プロジェクト開始から2週間。
折り返し地点を迎える前に当初の目標金額300,000円を達成することができました!
今回のイタリアの農家は家族経営の小規模農家なので生産量も少なく、数量限定での販売になってしまうため、今回は販売型のクラウドファンディングという形での挑戦をしています。
改めて農家に販売可能なオイルが残っているか確認をしてみたところ、まだ少し日本の皆さま向けにご用意できるとのことだったので、ネクストゴール500,000円を掲げて、月末まで残り2週間、精一杯走り切りたいと思います!
既に50名近くの方にご支援いただき、情報の拡散やお知り合いへの紹介などという形でも多くの方にご協力いただけています。
プロジェクトページなどでも想いを記していますが、改めて今回のプロジェクトに取り組む上で、私たちが目指しているのは「持続可能な農家のあり方について一緒に考えて、行動していく仲間をつくる」ことです。
私は昔から身体は不自由でしたが、とにかく食べることが大好きでした。大人になってからは世界を旅して異国の食文化について知ること、美味しい食べ物に出会うことに大きな喜びを感じてきました。
私を含め、フードロス問題を抱える国で生活をしている人々にとっては食糧の供給問題というのはイメージしづらいことかもしれません。都会育ちの私が、農家の人々の生活に接することはほとんどなく、子供の頃は遠い存在に感じていたところがありました。
イタリアのオリーブ農家を訪れてみて、収穫体験をさせてもらったり、100%自給自足で育てた食材を使った夕飯でもてなしてもらったり。何ものにも代えがたい貴重な経験を通じて、一次産業を支えてくれている人たちのおかげで私たちの食生活が成り立っていることを五感すべてで実感することができました。
日本でもオリーブオイルの価格高騰がニュースになっていますが、ヨーロッパではオリーブオイルは毎日の食生活に欠かせない調味料であり、かなり深刻な状況として大々的に取り上げられています。
地中海地域では、オリーブオイルは万能薬、または長寿の秘訣として紀元前から人々が重宝し、健康、美容には欠かせないものでした。オリーブの木は「平和」、「再生」、「知恵」などの象徴として愛されてきました。
私たち消費者が良質なオリーブオイルにアクセスすることは、今後ますます難しくなると言われています。良質なオリーブオイルの生産に情熱を傾ける農家さんの廃業に歯止めをかけて、再生していくにはどうすれば良いのか、皆さんの知恵を借りながら一緒に考え、行動していきたいと思います。
残り2週間、お知り合いへのプロジェクトの紹介や拡散など、ご協力いただけたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
けいすけ