各地で「満員御礼」 イマヌエルオーケストラ日本縦断ツアーが大成功で終了!バンコク「スラムの奇跡」イマヌエルオーケストラが10月12日に来日してから、怒涛の12日間が過ぎていきました。 ①北海道公演(10月15日、北海道音更町「音更町文化センター」) ②在東京タイ王国大使館特別公演「感謝の夕べ」(10月18日、スポンサー企業等が対象) ③東京公演(10月19日、東京都新宿区「日本福音ルーテル教会」) ④熊本公演(10月22日、熊本県益城町「益城町文化会館」) ――が開催されました! (少人数のスタッフで駆け回っていたため、ご報告が遅くなりました。お詫び申し上げます) マスメディアにも多く取り上げられたおかげもあり、北海道公演は600人の観客を集めて、ほぼ満席。東京公演は200席余が完売、熊本公演で用意した約500席も完売となりました! みなさまのご支援に改めて感謝いたします。ありがとうございました。 以下に、各公演のハイライトをFacebookにある「NPO法人シャイン・フォー・ユー」ページや「イマヌエルオーケストラ来日公演応援グループ」、また各種メディアで公開された記事・ニュースなどのリンクを貼って紹介してまいります。◎同年代の子供たちと友情が芽生えた北海道公演 1人あたり30kgもの荷物を抱えて札幌・新千歳空港から日本入りを果たしたイマヌエルオーケストラの子供たち(中・高校生13人、指導者4人、引率者1人の計18人)は、まず北海道の音更(おとふけ)町で宿泊。 ここで15日に開かれた「おとふけ生涯学習フェス2023音楽祭」で、来日して初めての演奏会を開きました。 その演奏の様子はこちらから。→北海道公演・全記録 そして、音更町は特撮映画『ゴジラ』シリーズで有名な作曲家、故・伊福部昭の故郷でもあります。昔から音楽が盛んな地で「音更町 伊福部昭記念 ジュニアオーケストラ」もあります。また中学校・高校でも吹奏楽部などが多く存在します。 そんな地元の小・中・高校生と共演も果たしました。総勢80人で構成し、管楽器も打楽器も入ったオーケストラで演奏したのは、SF交響ファンタジー第1番より『ゴジラのテーマ』(青山昌弘編曲)です。 そしてアンコールでは、タイでも人気の漫画・アニメ「ドラえもん」の曲『夢をかなえてドラえもん』を演奏しました。 指揮者は北海道のジュニアオーケストラ活動の第一人者で、「どさんこ青少年オーケストラ協会」の代表・音楽監督を務める助乗慎一さん。非常に迫力のある演奏になりました。 これは聴き逃せません!→ 圧巻の演奏◎初めて訪れた“海外にある自国の大使館”で「感謝の夕べ」 北海道から東京へ移動したイマヌエルオーケストラは、18日(水)の18時30分から、東京都品川区にある在東京タイ王国大使館(以下、タイ大使館)のホールで、スポンサー企業様などをお招きしての「感謝の夕べ」を開きました。 タイ大使館からの全面的なバックアップで実現したこの公演。子供たちは初めて、海外にある自国の大使館を訪問することになりました。 10月から臨時代理大使を務めるプラーンティップ・ガーンジャンハッタキット公使ほかタイ大使館のスタッフの皆様、そして2023年9月末まで同大使館の前大使だったシントン・ラーピセートパン氏が帰任地のバンコクからわざわざお越しいただいて列席する中、ホールの定員100人を超えるお客様が集まりました。 タイ大使館にも当日のこの様子をFacebookページで紹介していただきました。 NPO法人シャイン・フォー・ユーのFacebookページでの投稿はこちら。 また、この大使館での公演「感謝の夕べ」の様子は、テレビ朝日系列のニュース番組でも報道されたほか、同じテレビ朝日の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」でも5分30秒ほども取り上げられました(動画はYouTubeから)。 ※なお、東京公演のフル動画も高音質・高品位映像でご用意しています! →ライブ配信用チケット「イマヌエルオーケストラ東京公演 with Tambun Project 」 (配信期間:2023年11月19日〜12月31日)ぜひお買い求めください。 https://tambun.theshop.jp/items/78579468◎感動の東京公演、最後はほぼ全員がスタンディングオベーション! そして19日(木)には、いよいよ東京での本公演「Tambun Project presents "Music with No Borders" with Immanuel Orchestra」が開かれました。「Tambun Project」は、駐在員の子息としてタイ・バンコクに住んで日本人学校に通っていた日本人女性3人が立ち上げた音楽プロジェクトです。ヴォーカル・新妻由佳子さん、ピアニスト・宮野寛子さん、コーディネーター・山形まどかさんの3人は「お世話になったタイへの恩返し」をプロジェクトのテーマとしており、これまでもイマヌエルオーケストラの本拠地であるクロントイ・スラムでも、一緒にコンサートを開いてきました。 会場は、東京・新宿に近い大久保通りにある日本福音ルーテル東京教会。奇しくも、イマヌエルオーケストラが発祥したクロントイ・スラムの教会と同じルーテル教会です。多くの訪日外国人観光客が通るこの地で、18時に開場してクラウドファンディングでご支援いただいた方々を中心に200席がぎっしりと埋まりました。 以下はFacebookページの「イマヌエルオーケストラ来日公演ツアー応援グループ」より、一部をご紹介します。 ▼スタートはパイプオルガンでの『Amazing Grace』から! ▼NPO法人シャイン・フォー・ユーの加古川成子・理事長からの挨拶 ▼イマヌエルオーケストラ団員たちの入場です! ▼いよいよ イマヌエルオーケストラとTambun Project との共演! ▼イマヌエルオーケストラと宮野寛子(ピアニスト)&中川幸尚(音楽監督、チェリスト)によるPiazzolla “Libertango” ▼東京公演、感動のフィナーレ! ほぼ全員がスタンディングオベーション!! ――団員の子供たちも、Tambun Projectのみなさんも、スタッフも、そしてお客様も、感動で涙ナミダ……の閉幕でした。 