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日本と台湾を巡回する個展 "I said I'd do" がしたいです!

絵を描き始めて、初めての個展から12年経ちました。ネットで繋がることのできたたくさんの人たちに、やっぱり直接会いに行きたい気持ちが大きくなりました。東京と台湾での開催を考えていますが、できれば日本の各地巡回したいです。限定グッズも作成する予定です。

現在の支援総額

609,000

121%

目標金額は500,000円

支援者数

48

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/03/23に募集を開始し、 48人の支援により 609,000円の資金を集め、 2018/04/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

609,000

121%達成

終了

目標金額500,000

支援者数48

このプロジェクトは、2018/03/23に募集を開始し、 48人の支援により 609,000円の資金を集め、 2018/04/29に募集を終了しました

絵を描き始めて、初めての個展から12年経ちました。ネットで繋がることのできたたくさんの人たちに、やっぱり直接会いに行きたい気持ちが大きくなりました。東京と台湾での開催を考えていますが、できれば日本の各地巡回したいです。限定グッズも作成する予定です。

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はじめまして。オオタサトシです。
水彩絵具や鉛筆を使って絵を描いています。
仕事としてご依頼があればイラストの仕事もしていますが、基本的には画家としての活動がメインです。
2013年からしろくまジーモというキャラクターを描いたり、LINEスタンプの販売もしています。

ラインスタンプは国内だけでなく、タイや台湾などでも購入されています。
またInstagramのフォロワーにも海外の方が多く、今後の足がかりとしても、一度海外で展示をしてみたい気持ちがあります。
その他、過去の仕事や作品についてはホームページをご覧ください。

今回は、日本と台湾を巡回する個展を開催するための資金を募ろうと考えています。
企画の目的や理由について説明させていただきます。

◆今までの活動と個展をする理由

初めての個展は2006年の2月でした。鳥取に住んでいました。
どうしても何かやらなければという強迫観念がありました。
何をどうすればいいのか分からない中で、ここでやりたい!と思えるギャラリーを見つけ、恐る恐る連絡をして企画を説明しました。
夜中まで搬入をして、額縁を落として、ガラスが割れて、指を切って、なぜだか涙が溢れてきて、泣きながら準備をしたのを覚えています。何もかも手探りでの展示でした。

 

絵を描くことは、表現するということは、自分の感動と他人の感動とのせめぎ合いです。
それを教えてくれた場所がギャラリーです。
そのジレンマは表現する限りなくならない、ということを再確認する最高の舞台が個展です。
何も言わずに自分の絵の前で立ち尽くしている人。
何も言わずに帰っていった人がまた戻ってきて自分の絵を買いたいと言ってくれるまでの感情の揺らぎ。
ネットでは感じ取れないリアルがそこにはあふれています。
人に見せるという行為が一番フィードバックが大きいというのを痛感する瞬間でした。

初めての展示は、もう全部終わってもいいと思いながらの展示だったのに、終わってみるともっとこうすれば良かったという気持ちが生まれてきて、半年後には別の展示をしていました。
納得のいく展示ができないまま、一年に一度は展示をすると決めて活動を続けました。

2010年に上京してからもグループ展や小さな展示はしてきました。
でもいつしかギャラリーでの個展をする気力がなくなっていきました。
ネット上で見てもらうことができる今、わざわざ個展をする理由もないと自分を納得させて。
個展は体力的にも経済的にも精神的にもすごく消耗が激しいので、お金もなく体調を崩すことも増えてきた今の状態で個展をすることには不安もあります。
それでも展示して見てもらうというステージが一番であるという思いは変わっていません。
もう一度、個展をしたいという気持ちになってきたこのタイミングは逃せないと感じています。

