こんにちは!Renovate Japan代表の甲斐です。前回の記事でプロマネはのんから告知のあった通り、インタビュー企画「焼津クラフト人シリーズ」をやっていきたいと思います!その名の通り焼津クラフト人シリーズでは、焼津で何か活動している方を取材し、その方のクラフトする(つくる・くわだてる)ものをご紹介していきます。さてさて、第一弾はこのお方!ドン!ゆーこす(水野優子)です。駅前商店街にあるPLAY BALL! CAFEの店長でございます。ゆーこすは、まちのプレイボールをクラフトしているぞ。―――――――――前提情報:まずPLAY BALL! CAFEって、どんな場所?PLAY BALL! CAFEは「一歩踏み出して何かを始めたい方」「人生のプレイボール」を応援するカフェ&コミュニティスペースです!2021年から、もとあった薬局をリノベーションして開業しています。普段のカフェ営業に加えて、レンタルカフェやレンタルスペースとしての運用、および交流会などを催しています。例えば去年から「やいづdeよりあい」というまちの交流会を毎月最後の木曜日に開いていて、実は去年の8月にRenovate Japanの一行がホテル物件の内見に訪れた日がちょうど二回目でした!落ち着く空間。―――――――――前提情報:ゆーこすは、どんな人?基本情報。埼玉県熊谷市出身。愛犬の名は「むぎ」。東京・国分寺での学生生活、就職を経て転職を機に焼津へ移住しました。焼津歴2年半です。焼津では株式会社ナインという、まちづくり×デザインに取り組む会社に勤め、その直営するPLAY BALL! CAFEの店長をしながら、WEBディレクターの仕事もしています。むぎ、ガルガルッ。埼玉県久喜市出身で国分寺に住んでいる著者と、奇跡的なほど経由した地域が近いということで、初対面の時に盛り上がりました。それでは早速、インタビュー!―――――――――Q. 自分を一言で!その心は?この質問、わからなくて周囲に聞いたら「歩くコミュニティ」と言われて、なんだかしっくり来ました笑。個人的には、一言ではないけど「思い立ったが吉日」を大事にしていて、ワクワクすることは逃さないようにしています。これまでで一番、この言葉が効いてると思う出来事は「焼津に来たこと」。かなり人生が変わったと思っています。何より自己肯定感がすごく上がりました。東京にいた時の自分は人と比べてばかりで、苦しかったように思います。大学や会社など、周りの人が常に比較対象となっていて。その中で頑張って、大学進学から就職まで人生を軌道に乗せたと思っていたけれど、そこでまた頑張りすぎてしまって。体調を崩してしまいました。そこで会社を辞めて、大学の先輩がやっているコーヒースタンドでバイトを始めました。もともと接客が好きなのに、前の就職先では2年目から人事部へ異動になってしまっていたので、改めて接客の現場に戻れたことはとても嬉しかったです。自分の好きが実感できた。でもコロナが来てしまって、辞めることに。コーヒースタンドの頃。とにかく「手に職を」と思い、WEB制作の勉強を始めましたが、接客の経験も活かしたい気持ちで職を探していたら株式会社ナインに出会いました。それがもう二年半も前。怒涛の勢いで時間が過ぎていますね笑。PLAY BALL! CAFEは立ち上げから携わってきましたが、自分がイメージしていた場を形にしていくのが楽しくて。面白い人と面白い人をつないでみたり、話が膨らんでイベントをやってみたり。協働関係、友人関係、いろんな出会いやチャレンジを後押しできるコミュニティマネージャーとしての仕事に、これだ!感がすごいんです。自分が0から何かをできるようになって自信も付いたし、焼津で出会う人たちが言葉にして感謝や気持ちを伝えてくれるのも、とても嬉しいです。なんだか東京にいる時は言葉にしてもらうことも、言葉にすることも少なかったような…。今は自分もしっかり伝えるようにしています。―――――――――Q. ゆーこすにとって焼津はどんな場所?もうすっかりホームタウンです。とにかく人が良いな。来る前は、閉鎖的なんじゃないかな?とかイメージしていたけど全然違いました笑。「移住者がカフェをやっている!」