自己紹介
25年間の都内生活から、猟師の世界に飛び込み自然豊かな山梨県上野原市に移住すると共に罠猟師として鹿、猪達の命を大切に向き合い、毎日勉強している日々です。彼等、彼女達から学ぶことが本当に多く、それを少しでもシェアさせていただけたら、と思います。
このプロジェクトで実現したいこと
現在、8割以上廃棄されていると言われる鹿の命。
その命を繋ぐ意味を込めて、家族同然のワンちゃん達に肉、内臓、骨、全てを使用しペットフードに加工、販売していくプロジェクトです。
後に食肉(ヒューマングレード)としての販売も目指しております。
山梨県の中で一番東京に近い上野原市からジビエ発信を目指します。
鹿の命を責任をもって次に繋げ、大地に還す事を皆様に知ってもらう機会として、命をいただく過程(捕獲、解体)を実際に見てもらう事も計画中
プロジェクト立ち上げの背景
去年、11月に友人に連れて行ってもらった本栖湖の鹿肉を食べさせてくれるお店(松風さん)で食事を頂く機会があり、初めての鹿肉の味に衝撃を受けました。
一切臭みも無く、適度に弾力があり、ほんのり甘い…これが鹿肉なのかと感動したのと同時に一体、どのようなプロセスを経てこの味になるのだろうと興味を持ったのが始まりです。
お店のご主人(滝口さん)にお話しを伺うと、真っ先に鹿に対する大きな愛情を教えてくれました。
そして、解体の現場を見させて頂くと・・・
「少しでも美味しく、その命を人に繋げる」
その一心からなのだと思います。
技術がとんでもなく華麗で美しく、包丁と小さなノコギリのみで丁寧に捌いていく姿はまるで芸術であり作品のようでした。
その間、たったの約20分。
想いと技術に深く感動し、自分も習得したいと切に感じました。
松風さんの隣に夏はダイビングショップ、冬は狩猟をやっておられる1番弟子の古屋さんとのご縁を頂き、現在、解体の技術、鹿に対する向き合い方など、色々なことを住み込みで教えてもらっています。
そして、約4ヶ月の修行を経ていよいよ今年11月には上野原に戻り、事業を立ち上げる予定です。
1番心に残る滝口さんの言葉があります…
罠にかかった鹿の命をいただく瞬間。
毎回毎回、『今度、生まれてくる時は鳥に生まれ変わってこいよ』と鹿に話しかけて命を頂くそうです。
次は、罠などにかからず、自由に生きられるように・・・という、祈りだと私は受け取りましたし、その想いを受け継いでいきたい思いました。
動物も、そして人も、命があまりにも希薄に扱われるこが多いように感じる今の時代だからこそ、決して無駄にしてはいけない命がここにあります。
頂く命を最高の状態で次の命へと繋げる強い決意をもって上野原へこの学びを運びたいと思います。
皆様の御協力をいただけましたら幸いです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
現在の準備状況
上野原猟友会と上野原の若手猟師さんと連携し、廃棄される前に鹿を解体し少しでも無駄にしないようネットワークを構築中です。
10月を目処にペットフード製造販売許可の資格を取得予定です。(申請済み)
リターンについて
一般的にはジャーキーが主流ですが、
心臓のふりかけ、肝臓のふりかけ
肺、タテガミなどの希少部位をペットフードとして加工し、送らせていただきます。(心臓、肝臓、約20g、肺、タテガミ約10g)
この希少部位は迅速な解体技術だからこそ活かすことのできるものです。
ジビエペットフード以外に、食肉として鹿肉背ロース、モモ、アバラ、をご用意して送らせていただきます。
他、鹿の皮をなめした敷物もリターンにとしてご用意しています。
ワンちゃんと一緒に暮らしていない方へも、鹿の命の恵に触れて頂けたら幸いです。
スケジュール
令和5年2月 食品衛生責任者取得
令和5年8月 ペットフード製造加工販売取得申請済み
令和5年9月末クラウドファンディング終了
令和5年10月中旬 販売サイトオープン
令和6年2月 リターン発送
資金の使い道
設備費50万円(業務用冷凍庫、業務用フードドライヤー、排水設備工事費、業務用キッチン)
鹿運搬用軽自動車40万円
宣伝費10万円
手数料他
最後に
このプロジェクトを通じて沢山の方々の、声なき動物たちの命と向き合うきっかけになれたら嬉しいです。
決して彼ら彼女たちは獣害ではありません。
命をいただく以上、ありがたい恵みとして隅々まで活かしていくことを切に目指しております。
どうか、破棄などせず、次の命に一緒に繋げてください。
よろしくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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