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【CRAFTHOTEL】廃業したホテルの再生を通じてまちと旅人を繋ぎたい【焼津】

日本最高級に水産物が豊かな焼津。特有の温泉もあるのに、観光地としてはまだまだ盛り上がりが足りない…!そんな焼津の駅近くに10年程前に廃業したビジネスホテルがありました。これを再生する過程からまちや旅の人たちを巻き込み、その接点を増やし、焼津の盛り上げに寄与したい!ここにしかない宿泊プランを準備中!

現在の支援総額

2,312,000

115%

目標金額は2,000,000円

支援者数

191

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/16に募集を開始し、 191人の支援により 2,312,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

【CRAFTHOTEL】廃業したホテルの再生を通じてまちと旅人を繋ぎたい【焼津】

現在の支援総額

2,312,000

115%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数191

このプロジェクトは、2023/12/16に募集を開始し、 191人の支援により 2,312,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

日本最高級に水産物が豊かな焼津。特有の温泉もあるのに、観光地としてはまだまだ盛り上がりが足りない…!そんな焼津の駅近くに10年程前に廃業したビジネスホテルがありました。これを再生する過程からまちや旅の人たちを巻き込み、その接点を増やし、焼津の盛り上げに寄与したい!ここにしかない宿泊プランを準備中!

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はじめまして!Renovate Japan(リノベートジャパン)と申します。私たちは貧困問題に取り組むソーシャルビジネス企業として2020年から、人生・空き家・地域社会の再生を重ね合わせるタテナオシ事業を展開しています。


さて、今回私たちが臨む再生現場は静岡県焼津(やいづ)市、10年ほど前に廃業したビジネスホテルです。これを、タテナオシの仕組みを応用しながら、地域活性化へ繋がる宿泊施設として再生しようという挑戦です。施設のコンセプトは、ホテルそのものを含めて「つくる」ことをテーマに、まちや旅の人たちが「つながる」場所。水産物や温泉だけでない焼津に点在する多様な魅力を、点と点の偶発的なつながりから発掘していきたい想いがあり、この企画を描きました。ホテルの名称は、まちで投票企画もして「CRAFTHOTEL 西町DOCK」になりました。


WIRED 49号掲載!のホテル外観。

空き家と人を再生する──Renovate Japan:特集「リジェネラティブ・カンパニー」 | WIRED.jp


しかし、やはりホテル規模ともなると改修費用が嵩みますね…。予想もしないところから予想もしない事態が発生したりしなかったりします。とくに共同出資者も別件で状況が難しくなり…。それでもどうにか、資金計画的にはなんとかなりそうですが、どうしても調達が間に合わない…。そこでクラウドファンディングを通して宿泊券を事前に買っていただくことで応援いただきたい…!というわけです。そしてそれ以上に、皆さんにお伝えしたいわけです、この潜在的に魅力たっぷりな焼津を。さらにそこへ加わる我らが素敵企画を。つきましては、どうか記事をご一読いただき、応援いただけますと幸甚です!


メンバーたちの写真、解体中に外した鏡でパシャリ。



焼津市は、静岡県の真ん中あたりにあります。新幹線の静岡駅から在来線で3駅、高速道路のインターも焼津駅の比較的近くにあります。実は関東からも関西からもアクセスが良い。私たちが手掛けるホテルは、そんな焼津駅からたったの徒歩4分。立地良すぎですね…。


なにが魅力なの?と地元の方にも怪訝な顔をされることがあります。いやいや、マグロ!カツオ!サクラエビ!シラス!温泉!海!山!地元の方にとっては、これが当たり前になりつつあるのかと驚愕するほど観光資源があります。なんだかんだしっかり移住者も増えている。


ちなみにマグロやカツオは日本一を争うレベルの漁獲量を誇り、水産物を扱う飲食店(自営業)も豊富にあって、互いに腕を競い合っています。とにかく美味しい!

マグロの兜焼きって知ってた?

温泉は、焼津特有の温泉が湧き出ていて全国「温泉総選挙」にてリフレッシュ部門4年連続1位!に輝いています。当ホテルの近隣にも3つほど温泉施設があります。贅沢ですね~


それらに加えて最近は魅力的なお店や取り組みが続出しています。昨今話題の民設図書館「さんかく」(公民館も準備中⁉)、おしゃれなコミュニティカフェ「PLAY BALL!CAFE」&「TSUGUMI」、港の新しい商業施設「ポーターズ」(旧漁具倉庫のリノベ企画)、ターントクルこども館・焼津おもちゃ美術館、などなど…。夜はクラフトビールスタンドをはじめ、多種多様な居酒屋さんがあります。


アメリカから来た助っ人マヤ、焼津にてプレイボール!



a.地域の衰退

魅力的で新しいお店が増えてはいますが、焼津市の商店街を歩くとシャッターが目立ちます。これは全国各地でも同様に見られる課題かもしれませんね。最盛期の写真(左)と今(右)を比べてみるともう…。コロナショックの後も観光業はなかなか回復せず、かつての賑わいは失われつつあります。