モチベーションの理由、なぜ海外も含めた巡回展なのか、クラウドファンディングのこと。
その点について次にお話しします。

◆今回の展示のタイトルと海外も含めた巡回展にする理由

ネットでグッズや原画を販売するようになり、ありがたいことに日本中からご注文をいただきます。
いつも作品を見てくださっている方に「いつか近くで展示をすることがあればぜひお越しください」と伝えることが増えてきました。
その言葉と気持ちが嘘ではないことをちゃんと行動で示したい、という思いが巡回展を目指す一番の動機です。
今回は東京と台湾での展示の支援をお願いですが、これを足がかりに、日本各地も巡回していきたいと考えています。
展示のタイトル "I said I'd do" は、約束を守るという決意表明です。
大好きなフォークデュオ The weepies の Worlds spins madly on という曲の歌詞からとっています。(曲はこちらから視聴できます。)

なぜ台湾なのかという点ですが、現在台湾で暮らす親族がおり昨年実際に足を運んだことが、ぼくの人生の大きなターニングポイントになりました。
台湾では沒關係(メイグワンシー)という言葉をよく聞きます。「気にしないで」という意味です。
その言葉の通り、みんなおおらかで寛容で、居心地の良い場所でした。
その時のことをブログにこう書いています。

帰ってきて思うのは景色よりも食べ物よりも何よりも、
純粋でまっすぐな人たちが歓迎してくれたのがとても嬉しかったです。
そんなに海外って感じもしないんだけど、日本よりもおおらかで寛容な空気を感じた旅でした。
日本で人目を気にしすぎて窮屈になってたところが、ほぐれていくような。
思い通りにならないことがたくさんあって、不機嫌になってしまう自分を恥ずかしいと思った。
もっと笑っていようと思った。



ずっと窮屈なところに閉じこもって、小さなことで自分自身を苦しめていたなと、今でも思います。
そして、格好つけることには意味がなくて、助けを借りることにもっと上手にならなければ、と。
クラウドファンディングを使うことも、もっと弱い自分をさらけ出すための一歩と感じています。
あの人に出会っていなければ描いていないだろうという絵がたくさんあります。
会ったことのない人たちに、そして今まで出会った人たちにもう一度会いたいです。 


以前の展示での写真。ずっと会えていないこの子も今は中学生になりました。

◆資金の使い道、展示の詳細

過去の経験から、一度の個展にかかる費用は20万円前後を想定しています。
それぞれの展示は5日から7日で、期間は2018年下半期から2019年上半期の間です。
現在の拠点である東京、台湾の2ヶ所は必ず開催するつもりです。
東京での展示は吉祥寺、台湾での展示は華山1914・文創園区を予定しています。
詳細は以下の通りです。

・ギャラリーのレンタル代(6〜10万円)
・額縁代(2,000〜5,000円×10〜15枚で約5万円)
・作品の発送費(往復で約6,000〜10,000円)
・DM製作費(ハガキサイズ1,000枚で約15,000円)
・DM発送費(普通ハガキの場合62円×150枚で約10,000円)
・グッズ製作費(ポストカード、トートバッグ、缶バッヂなど約20,000円)

巡回展にすることで節約できる部分もありますが、今回は海外での展示も視野に入れていることから、その交通費や宿泊費も鑑みて40〜45万円と計算しています。
これにCampfire手数料17%かかりますので、そちらも含めて50万円とさせていただきました。
予想より多く集まった場合は、故郷の鳥取と、大阪、名古屋、博多、仙台、札幌など主要都市での開催を可能な限り追加します。

◆リターンについて

リターンは3,000円〜50,000円までご用意しました。

・トートバッグ
・イラスト集
・原画(額縁込み)
・ご希望の内容で描く原画(額縁込み)

トートバッグデザインはイラストのようなものを予定しています。
¥5000円のリターンについて、¥3000円のリターンが複数ございますが
備考欄にご希望のリターンを記載をお願いします。
記載のない場合はトートバッグとさせていただきます。
また¥10,000円以上のリターンを選択される方も備考欄にどちらをご希望か記載をお願いします。
イラスト集については個展に出すものを掲載したいので、開催直前になると思います。
今後お知らせしていきますので、お待ちください。
原画はできる限り気に入ったものを選んでもらいたいと考えていますが、ひとつしかないものですので先着順となります。
すぐに購入を希望される方は、直接メールにてお問い合わせください。

