皆さま、いつも大声援を頂きまして有難うございます。あと1ヶ月で、いよいよXmasですね。今年もあっという間の、11ヶ月でした。さて、今年はお陰様で念願の牧場の土地を購入し、令和の開拓がいよいよ皆さまと一緒にスタートすることが出来ました!そしてもう1つ、念願のチーズ工房の建物を借りられ、改修工事も95%終わりました!!今回工房を借りられた場所は、牧場から車で7分程度の比較的近い場所にあります。もともと、酪農組合の事務所であり、地域のミルクを集めて一旦冷却する、「クーラーステーション」という施設でもありました。事務所としては、昭和31年に事業を開始したところで、当時の組合の歴史が所々見え隠れします。なんと言っても、頑丈な建物で東日本大震災の時でもひび割れ1つしなかったそうです。昭和30年代といえば、酪農もこれからどんどん伸びていくような、戦後で辛く大変でありながらも、地域の皆さんが力を合わせて地域を盛り上げていこう!!という時代ではなかったのかと思います。那須地域の酪農は、今では北海道の次に生乳生産量があるところですが、戦後開拓よりも先の明治初期に華族によって牛を飼い始め、大田原で搾乳や牛乳配達などの先進的な記録が書籍に残っている場所なんです。今回大田原市にある、このクーラーステーションを借りれましたが、地域の皆さんは「CS」と略して呼んでいます。歴史があり、大田原の当時の酪農家さんたちの熱い想いを私たちは引き継いでいかなければいけない!全国の酪農家の皆さんは、現在コロナが5類になっても、人が動き始めても、未だかつてない厳しい状況が続いています。辞める方も、まだまだ多くいます。当時の想いを引き継いで、新たな乳の開拓に出る。そして、この大田原での酪農家チーズの出発駅として力強く出発できるようにこの度私たちはこのチーズ工房の屋号を「大田原チーズステーション」と名付けました!! 今までの経験をフルに活かし、そして地域の皆さんと一緒に酪農やチーズを通して地域を活性化していきたいと思っています。「CS」にもこだわりましたが、是非とも今まで通りCS、CSと呼んで頂けるように地域密着で頑張り、地域を豊かにする工房として頑張ってっていきたいと思います!!現在生乳の確保に、地域の皆さまと相談させて頂いておりますが、1日でも早く機械の試運転→試作→そして販売に辿り着きたいと思っています。出来れば12月中には、美味しいチーズを作れるように頑張りますので、今後とも大田原のCSをどうぞ宜しくお願い致します。※写真は、CSに隣接する倉庫です。このプラットホームにも、惚れました!!