で会いに来てくれる方も結構いましたね。おすすめの場所を教えてくれるだけでなく、連れていってくれるほどの異常な優しさにも触れたり。自分が良いと思うものをシェアしたい人が多いのかなぁ。焼津のまちは若者や新しい取り組みにも寛容で、新旧の良い融合が起きているように感じます。そのおかげもあって、この2年半で駅回りは大分変わりましたね。数えると20店舗以上も新しく増えたとか。西町の清水さん(応援メッセージをご参照!)と西町DOCKの関係性も良いですよね。時には地域にマイナスに見られがちな新しい、あるいは外から来たヒト・モノ・コトに対しても、それが少しずつ増えることで許容度がどんどん上がっているように感じます。駅前の時計屋さんも、商売はモノを売ることだと思っていたけれど、PLAY BALL! CAFEのような場を提供するビジネスに出会って、そういう商売もあるのか!と言ってくださって。市の商店街連盟の会議に大学生が参加した時も、盛り上がっていましたよ。焼津は自然も豊かだし、もちろん食べ物は美味しい。でもやっぱり、一番の財産は人だと思います。そんな人たちに恵まれて、今は年末ですが、帰省していなくても寂しさを感じないくらいにはホームタウンです!海だけじゃない、川沿いも綺麗なまち。―――――――――Q. どんな人が焼津へ来たら嬉しい?まずは、焼津の人にもっと焼津の魅力に気づいてほしいです!自分も地元に対しては何もないと思ってしまうから、気持ちはわかるけれども。中の人が思いっきり楽しんでいた方が、自然に外の人も来たくなりますよね。そういう意味では、中から外へ発信できる人、私のように焼津を第二のホームタウンのように思ってくれる方が増えたら良いのかもしれません。発信をするためだけに来るのではなくて、本当に過ごしていて楽しいからこそ発信してくれるような方だと素敵だな。 ――――――――― Q. 印象に残っている人のプレイボール!Mさんというデザイナーの方が印象に残っています!デザイナーとしては受注に応じて動く仕事のため、アーティストのように自らの個展はやったことがない方だったのだけれど、私はその方の描くイラストが大好きで。気づいたら、PLAY BALL! CAFEで個展をしようと提案していました。当時はまだカフェをギャラリーとして利用したことは一度も無かったのですが、思い立ったら吉日なわけです。Mさんとゆーこす。個展のテーマは「good time」。Mさんのつながりのある人たちに、好きな時間について聴いて、イラストに起こすという企画です。とてもデザイナーらしい、Mさんらしい企画で、終わったときには片付けをしながら私は泣いてしまいました。それぐらいよくて、楽しかったです。思い入れのあるプレイボールだな。個展の様子。―――――――――Q. 応援メッセージをお願いします!PLAY BALL! CAFEには、焼津が初めてという方がよくオススメの場所を聞きに来ます。西町DOCKも、駅北のそういったご案内拠点となっていくことを期待しています!駅北や西町商店街の盛り上げにも寄与できるように。私自身、地域の面白さを知ったのは長野の「マスヤゲストハウス」がきっかけでした。ゲストハウス好きの友人に連れて行ってもらって、その日に出会ったまちの人たちとコタツを囲んだり、飲みに行ったり、肩を組んでカラオケしたり。人の温かみに触れる旅って素敵だなぁと。だから、本当に楽しみにしています!!甲斐:ありがとうございます!楽しく、頑張ります。インタビューの様子。―――――――――追加リターン登場!!フードロスを救え。PLAY BALL! CAFEでは、今年の11月末に「ピックヨウル」というクリスマスイベントを焼津で開催していました。その際に、新しいドリップ珈琲の専用パッケージを作ったのですが、余ってしまいまして…。よろしければぜひ、買っていただけませんか?・ドリップ珈琲のパック×2・PLAY BALL! CAFEステッカー・西町DOCKの応援ステッカー・3000円分の宿泊割引券がセットで、5,500円です!よろしければ、このフードロスを救ってください…!!※リターンリストへの反映まで少し時間がかかるかもしれません。以上、焼津から甲斐がお届けしました。