その中でも残りつづけた価値や、新しく芽吹く可能性を、拡げたい。焼津はきっと今、原石のような状態で、これからまた磨かれ輝くのだと私たちは信じています。ホテルのロゴにはそのような想いを込めて、原石が磨かれつつ芽が出る様を描いています(実はロゴが改修過程で進化していきます!お楽しみに)。そして人の魅力を発掘するのもまた人だと考え、まちと旅、中と外の人たちの接点をクラフトするような、そんなホテルを目指します。


 b.空き家

総務省による2018年の調査では、空き家は全国で846万戸、全体の戸建における約13.6%とされています。この数は例年増加傾向にあります。


空き家が増える主な要因としては、高齢化や、管理・解体・改修に掛かる費用、固定資産税の仕組みなどが挙げられます。それらの空き家は、防災・防犯、衛生、景観等の面から外部不経済の要因となり、地域では問題視されてしまいます。


今回手掛けるホテルは厳密には空き「家」ではありませんが、表の木が手入れされておらず周囲の景観が悪化したり、老朽化による看板などの落下が近隣に心配されていたりと、空き家と同様の問題を抱えていました。


 c.貧困

2021年の日本における相対的貧困率、すなわち世帯年収127万円以下の割合は15.4%とされており(厚労省調査、※1)、例年より増えているわけではないものの、ほとんど減ってもいません。日本の貧困問題では「家」にまつわる課題がとても深刻と思われますが、2022年の全国における目視調査では、「ホームレス状態」の方は少なくとも3,448人いるとされました(※2)。昨今は屋外ではなくネットカフェやファミレス等で日々を凌ぐ方も増えており、東京都の2018年の推計では都内だけでもこうした「住宅喪失者」の数が4000人を超えるとされました。コロナショックの影響も加味すると、状況はまだまだ苦しいものと推察されます。


日本には、生活保護や緊急一時宿泊施設(通称シェルター)などが存在しますが、そうした制度にも課題はあり、手の届かない人たちがいます。例えば、2018年の生活保護の捕捉率(制度の対象となる水準の収入を下回る人のうち実際に利用している人の割合、日弁連調査)は、22.6%と推計されました。実際に制度を利用していない方々へその理由を伺うと、「家庭の事情から扶養照会に抵抗がある」「劣悪なシェルター環境を経験した」「税金に頼りたくない・頼りにくい」などの声が上がります(一般社団法人つくろい東京ファンドによる2020年調査、※3)。


私たちは、こうした制度に繋がっていない人や繋がりにくい人を対象に、経済的・心理的に安心して生活のタテナオシを図れる時間・空間を提供し、支援しています。


※1:相対的貧困とは、国民の所得を上から順番に並べた時、その真ん中の人物の所得の半分以下の水準で暮らす状態をいいます。
※2:厚労省による定義は「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」となっています。
※3:記述式のアンケートであったため原文ではなく、私たちが回答内容をかみ砕いたものです。ご了承ください。



タテナオシ事業では具体的に、リノベーション中の物件における完成個室を活用して家賃無料のシェルター(緊急避難所)を設け、改修作業のお手伝いを柔軟なバイトとして提供することで避難中の生活費も賄えるようにし、リノベーションが終わるまでの数ヶ月間に次の就労先や適切な支援制度へ繋がれるよう支援しています。リノベーション後の物件は地域のニーズを考慮して一般顧客向けに展開し、収益化することでビジネスとして継続性を担保しています。これまで4軒の再生を通じて、5人の方を受入れから卒業まで支援してきました。


4人目(当時卒業済)と5人目(当時住み込み)のリノベーターさんたち。




a.経緯

今回のプロジェクトはRenovate Japanにとって初の都外進出です。規模も戸建てからホテルへとグレードアップ…!昨年の8月頃に当物件のオーナーさんからお問い合わせメールをもらい、ちょうど地方展開や事業拡大を悩んでいたタイミングでもあり、早速内見へ。運良くまちのプレーヤーたちと次々に出会うことができ、魅了され、契約するに至りました。今年の2月から着工しています。


初焼津で大興奮のメンバー!


b.コンセプト

前述の通りコンセプトは、ホテルを含めてつくる」ことで、まちや旅の人たちが「つながる」場所。ホテルそのものの装飾や、ロビーを改装して設けるコミュニティスペースでのクラフト・DIY関連のワークショップなど、「つくる」ことをテーマに来訪者間の「つながり」が生まれるような施設を目指します。外壁に一人一輪お花を描いて皆でお花畑をつくったり、廊下をギャラリーにして作品を展示したり、屋上のDIYをしたりと、妄想が膨らみます。もちろん、ホテルスタッフが日々のファシリテーターも務めます。



名称はメンバーたちで練った選択肢からまちで投票企画を実施し、「CRAFTHOTEL 西町DOCK(クラフトホテルにしまちドック)」に決まりました。クラフトは動詞で「つくる」という意味と名詞で「船」という意味があり、ドックは動詞で「つながる」という意味と名詞で「船の停泊場」という意味があるため、港まちの焼津に誕生する当ホテルのコンセプトをとても良く表せているかと思います。「西町」は、ホテルが位置する地域の古くからの名称で、隣の商店街も西町商店街と呼ばれ、まちに親しまれています。

ホテルのロゴは、焼津の魅力開拓を原石の研磨過程に例え、ホテルの形をした原石から芽が出ている絵としました。ホテルの企画が進むにつれて、原石が綺麗に進化していくデザインにもなっているので、よろしければインスタグラムをフォローして経過をご覧いただけますと幸いです。

ホテルのinstagramはこちらから!  


