皆様、応援いただき誠にありがとうございます。おかげさまで、目標額の35%まで達成しております。これまでにご支援を賜りました皆様には、先月開催、いろえんぴつプロジェクト初の有料公演『おいらくラプソディ』にお運びいただいた方も多いことと思います。
10月19日から22日まで、溝ノ口劇場にて上演いたしました、「おいらくラプソディ」。初演は1988年、バブル景気の時代でした。「高齢者介護」という言葉も、今ほど浸透していない中で生まれた話です。
今回お話ししたいのは、物語のクライマックス。これは個人的にとても好きなセリフなのですが、「あ~ツラい」から始まる、長い長い一人語りについてです。
初演時、先月の公演ではいなかった登場人物、子ども役「オトコ」のセリフでした。その後の再演時、このセリフは、「青年ちゃん」のセリフとなります。
そして、2023年“いろプロバージョン”おいらくラプソディでは、ハツラツホームの施設長「サリー」のセリフとなるのです。
初演から35年、同じ作品でも、上演する時代により毎回、創作される出演者たち。もちろん、ジィジ、バァバも、同じ役でも毎回違っています。舞台は生もの、同じ舞台など一つもないのだな、と、思うのでした。
(以上、いろえんぴつプロジェクト、おいらくラプソディ制作リーダー さかいまみ より)
来年3月『グレイッシュとモモ』にも観る者の心に残る名台詞があります。あらゆる子どもたち、むかし子どもだったあなたに届けたいのです。
10月19日よりスタートしたこの挑戦も折り返し、残すところ20日を切りました。ご支援の輪を広げるために、どうぞお力をお貸しください。宜しくお願いいたします。