東京公演の様子は、翌20日(金)に再びテレビ朝日のニュース番組で報じられたほか、21日(土)には同じく取材していた日本テレビ放送網の全国版「news every.サタデー」でも特集枠で詳細に紹介していただけました!◎500席がSOLD OUT! 開場前には行列もできた熊本公演 東京公演の翌日、イマヌエルオーケストラの子供たちは羽田から熊本空港に移動。タイトなスケジュールで体力的には疲れも出始めていたようですが、最後の公演となる熊本の地で練習やストリート演奏、そして22日(日)に益城町文化会館で開催された熊本公演に臨みました。 ▼熊本市の繁華街にある「STREET ART-PLEX Kumamoto」でストリート演奏会 ▼熊本公演の前日におこなった熊本ユースシンフォニーオーケストラとの合同リハーサルの様子(益城町文化会館) そして22日(日)。来日公演ツアーで最後となる熊本公演の日です。熊本ユースシンフォニーオーケストラとの合同演奏を指揮したのは、熊本市在住で元・タイ王立バンコク交響楽団のチェリストを務めていた中川幸尚さんです。中川さんにはイマヌエルオーケストラ来日公演ツアーの音楽監督も引き受けていただきました。 ▼開場前に「イマヌエルオーケストラ」グッズなども用意して準備 ▼いよいよ熊本公演の本番です!/こちらも! 熊本公演の終演後は、熊本ユースシンフォニーオーケストラの山口邦子理事長から、新たにフルートをイマヌエルオーケストラに寄贈 していただきました!ありがとうございます! イマヌエルオーケストラは現状では弦楽器のみのオーケストラですが、今後は管楽器や打楽器も導入して、本格的なフルオーケストラを目指していくことになるかもしれません。期待しましょう! 子供たちは23日(月)、講演を終えた安堵感と心地よい疲労感で「熊本城」や「阿蘇」などを観光した後に、福岡市へ移動します。 そして福岡空港から24日(火)の11時30分ごろのタイ国際航空(TG)便でタイへと帰国する予定です。 以上、ダイジェスト的に来日公演ツアーの最新映像をお届けしました! みなさまのご支援に関係者一同、改めて心からの感謝と御礼を申し上げます。 ありがとうございました!(了)
クロントイスラム の付いた活動報告
ご報告が遅くなりましたが、9月4日(月)18時から在東京タイ王国大使館(東京・品川区)におきまして、シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使閣下プラーンティップ・ガーンジャナハッタキット公使アチャラー・チャイヤサーン領事――各位のご臨席を賜り、NPO法人シャイン・フォー・ユー主催「スラムの奇跡~イマヌエルオーケストラ来日公演支援~チャリティーコンサート」を大盛会のうちに開催することができました。 高温多湿の天候の中、プロジェクトにご支援をいただきご来場いただいた皆さま、タイ王国大使館の皆さま、趣旨に賛同し快く出演してくださったリバティーブラスの皆さま、そのほか関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。 コンサートは、まずシントン大使の親しみと思いやりのあふれたお言葉に始まり、シャイン・フォー・ユー理事長・加古川成子のご挨拶、宝塚ルーテル教会主任牧師(元バンコク・サムロン・ルーテル教会牧師)杉岡直樹様のビデオメッセージ、イマヌエルオーケストラ事務局長プラニー・サイヨーターさんのビデオメッセージ、指揮者ヴァリン・アトヴィライ(トン)さんのビデオメッセージと今回のコンサートのためにわざわざ収録されたイマヌエルオーケストラの演奏(ヴィヴァルディ《「四季」より春》、プアンロイ・アパイウォン《丸い瞳 Ta Saen Klom(タイの曲)》など)が披露されました。 その後、いち早くスポンサーとして名乗りを上げてくださった川村憲司様(NIPPON PARKING DEVELOPMENT (THAILAND) CO., LTD. 代表取締役社長)のビデオメッセージに続いて、サプライズでバンコクとテレビ会議でつなぎ指揮者トンさんやプラニーさん、オーケストラのメンバーが東京会場にご挨拶しました。 ここで休憩時間。開会前と休憩時間には、大使館御用達のタイ料理レストラン「チャオタイ」のケータリングサービスで、軽食や見た目も楽しいスイーツなどが供され、お客様の舌も大いに満たされたようです。https://chaothai.jp/休憩時間にも、バンコクで収録したトンさんや他のオーケストラメンバーへのインタビュー・ビデオをスクリーンに流しました。 後半はお待ちかね、金管五重奏団リバティーブラスによる生演奏です。有名なスッペ《軽騎兵序曲》や、ジャズ、ミュージカルなどさまざまなジャンルの名曲を、軽妙かつ大迫力で演奏していただき、お客様にも堪能していただきました。https://twitter.com/BrassLiberty 最後にシントン大使をはじめ大使館の方々、お客様、リバティーブラスのメンバー、シャイン・フォー・ユーのメンバー全員で記念写真を撮影し、お開きとなりました。 今回のチャリティーコンサートは、シントン大使をはじめとするタイ王国大使館のご厚志によって実現しました。重ねて御礼申し上げます。NPO法人シャイン・フォー・ユーでは、引き続きクラウドファンディングをはじめ、さまざまなご支援を必要としております。皆さまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。クラウドファンディングプロジェクトページシャイン・フォー・ユーHP