焼津採用メンバーが、まちの方にコンセプトを紹介


c.これまでの活動

今年の2月に着工する前から少しずつ、まちにおける認知を広げるためのイベントを適宜開催しています。去年の10月末は、ハロウィンに合わせて廃ホテル見学ツアーを開き、市の職員含むまちの方々に改修前の様子を見てもらいました。その後、新年に合わせて、剥がす予定の壁紙に子どもたちが思いっきり落書きできる書初めイベントも開催。剥がすのが惜しいほどたくさんの名画が生まれました。5月には作成中のコミュニティスペースの壁にモルタルを塗るDIYワークショップを開催し、浜辺で拾ったシーグラスや貝殻を埋め込んで盛り上がりました。


皆でモルタルをDIY!海辺からシーグラスや貝殻も。


d.オープン後の宿泊について

当ホテルは4階建て+屋上、22部屋でひとり旅の方から家族づれまで様々な方に泊まっていただけるように、ドミトリーからファミリールームまで様々なタイプのお部屋をご用意します。たくさんの方にご来訪いただき、焼津を堪能していただけたらと願います。

宿泊料予定表
・ドミトリー(相部屋):3500円
・シングルルーム   :4500円
・ダブルルーム    :6500円
・ファミリールーム  :8500円


e.実績

実は既にメディア出演実績も!おかげさまで静岡圏内で放映されるテレビで3回新聞で1回、紹介してもらっています。

12月21日(木)夕方18時15分~、静岡第一テレビ「まるごと・みやぞんch」にて、紹介されます!



Renovate Japanは2020年10月に、代表の甲斐を中心とした5人で創業しています。「誰もが生きやすい社会」をビジョンに、余っているものを足りていないところへ適切に届けるというミッションのもと、このタテナオシ事業を展開し始めました。現在は焼津事業で採用した者も含め20名近くまでメンバー(主にパートタイムや業務委託)が増え、他にもNPO法人SVP東京からの協働メンバー、プロボノの公認会計士や弁護士、ボランティアさん(登録者150名以上)などが携わってくれています。4年目も事業拡大や他地域への展開へ向けて、奮闘していきます!

メンバーの紹介は適宜、インスタグラムで行っています!

弊社ホームページはこちら!
(テレビや新聞、その他メディアにも多数出演しています。講演実績も急増中!)

代表甲斐へのインタビュー記事はこちらなど(LIFULL STORIES)


創業メンバー、一軒目の開始時に。


a. リターンについて

募集方式について、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。以下がリターンの詳細となります。
追記:海外在住の方は、原則ホテルご来訪時にリターンをお渡しさせていただきたいと思います。難しい場合、備考欄などからご相談ください。

【限定版】ステッカー
限定デザインのホテルロゴステッカーです。開業後は手に入らないかも?!

クラフトコースター
ホテルロゴの入った木工品になります。リノベーションの際に出た廃材などから手づくりする予定です。

【限定版】オリジナルTシャツ
ホテル開業前のみ限定のロゴをプリントしたオリジナルTシャツです。メンバーの熱い購入希望もあり、販売いたします。私たちとお揃いにしませんか?

つくる・つながる宿泊割引券パッケージ
1泊が3000円引きになる割引券と限定ステッカーに似顔絵や代表による焼津ツアー、ホテルの外壁面に花を一輪描ける権利などが付いたパッケージになっています。
追記:宿泊割引券については、1人1泊あたり1券つかえる仕様とさせていただきます。

イベント開催権
ホテルのロビースペースで3時間イベントなどを開催できる券です。

なんでもPR
ホテルのロビーに企業や個人様のロゴ等を1年間掲載できるスペースを販売いたします。
大:A3(297×420mm)中:A4(210×297mm)小:A5(148×210mm)

オンライン報告会参加券
2024年5月下旬から6月上旬にオンライン(Microsoft Teamsを予定、登録等不要)でのホテルオープン報告会にご招待いたします。今回のホテルに着工するまでの過程や、改修・人の支援の過程・結果などについて、オンラインで報告させていただきます。

オープン記念パーティ参加券
オープン記念パーティーにご招待いたします。会場は当ホテルのロビーを想定します。軽食を準備いたします。みなさんとお会いできるのを楽しみにしております!

・屋上クラフトコミュニティ参加券
ほぼ未改修の状態の屋上を秘密基地化するコミュニティに優先参加できます。

記念碑
まちに開かれたホテルのロビースペースにお名前をを飾らせていただきます。



b. 資金用途について

ご購入金は、以下の改修費用の一部として用いさせていただきます。
なお、自己資金と合わせての不足分については、ホテルの将来的な収益の一部をリターンとした数万円単位の小口投資を集めようと検討しています。こちらにご関心のある方もぜひ、お問い合わせいただければ幸いです。前述の通り、資金計画(収益性の見通し)は立っています。あとは調達なのです…!どうかお力添えください。

・内装工事材料費:400万円(最大限に地域の廃材を活用中)
・内装工事人件費:400万円(地域人材活用中、リノベーター雇用予定)
・専門調査外注費:200万円(外注工事は原則地域の事業者と連携中)
・電気工事外注費:200万円
・水道工事外注費:300万円
・外壁塗装外注費:300万円
・防水工事外注費:300万円
・空調工事外注費:400万円
・その他外注費:500万円(通信設備、自動火災警報器など)
・備品費:100万円
・広報費:100万円

合計費:およそ3,200万円
調達済:およそ1,700万円
不足分:およそ1,500万円


c. 予定スケジュール

2022年10月~  適宜イベント開催
2023年2月   改修作業開始!
2023年12月~  リノベーター受け入れ開始予定
2024年3月末  内装工事概ね完了予定
2024年4~6月 ホテルオープン、記念パーティなど予定
2024年6月~  その他リターンなど発送予定