◆最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
なんだかんだ言って、お金というより絵を描く時間がもっと欲しいというのが本音です。
そして、とにかく人に会いたいです。
その経験がぼくにどんな絵を描かせるのか想像もつかないけれど、プラスにしてみせます。
長い目で支援してくださる方と出会えますように。

オオタ サトシ

最新の活動報告

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  • 台湾でのこと

    2019/03/19 23:28

    久しぶりの活動報告になります。無事に台湾での展示を終えて帰ってきました。いろんなことがあったけれど、ひとつだけお話ししたいと思います。台湾での素敵な出会いの話。台湾展示会場の湿地VENUE入口2回目の土曜日の夜、ひとりの女の子が見にきてくれた。ひと通り見終わったあと、会場に並んだ絵のどれかを買おうと思っているのだと教えてくれた。キュレーターのスタッフさんと、その友達の女の子がその場にいて、4人でしばらく話をした。自分にはボーイフレンドがいること。彼は今アメリカに住んでいること。原画をサプライズで贈ってびっくりさせたいこと。いつもLINEでのやりとりに、お互い大好きなジーモのスタンプを使っていること。特にお気に入りなのはこのスタンプだということ。見せてくれたLINEのトーク画面には本当にぼくのスタンプが並んでいて、ぼくは別次元の世界を見ているような気持ちになった。ぼくが作った最初のLINEスタンプには言葉が入っていない。でもその言葉のない絵が誰かのコミュニケーションとして使われている。新たな言語を作るような恐ろしさと嬉しさとが混じり合った感覚だった。会話が一段落したところで、彼女は「あの絵に決めました」と言って指差した。それは、スタンプにもなっているこの絵だった。Everything I found 全部、君だったぼくにとっても思い入れのある作品だった。でも、この人の手に、この人の想う人に渡ることを思うと、なぜか感謝の気持ちが溢れてきた。こんな経験をさせてもらっていいんだろうか。いいんだきっと。そんなことをぐるぐると考えた。日本で描いた絵が、台湾でぼくの元を離れ、アメリカに行くのだ。このためだったんだ。このためにぼくはここで展示をしているんだ。本当にこれでいいのか、クラウドファンディングしてまですることだったのか、そんなふわふわした気持ちが確かな手応えのある場所に着地するような安心感に包まれていた。この絵は山崎まさよしの曲のタイトルから取ったんだよ。失恋の曲だけれどこの絵にはその意味は込めてないよ。雨も雲も街も風も窓も光も全部君だったっていう良い曲だよ。そのことを身振り手振りも交えて伝えた。あとで分かったことだけれど、絵を買ったことは彼には知れてしまって、残念ながらサプライズで贈ることはできなかったらしい。でもとても喜んでたよと教えてくれた。いつか彼にも会える日がくるといいなと思う。これ以外にもたくさんの出会いがあった。それでもこの出会いが、ぼくの胸に何ひとつ引っかかるものもモヤモヤも残さずに展示を終えられる理由になっている。このためだったんだ。そう思える瞬間が人生にどれくらいあるだろう。今までの努力も、夜更かしも、妥協も、遠回りも、このためだったんだ。 もっと見る

  • リターンのトートバッグが完成しました。順次お送りしていきます。原画、イラスト集のリターン込みの方はもうしばらくお待ちください。少し多めに作成しましたので、追加で購入したいという方にネット販売もしております。個展の際にも会場で販売したいと思っています。引き続きよろしくお願いします。 暑い日が続いていますね。熱中症や夏バテなど、くれぐれもお気をつけください。 オオタ もっと見る

  • Tight knot

    2018/06/20 16:35

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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