も奉納されています。地域の方々約30名ほどに口伝されているそうで2日間にわたって行われる、見事な舞です。そして、本殿には！　(ガラスにまわりがうつりこんでうまく写ってませんがご了承ください)こちらが夔神の木像です！雷除け・魔除けの神様とされています。やっと拝むことができました！なんともかわいらしいフォルムではありませんか。この木造、かなり足が前の方についており背面が平らなため、自立しないそうです。そして掛け軸も同時に飾られていました。こちらは毎年例大祭で飾っているそうです。100枚限定の夔神お札もいただいてきました。宮司の中村さんもいらして、いろいろお話を伺うことができました。そしてその流れで「夔神」の掛け軸を描くご了承もいただけました。ということで腕をふるって制作させていただき、できあがった掛け軸を6月4日に奉納させていただきました。なかなかできない体験ですし、緊張しました。本殿で奉納を済ませた後は、社務所にて以前からあった掛け軸と並べて宮司の中村さんとお話をさせていただきました。貴重なお話をたくさん伺うことができ、なお夔神と山梨岡神社を深く知ることができました。メディアにも取材いただき、読売新聞・テレビ山梨・上野原ブロードバンドなどで報道される予定です。描いた夔神掛け軸はこれからも大蛇堂にて販売させていただき、売り上げの10%を山梨岡神社さまに寄進させていただきます。山梨岡神社に奉納したものと同じサイズ(50cm x 80cm)は大蛇堂のオンラインギャラリーで扱っています。ですが！今回、リターンに用意した掛け軸はひとあじ違います！サイズは38cm x 90cmで、夔神の迫力を存分に表現。さらに『雷除け』ということで、表装の部分にも雷のしつらえを行いました。身長160cmの人物と比較すると、よりその存在感がわかっていただけると思います。今回かぎりの夔神掛け軸、ぜひ一家に1枚、祀っていただき雷除け・魔除けにしてはいかがでしょうか？

おばんです！今年も無事に『山梨の妖怪展2023』が１週間の会期を終幕しました。連日たくさんのご来場ありがとうございました！山梨の妖怪展も3年目、毎年50体ずつ妖怪を発掘して紹介しているので今年は150体の妖怪を展示しました。市町村ごとに妖怪を配置した大きな地図も作成。高さ約2.5メートル！アトリエでは広げることができず、会場ではじめて広げましたがかなり大きいです。もうこのやまなしプラザさん以外では展示できなさそうです。初日には山梨放送さんと毎日新聞さんの取材も入りました。↑山梨放送さん取材のようす。夕方のニュースで取り上げていただきました。↑毎日新聞さん。朝刊に写真つきで紹介していただきました。会場には150体ぶんの山梨妖怪掛け軸と、新作50体を中心としてキャプションを配置。みごたえ抜群の展示です。今回は展示だけでなく『ぬりえAR』と『3D金の人形AR』も体験できました。初めての試みでしたが大盛況！↑色鉛筆でもくもくもくと塗ってますね。↓塗ったぬりえがこんなふうに飛び出ました。↑たぶんこれは、椅子の上に妖怪がいてそれを写真に撮っているところですね！↑金の人形も大盛況！(『金の人形』はリターンにもなってます)9月２日にはトークショーも開催。ゲストはおなじみFM FUJI妖怪TALKのDJ徳タケ喜一さんと、人気ユーチューバー世界ミステリーchさん！会場は満員！妖怪のあつい熱気につつまれました。↑光るキャベツも登場(笑)↑もちろん甲府星人や・・・↑夔神もいました！（リターンの夔神掛け軸はさらに特別な雷光verです！）本当に連日たくさんの方にきていただきました。大人だけでなく、お子さんたちもじっくりみていただき、ぬりえなどで存分に楽しんでいただけたようです。新作図録は、展示会の限定表紙版も作成。こちらも好評な様子です。現在実施中のクラウドファンディングのリターンで限定表紙版は入手可能です。(~2023年9月15日まで)この機会を逃すと、図録は通常表紙版の販売のみとなります。約3ヶ月、夏の間はずっとこの準備をしていました。たくさんの方に足をはこんでいただき、みなさんには楽しみ、満足していただいたようで作家冥利に尽きます。9月は少し展示はお休みしますが、10月は毎週なにかしら出店があります。【予定】10月8日　　　　深川お化け縁日　秋の陣10月17日-22日　鬼と山梨の妖怪展2023in中樹山淨照寺10月29日　　　 富士川クラフトフェア2023特に「鬼と山梨の妖怪展」は700年以上続くお寺の本堂での展示です！ぜひこちらもご注目ください。CAMPFIREでのクラウドファンディングもまだまだ募集中です。引き続き大蛇堂を、よろしくお願いいたします！

おばんです！ついに（やっと？）はじまりました、『山梨の妖怪展2023』のクラウドファンディングです！展示会期の１週間前から開始と、なかなかタイトなスケジュールですが展示が始まってからにならなくてよかったです。今回の展示も見応えのあるものになるよう、がんばりました。6月くらいからずっとこの展示の準備をしていた気がします。さて、今回はリターンのひとつ『餅雪コラボ・金の人形』の実物の紹介です。プロジェクトの申請段階では現物ができあがっていなかったため、イメージ画像での公開となりました。それでは早速どうぞ！思ったより、金ピカじゃなあないですか？！餅雪さんは妖怪専門の立体造形作家さんで、昨年もコラボさせていただきました。今回は全高35mmの金の人形、ミニサイズでお願いしました。金の人形は大月市に伝わる話で、ヤマトタケルが落とした人形を土地の人が祀っていたけれど、盗難を心配していつもと違う神社に祀ったら汗をかいていた、というお話しです。伝説の中には姿形の描写はないので、かたちは大蛇堂のイメージです。ちょっと埴輪っぽくしてみました。ヤマトタケルが持っていたくらいだからご利益もあるかも？！金の塗装は、金粉を練り込んだ塗装です。これは、大蛇堂が初心者向け金継ぎセットを買った際の塗料を参考にしました。全高35mmと小ぶりではありますが、なかなか面白い仕上がりになっていますよ！今後もいろいろ投稿しますので、ひきつづきご注目いただければ嬉しいです！大蛇堂