西町通り商店会 会長 / 有限会社イリタ清水商店 代表取締役
清水俊哉さん

あのホテルが廃墟になって何年が経つだろうか?商店会の役員会では必ず廃墟ホテルの話題になり、「あのままでは安全の担保ができず、朽ちていくだけで、我々ではどうすることもできない。せめてもの景観を」と、ホテル前の植物の伐採や雑草を取っていました。ある日、ホテルの前で若い人たちが何やら話をしていました。声をかけたところ、なんとホテルを再生するという話で、驚き、少し半信半疑でした。しかし後に代表の甲斐さんと改めて話をし、コンセプトやブランディング等がしっかりできていて非常に関心したところです。商店会の一人として応援する気持ちが強くなってきました。ホテル名も「CRAFTHOTEL 西町DOCK」と私共の商店会の名前も入れてくれました。焼津市内の商店街のみなさんもこのホテルの活動に注目しています。一緒に頑張りましょう。


株式会社taliki 代表取締役CEO / talikiファンド 代表パートナー
中村多伽さん

社会の構造を見据えながら目の前の人たちに温かい場を提供されるRenovate Japanさんが新しいチャレンジされるとのこと。普段は住まいが京都なのでサービスの体験ができなかったけれどホテルとなればいくらでも遊びに行けますね!完成後に焼津にお邪魔できるのを楽しみにしています。


みんなの図書館さんかく 館長
土肥潤也さん

自分は、焼津駅前通り商店街でみんなの図書館さんかくという私設図書館を運営しています。自分が商店街で活動しはじめた頃は、同世代の仲間がほぼおらず、孤独な気持ちでした。でも、甲斐くんたちはじめRenovate Japanのみんながきてくれたおかげで、若いプレイヤーが増えてきて、徐々に生態系ができつつあります。駅北の西町DOCKと、駅南のさんかくとで、駅の南北で焼津を一緒に盛り上げていきましょう!がんばるぞ!



私たちは、このクラフトホテル企画が成功すれば、焼津の活性化のみならず、他地域への横展開も可能となり、コロナショックで停滞・廃業してしまった旅館業の再生を各地で民主的に進めることができるのではないかと考えています。そして、人の再生も含めたタテナオシの考え方が、世の中へ波及する大きな一手になると信じています。もっともっと、みんなが生きやすい社会を。一人ひとりの生きづらさと真摯に向き合いながら、進めて参ります。どうか読者のあなたも、この挑戦に乗っていただけないでしょうか…?まずは焼津のホテルにて、お待ちしております!


