【Music for Life財団動画のご紹介】
これまでタイ語と英語でしかなったMusic for Life財団(イマヌエルオーケストラ)の紹介動画の日本語版が届きました!!
動画はこちらからご覧いただけます
いつも活動を支えてくださっている、バンコク在住の日本人ボランティアさんたちが今回の日本公演に向けて作成してくださいました。
<Music for Life財団(イマヌエルオーケストラ)の成り立ち>
2000年、タイの首都バンコク中心部にある最大のスラム街クロントイ・スラムの「イマヌエル教会」に赴任していた1人のノルウェー人宣教師が、通りで遊んでいた子供たちにバイオリンを教え始めたことからスタートしています。
イマヌエル音楽学校として創立してから22年たった現在は、次世代の子供たち70~100人が、スラム街で音楽を学ぶスクールに育ちました。
イマヌエル音楽学校では将来の選択肢が極めて限られたスラムの子どもたちの自立と将来への希望のために無償で音楽教育が施されています。
現在は同スラム出身でこの音楽学校の最初の成功者ヴァリン・アートヴィライさん(通称トンさん)をはじめ、卒業生によりオーケストラの指導がおこなわれ、彼らの熱意により次世代の音楽家を生む希望に満ちた未来のための活動が広がっています。
そして2019年には「Music for Life 財団」として、タイ政府から認可がおりています。
この子供たちが結成したイマヌエルオーケストラは、定期的にコンサートなどを開催しており、音楽とのかかわりにより子供たちの生きる力を育む活動が展開されています。
タイには残念ながら、今もスラム出身であることを隠さなければ就職することも難しい差別が残ります。
指導者トンさんの夢は、オーケストラメンバーの子供たちが将来、「イマヌエルオーケストラ出身です」と胸を張って言えるようにすること、その時に「それなら素晴らしいオーケストラだから間違いない」と認めてもらえるようにすることです。
このように頑張っている彼らの姿が、日本の人たちの未来への希望と困難に立ち向かう勇気と大きな力になるのではないかと思い、今回の日本公演ツアーを企画いたしました。
このイマヌエルオーケストラ来日公演ツアーを支える、クラウドファンディングへの挑戦もあと3日間となりました。
どうか皆さんのお力で彼らの輝きをより多くの方に届けていただきたいと思います。