支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • ご無沙汰しております!CRAFTHOTEL 西町DOCK、およびRenovate Japan代表の甲斐です。ようやくです、ようやくオープンが見えてきました…!本当に長かったです。2年。前向きな私ではありますが、正直、心が折れそうになる日がなかったと言えば噓になります。いよいよ今月2月21日からご予約を開き、22日の午前10-12時にはオープニング記念イベントを開催します!!ご予約は公式ウェブサイトから!新しい写真がたくさん。イベントの詳細はこちらから!新しい出会いがたくさん。個別のメッセージで写真を送る方法が分からなかったので、こちらで記念碑リターンをお選びいただいた方々向けに記念碑の壁の写真も貼らせていただきます。ぜひデコレーションしに来てね。焼津は本当に楽しいまちです。美味しい海鮮と、ほっとする温泉と、面白い人たちと。大好きなこのまちを、大好きな人たちと過ごせたら嬉しいです。ぜひぜひ、遊びに来てくださいね。「完成しないホテル」を、今後ともよろしくお願いいたします。CRAFTHOTEL西町DOCK代表 甲斐 もっと見る
  • こんにちは!最終日の土壇場でも記事を書きます!Renovate Japan代表の甲斐です。焼津クラフト人シリーズ第8弾!一応これでラストの予定です。今回はマリン組として、焼津の海近辺で様々な活動を繰り広げている若手3人にインタビューをさせてもらいました!取材場所は焼津から少し離れて御前崎。レッツゴー。良い天気!――――――Q. 早速!海で何をしている人たち?・こーちゃん今の活動の主軸は二つあって、まずは初心者向けの釣り船「Smile Ship」をやっています!船釣りは敷居が高いと思われがちですが、漁業や水産業への入口としてはとても楽しい経験になります。もともと釣り好きな人だけでなく、子どもや女性など、未経験の方も参加しやすいサービスになるよう心がけています!船釣りの様子。次に、漁業だけでなく農業も掛け合わせて6次産業化をしていくための「スパーク」という活動もしています(詳細はこちら!)。具体的には、従来は分けられてしまっていた漁獲物や農作物を一緒に考えて、相互に人材や販路を活用し合いながら販売していく取り組みです。これから参入する若者たちなどからしても、1次産業に携わることがもっと楽しくなるようにしていきたい想いがあります。―甲斐:ふむ。なぜ焼津で?私は、母が焼津出身です。親の転勤もありつつ、これまでの人生の半分は東京で過ごしてきましたが、2年前から焼津へ来ました。実は、次に紹介されるマリンスイーパー土井さんのお誘いで…!カジキ!でかい。・どいくんどうも、マリンスイーパーの土井です。私はダイビングや釣りが好きです。でもご存知の通り、海のゴミ問題が酷いのが実感できてしまうから悲しくて。そこで、水中から拾ってきた釣り具を販売して、それを活動費にして循環させたらどうか?と考えたわけです。始めてみたら、ありがたいことに結構な注目があって、メディアや自治体からたくさん連絡をもらいました。他の自治体でも活動していますが、焼津からもお声がけがあり!焼津もそうですが、地域振興・観光業を盛り上げたい中で釣り人の訪問が増えると、どうしてもゴミも増えてしまうんですよね。だから、「環境に配慮した形で観光を盛り上げたい」という自治体から、良く相談を受けています。海底に沈んでいるルアーたち…。最近はそうして全国を回りながら、リサイクル品だけでなく、オリジナルグッズの販売も手掛けています。マリンスイーパーのページはこちら!―甲斐:今は焼津が拠点?そうそう、ご縁あって焼津の大井川の方に事務所を構えています。それこそ、もともと空き家だったところを活用して。こちらは2022年の夏頃から借りています。甲斐さんたちが焼津へ初めて来た頃あたりとかぶりますね。プレイボールカフェ(第1弾をご参照)の寄り合いで会いましたよね~海底作業の様子。ちなみにその前は沼津の方にいましたが、焼津近辺で取り引きが増えていったので、異動することにしました!・あいちゃん私は生き物が好きでここまで来た人です!もとの出身は埼玉で、海が恋しくて移住をしてきました笑。移住歴としては、藤沢、清水、イタリア(1年半の魚料理修行)、焼津の順です。焼津では、地域おこし協力隊・初号隊員として3年間勤めました。釣りが好きだったので、その観点を中心に水産のまちを盛り上げようと頑張りました!「釣りガール」という素敵な愛称をもらって。今は個人事業主として、釣り、魚料理、旅行案内などの分野で、企業さんや団体さんから委託を受けて広報関連の仕事を中心にしています。例えば「しずおかの海PR大使」であったり、焼津市ワーケーション推進関連のお仕事であったり。ちなみに、去年は本「しずおか釣り旅のススメ」も出させてもらいました!釣り旅はぜひ焼津で。―甲斐:もう焼津に定住?焼津はもう6年目ですが、ここまで同じまちに今まで住んだことがないので、我ながら驚いています笑。住みやすいし、ノスタルジックな港もあるし、スーパーで新鮮なお魚が手に入るし。人も温かいからね。――――――Q. 続けて!焼津のここが好き!※ここからざっくばらんに話すイメージで、話者は明記しません。水産加工のにおい笑。どこ歩いていても、美味しいにおいがします!港町って感じの景色もすごく好きです。個人的には人との相性が良いと感じています!和気あいあいとしていて。和気あいあい笑。やりたいことをやっていて、応援してくれる方は多いと思います!協力隊としてあまり土地の歴史を踏まえずに行動してしまっていた側面もあったと思うのだけれど、特に圧力をかけられたことは無いです。まちの雰囲気は、ちょっとずつ変遷してきているように思います。活発に動くメンバーも少しずつ入れ替わりがありつつ、良い方向に動いているなぁと。最初はプレイボールカフェのオーナーの渋谷さんが、カフェの前にコワーキングスペースとして「ホームベース」を作ってそこを協力隊と一緒に切り盛りしたり、その近くでは今は私設図書館「みんとしょ」や私設公民館「まる」を手掛ける土肥(本文内の応援メッセージをご参照)がその取っ掛かりともなった若者の居場所「やいぱる」をやっていたり。あいちゃん、地域おこし協力隊の時代。ー甲斐:あやのさんの「くりさんち」もその頃かな(第2弾をご参照)。まちの再興へ向けた0→1は良い具合に終わっていて、これからそのバトンを引き継いで1を10や100に広げるプレイヤーたちが育ってきています。――――――Q. そんな中で、どんな人がこれから焼津へ来たら嬉しい?自分らと同じように、フリーランスや起業を志すワクワクな若者たちが集まったら楽しいです!水産業は人手不足で悩んでいて、つぶれる事業も増えてしまっています。そこをただの人手としてではなく、一緒に楽しく盛り上げるプレイヤーとして来てほしい!そのためにはやはり、フリーランスや起業を支援する体制も、もっと強くしたいよね。―甲斐:実は私が東京都の創業支援施設の起業相談員だったり笑。そうやって新しい事業が生まれると、雇用も増えて、地元の若者たちも地元に関わりやすくなると思います。焼津に愛着が持ちやすくなる。あとは外国人観光客ももっと来てほしいです!静岡・焼津は、日本の良いところが本当に詰まっている。人、富士山、水産物、お茶、わさび、など。歴史も深いし。ダイビング中は言葉が通じなくても問題ないですしね笑。一方で、ここはもしかしたら「自分探し」には向かないかもしれません。やりたいことがはっきりあるからこそ発信ができて、相手のやりたいことも認知できて、ネットワークやマッチングが広がっていくイメージが強いです。――――――Q. 西町DOCKの活動はどんなイメージ?既に雇用をつくっていること自体が、一番の社会貢献だと思います。駅前であんなホテルが廃業しているのは、地域としてイメージが悪いし、倒壊などの危険性もあって、本当に大きな課題であったと思います。そこを外から人が来て、解決に邁進してくれているのはありがたいです。しかもその施設にさらに外から人を呼び込むわけで。もっともっと焼津や海を知ってもらえたら嬉しいです!ワーケーション関連の仕事をしていても、一般的な宿泊施設しか紹介できず、味に欠けていました。完成したら、ぜひ連携したいです!一人が繋げられる人や場所はどうしても限られてしまう中で、まちと旅を施設として繋ぐ発想は心強いです。来訪者たちが勝手にどんどん繋がって、一緒に食べたり飲んだりしていってほしいです!立地も良いし、宿泊プランとして焼津をまるごと楽しめそうな場になると期待しています!地元のアンテナショップ的な役割も担えるかもしれないですよね。近くのカフェにて。左からこーちゃん、どいくん、かい、あいちゃん。――――――Q. 応援メッセージをお願いします!続けていれば、必ず良い人たちが集まります。既に色々とあるみたいだけど、全部は歴史だと思って、面白く発展していってくれることを願っています!ー甲斐:ありがとうございます!粘り強く、走り続けます。またね! もっと見る
  • こんにちは。【CRAFTHOTEL】プロジェクト現地スタッフのシュンです。(。・ω・。)ノ活動報告#10は、インタビュー企画「焼津クラフト人シリーズ」第7弾です!今回は、焼津や周辺地域を舞台に、廃材の金属部品などを使って素敵な作品や空間をクラフトされている、アーティストのLOWさんにインタビューさせていただきました。僕自身、LOWさんとは既に何度かお会いしたことがあり、毎回お話を伺っていたのですがその活動の幅が広くてどこか掴みどころがなく、実は全容を把握できていませんでした。そんな経緯もあり、今回は「ついにそれを掴むことができるぞ!」と、勝手に満を持してな気持ちでインタビューさせてもらいました!インタビュー場所は、市内にあるご自身のアトリエ。(初めて伺うので、とても楽しみ!)意気揚々と、歩いて向かいます。この後にも話題に上りますが、LOWさんのアトリエがあるのは、自動車整備店の敷地の一角。おずおずと敷地にお邪魔すると、ちょうど事務所からLOWさんが登場、そのままアトリエへ案内してくださいました。そして案内された方向に進むと、お店の備品置き場と地続きに、とてつもなくクラフトな門構えの場所が…!「どこからが何なのか、境界が分からない感じがまたいいよね」とLOWさん。まさしく、知らずに通ったら気づかず通り過ぎてしまうのではというくらいにさり気なく、唐突に出現した不思議空間に、なんだか狐につままれたような気持ちになってしまいました。LOWさんアトリエの入口正面の風景がこちら。そして控えめに開いた扉から、さらに雰囲気のある空間が顔を覗かせている…!「ミッケ!」の本の世界に入ったつもりで、門をくぐって中にお邪魔します。アトリエの中はさらに別世界。―――――― Q:今アトリエになっているこの一角は、もとは自動車整備に使われていたんですか? ※:以降、太字がLOWさんになります。そうだね。床を見ると、車のスピードやブレーキの性能を測る為の設備があるから、整備後の完成検査などができるような場所として作られたんだろうなあ。けれど物心がついた時には既に、祖父の物置として使われていたね。足元には自動車整備の設備が。言われて視線を下に向けると、確かになんだか見覚えのある機械が。頭上にもたくさん気になる物が浮かんでいます。上をみても下をみても、気になる物がたくさんで目に入るひとつひとつを話題にしたくなってしまうのですが…今回はインタビューの為にお邪魔していたのでした。ぐっとこらえて。ふわふわのソファーに、LOWさんと向かい合う形で腰掛けさせてもらい改めまして、インタビューよろしくお願いします!インタビュー中の様子。――――――Q:始めにLOWさんの活動について、日々どんなことをしているのか教えてください。普段、平日の日中は自動車整備の仕事をしています。そして作家としての活動を、今までは整備の仕事が終わった後や週末にしていました。今は作家としての仕事も、要望があればいつでも受けられるようにしています。ーシュン:作家さんとしては、どんな活動をしているんでしょうか?まずはもちろん作品を作って出展。それから今は、イベントスペースの一角や飲食スペースを装飾するような、場づくりみたいなものにも活動が広がっています。今では出展の話をいただいても、自分はスペースの装飾をして、出展は他の人にしてもらうなんてこともあります。左が作品を出展した際の、右がイベントにてスペースの一角を装飾した際の様子。ーシュン:モノづくり&出展から始まり、段々と場づくり、空間づくりへと活動内容が広がっていったんですね。そこには何か経緯のようなものはあったんでしょうか?始めの頃、出展の度に棚とかテーブルとかの什器を作っていたんだけど、それがどんどん溜まっていっちゃって。そこで改めて出展の経験を思い返してみたら、「場の雰囲気をイメージしながら廃材を会場に持って行って、その場で自分の出展スペースを作りこんでいく」みたいな時間も作品を作ってる時以上に楽しいことに気づいて。それで装飾メインでもやるようになりました。イベント出店での装飾の際の様子。また、「今までは表現する場所をもらっていた」という実感も大きいです。自分が若いとき、先輩たちに場所をもらって表現してきた分、今度は自分より若い人が表現する場所を作って、表現しやすい環境を継承していきたい。ーシュン:「伝えていく」という意識があるんですね。「伝えていかなきゃ」というよりは、必然的に。自分が楽しいと思うことを続ける、それを見せるだけでも違うかなとも思ってます。上の世代でも、50代、60代になっても好きなことをやってる人が健在で。そんな先輩を自分がみてきて、そういう大人がいた方が世の中のためかなって思ってます(笑)なので自分の子どもにも、僕が好きなことをやっている姿を見せています。――――――Q:先ほど表現の場を貰ってきたという話とも繋がりますが、その活動の場所は市内がメインだったんでしょうか?焼津市を中心に、その周辺の藤枝、静岡、清水市とかかな。学生時代のバイト先のオーナーからの繋がりとか、地域の繋がりもたくさんあります。ーシュン:縦の繋がりと、横の繋がりとがありますね。たてよこななめ、色々な形があって、上手く繋がってると感じてます。色んな繋がりがあることで、循環が生まれてます。例えば解体屋の秋山さんの現場で出てくる廃材は、その仕事の一環で捨てられているものも多い。けれど僕だったり、建築家のゆうじさん(第3弾登場)がその廃材を使って仕事・芸術活動をして、それが形になって別の人の手に渡って。全部ではないけど循環はしていく。作家として活動していて、そんな風にゴミがゴミで無くなる瞬間に出会えると、たまらなく嬉しいです。――――――Q:作品づくりのスタイルについても、ここでもう少し聞かせてください。スタイルのベースは、車の交換作業で出た部品を鉄くずとして処理するんじゃなく、その形を残したまま使える物に作り直せたらいいなという発想です。一時は、「せっかくその形で生まれてきたのだから、溶かされてしまう前にもう一度」というフレーズで個展を開いたりもしました。例えば、初めての作品で、最近もよく作っているモチーフがロウソク立てなんだけどこのロウソク受けになってる丸いパーツが、一時期車の整備の過程でかなり出てきていて。当時は単に、丸みを帯びた形がかわいくて、何かならないかなと思って集めてました。ある時、それをひっくり返してみたらそのまま100均のロウソクがピッタリ嵌った。それが廃材を使った作品づくりの始まりです。ーシュン:この脚の曲がっている部分も、車の部品としての形そのままなんですね。そうそう。これは車のドアから出てきた部品だね。スペースの関係で”逃がし”の為に曲がっていたんだろうね。インタビュー中に見せていただいたロウソク立て。脚の曲がり具合がとてもかわいい。もちろん鉄くずとしてリサイクルするのも一つの選択肢だけど、例えば金属部品を1キロ集めて持って行っても100円にもならなくて。一方で、こんな風に形にして、物としての価値がつくのであればその方が豊かかなって。ーシュン:今では誰かが「要らない」といった物を貰って、バラして作品にしている?材料を集めに出向いた先で、持ち主も忘れちゃってるような物を「これちょうだい」といって貰ってきたりしてました。ただ、使えるものをバラしたりはしませんね。実は「要らない」理由はそれぞれ違う。道具として使える状態でも、様々な事情で処分したいということがある。そういったものをいきなりバラしたりは絶対にしません。しばらくここに置いて、次の嫁ぎ先が見つからなければ、次の展開も考えるという順番です。ーシュン:使えるものは、できるだけそのまま使うんですね。それから、バラすとなっても、段階みたいなものがあると最近は思っていて例えば、電気モーターをバラした部品を土台に使った、シャンデリアのようなロウソク立てを作ったことがあるんだけど当時は全部をバラすところまでたどりつけなくて、かなりモーターとしての形を残した状態で土台として使いました。けれどそうしたことで、モーターにあった回転する機能がシャンデリアに残って、回るシャンデリアとして結構喜ばれたんです。もちろんバラした方が分別にはなるんだけど。完全にバラさないことでその物の機能を残して作品をつくるのも、いいなと思ってます。ーシュン:モーターとして使うことができなくても、回転という機能を残して使うことはできる。使えるのに使われないものを再度使うだったり、機能を残して作り変えるといった感覚は、ホテルのタテナオシと通じるものがありますね。――――――Q:先ほど最初に作った作品がキャンドル立てだと仰っていましたが、作品を作り始めたきっかけもお聞きしたいです。金属の溶接自体は、元々自分の車のバンパーをつくりたいという理由で興味があって練習のために自分のところに転がっている廃材を溶接したりはしていました。それで何かを創作するきっかけは、「頂 -ITADAKI-」(焼津市の隣町、吉田町で開催される音楽イベント)にもらいました。「頂」には、焼津のアヤナイさん(自然派なご飯屋さん。いつもお世話になってまいす!)が裏方の賄い食の提供をしていて、僕はそのお手伝いとして関わっていました。そのイベント内のプログラムに、キャンドルタイムという、全ての照明を落とす時間があって。イベント事になると大体仕事の時間割が決まっていて、照明係の人はそこでようやく休憩ができて、ご飯を食べられるんです。だけど電気がついてない。そんなところから、裏方の人がご飯を食べる時、テーブルにロウソクの光ひとつでもあっていいんじゃないかなと思って。そこからロウソク立てが出来たんです。「頂-ITADAKI-」賄いブースにて、実際にロウソクが点灯している様子。立派なロウソクを用意するのもいいけど、それを各テーブル分用意するのは結構大変。それに、立派なロウソクは世の中たくさんあるだろうけど洒落たロウソク立てってあんまり見ないかなと。100均のロウソクを使うと考えると、ランニングコストでは火種を立派にするよりも庶民的だし、味があるんじゃないですかね。――――――Q:そこから作家さんとして活動してきて、整備のお仕事とリンクしている部分はありますか?バラす能力はどちらでも高められているかな。作家としての活動で、なんでも向かっていこうという精神力はできた気がします。こっちはバラした後に戻さなくていいので(笑)。バラせなくなったらそのまま使っちゃえばいいし。ーシュン:さっき話に上がった回るシャンデリアがその例ですね。モーターなんかもばらしてみると、いろんな発見があって面白いです。理科の実験みたいに。それから、一緒に活動をしている中で建築家のゆうじさんに教えてもらった、「活かしどり」っていう建築の方法があるんだけど例えば天井に使われていた材料を壁に使ったりするときに、がさつにバラしてしまうと材料として使えなくなるから作ったときの順番を逆向きに辿るように、手順通りに丁寧にばらす。それを教えてもらって、車屋さんとしてやってきた、バラして元通りにしてって作業を振り返ると、それがそもそも「活かしどり」だと気づいて。廃材をバラす時も、組んだ時の手順を考えてその通りにバラした方が、ハンマーでバコバコ叩いてバラすよりもかえって早かったりするんですよね。そんなところから、父親に割と口酸っぱく言われていた「作った人が何を考えたかを想像すると勉強になる」という事も最近なんとなくわかってきました。――――――Q:ゆうじさんの名前が上がりましたが、ゆうじさんとはどんな風に出会ったんですか?ゆうじさんとは4月で出会ってから2年になります。最初は、アヤナイさんがゆうじさんのアトリエに出張してお店を開いた時に、店主に呼ばれて行ったのが始まりです。その時に僕のほうは「頂」が控えていて。アヤナイさんは毎年賄いを担当しているので味はお墨付き。あとはビジュアルで、ビシッと決まったカウンターから賄いが出た方が、演者もアガるんじゃないかなという話をしていた。そしたらじゃあ一緒にやろうよという事になってコラボが始まりました。そこから秋山さんのところで廃材を貰ってきたんだけど廃材を車から下したあと、お互い何を言ったわけでもないのに、自然にそれぞれの道具を出して材料の釘抜きを始めて、そこでお互い「バッチリだね」って。ーシュン:出会う前から、お互いに近いことをしていたんですね。業種や扱っている材料は違うけど、蓋を開けてみればこんなに近くに同じことをやっている人がいた!という感じでした。それをきっかけに、僕は木材を使うようになって、ゆうじさんの方も、それまで興味がなかった金属や電気系のものも解体現場から引き上げてくるようになったり。そんな風に良い影響を与えあっているなと思います。――――――Q:逆に、ゆうじさんとLOWさんでここは違うなというところはありますか?仕事の仕方では、ゆうじさんの方が僕よりバラさないのかもしれないという印象はあるかな…?僕が見ているのは既にバラされたあとの物だから、なんともいえないけれど。ーシュン:ゆうじさんは空間づくりについてよく「立方体の6面を埋める」と仰いますが。そこはやっぱり建築家ならではの感性じゃないかなと思います。僕は装飾というやり方で空間を作るとなった時にもその場に演者が立つことを想定して作るから、床にはあまり立体物を置かない。だから自然と屋内の装飾でも、物を上からつるしたり、壁に物をかけたりが主体になるかな。ーシュン:壁をつくるというよりも、壁に物を置いていくという感覚なんですね。装飾に関してはそうだね。ただ2人で一緒に活動するときは、「演者がアガれば自然と見る人達もアガるはず」という、根本的な価値観は共有していて。そういった意味では、同じ価値観を持って各々が自分の仕事をしていて、バランスがいいのかなと思います。ゆうじさんとの空間づくりのお仕事。装飾されたステージで実際に演者がパフォーマンスしている様子。――――――Q:話がもどりますが、活動を続けている中で部品の集め方などは変わってたりしますか?最近は勝手に物が集まって来るようになってきてるのかなと思います。周りに自分の創作のことを知ってもらう中で、だんだんと。例えば、友人が勤めている会社の産廃ボックスの写真が送られてきて、この中からほしいものある?とか。今では周りも自分の好きそうなものをなんとなく分かってくれていて、時にはアトリエに無言で物が置かれていたり(笑)。どうして自分のところに物が集まってくるのかは、自分でもこれからもう少し掘り下げて考えたいなと思ってます。循環ワークスさん(静岡県沼津市で、古民家や一般の家屋の片付けで集めた古材などを安価で提供している循環工場。)なんかは、欲しいものリストを常に発信していて、また違ったやり方で物が集まっていて面白いですよね。ホテルだったらもしかしたら、その発信の方が物が集まるのかも。あとは、入ってくる量と出ていく量のバランスも整えていきたいですね。うまく循環させないと、物が溢れていっちゃう。なので、これホテルで使いたいなとかがあったらどんどん持って行ってください。ーシュン:ホテルが完成した後は、人が集まる場になって、作品の展示をしたり循環の場として使えたらいいですね。やっぱり物が動いても人が動かなければ何にもならないという感覚はあって。人が出入りしているのと、そうじゃないのとでは、周りからの印象も違ってくるし。そういった意味では、ちょっと会話をしに寄るとかでも、人が出入りして、空気が流れていく場所になればいいね。ーシュン:最後に、ホテルのこれからに、応援コメントをお願いします!とにかく思うがままに進んでください。材料や技術などが必要になったら、もちろん出向いて協力したいと思っています。「完成しないホテル」って、本当にいいフレーズだなと思います。絶対に完成しないで、ずっと作り続けてください!ーシュン:ありがとうございました!以上、LOWさんへのインタビューでした!ここまで読んでくださり、ありがとうございます。自分の文章力では、LOWさんから溢れる柔らかい雰囲気が伝わらず、悔しいですが…インタビューを読んで興味を持ってくださった方は、アトリエにお邪魔して直接空間を見て、お話して来て欲しいなと、勝手ながら思っています…!ありがとうございました!<(_ 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