子どものいのちのSOS!!日本の子どもたちの現実
日本の若者の自殺を食い止めたい一心から自殺防止相談事業のNPO法人日本サイコロジスト協会(命のコール)を立ち上げました。活動する中でゴミ屋敷に暮らす8人のある親子と出会い、親子の暮らしていたアパートは、驚くことに、壁は穴が空き、畳は腐り、天井からは蜘蛛の巣が垂れ下がり、床の上には無数のゴキブリや虫が這いずり回っていました。部屋の中は悪臭とゴミの山で、腰までもゴミが積もり、その上に子どもたちが寝て暮らしていました。学校では悪臭からいじめにあい、文房具や教科書ノートまでもない有様でした。
そこから救出すべく子ども支援事業として『ライオンの隠れ家』をスタートし、毎月子ども食堂を開催してきました。
そんな中、昨年夏頃から子どもたちから皮膚病というSOSが出て、10月から約半年間、子どもたちを保護し、続いてご両親も8人家族を保護しています。ご両親はADHDのために片付けができない特性があり、そこへ6人の子どもが生まれ、子どもたちも全員片付けができず、ものすごい勢いでゴミ屋敷になってしまいます。その上に周りのかたに理解されずに悲惨な状態のアパートに10年も暮らした結果、子どもたちは全員皮膚病になってしまいました。
自然豊かな清潔な環境と湧き水、無農薬玄米、薬草療法などにより、保護して約1ヶ月で子どもたちの皮膚は完治しましたが、片付け出来ない特性はそのままです。
この親子には今、住む家がない状態です。新しい住む家が見つかるまでの間、一時保護ができるシェルターが必要です。
この親子のような家族を、家庭的な雰囲気の中で親子を引き離すことなく、一時的に保護して再生する環境が求められています。アメリカの研究データによると、発達障害の一因として、自然欠乏症、農薬の多量摂取などでもあるといわれています。自然豊かな休息の出来る環境で、出来る限り自然のものを食べ、復活再生していただくための居場所を充実させます。
心の声に耳を傾け、相手を理解する『聴く力』の重要性
日本は若者の自殺率が世界一、そして昨今では、子どもの貧困が社会問題となっています。
この実態を調べていくと、実は、自殺者の7割以上は、自殺する前に専門機関の窓口に相談に行っています。相談しても理解してもらえず、やむなく死を選択しているという現実があります。
子どもの貧困問題でも、行政の窓口に助けを求めても理解してもらえず、壁を作ってしまうという現実。その理由は、『聴く力』の無さ、相手の立場になってアドバイスをせずひたすら相手を理解する聴く力を持つ日本人がいなくなってしまったことにあります。
本来の日本人は、一を聞いて十を識る、鋭い洞察力、理解力という感性を持っていました。
そこで、量子力学を使って、この聴く力を育てるための『聴き方講座(ゲートキーパー養成講座)』を開催してきました。子どもたちの声なき声に耳を傾ける社会環境を、競争する教育ではなく、相手を理解する教育へ、子どものいのちを最優先にする地域社会へと大きく転換させるための活動です。
今回の資金は、現在住む家がなく保護している8人家族と、一時保護が必要な親子のためのシェルターの運営費、また、保護するためにお借りした古民家が雨漏りやシロアリなどでかなりの修繕が必要なので、その費用。そして子ども食堂や学習支援の運営費として活用させていただきます。
家賃:3万円
光熱費:約7万円
修繕費:130万円
子ども食堂の運営費:約24万円(1年間)
学習支援の運営費:約8万円(1年間)
CAMPFIRE手数料:約28万円
合計:200万円
リターンについては、子どもたちからのサンクスレターと、ビデオレターをご用意させていただきます。
日本社会に課せられた課題
『自分には関係ない』と言って見て見ぬふりをすればことは過ぎていきます。
それは、自殺の現場と同じです。毎日自殺者が電車を止めても、またかと日常の出来事として過ぎ、忘れ去られていきます。誰もそこに向き合うことなく。
しかし、人間の心の世界を科学的に解析していくと量子力学という数字の世界になります。
目に見えない世界ですが、逃げ場のない、ウソのつけない世界です。
その量子の世界では、目の前の人はもう一人の自分、という結論に至ります。
他人事は自分事なのです。想像してみて下さい。自分の子どもがゴミの中でゴキブリや蜘蛛と一緒に暮らす姿を。
想像力の欠落こそが今の日本社会のそして政治の一番大きな課題です。
相手の立場に立って、その人の日常を想像してみて下さい。
自分には関係ないと、見なかったことにできるでしょうか。
以前、フィリピンのゴミ山で暮らす子どもたちの映画を見たことがありました。
『神の子たち』という映画。そのパンフレットのコメントが、まさに量子力学的解釈でした。
『この映像は、どこか知らない国で起きている他人事ではない。こうなるまで手を差し伸べなかったあなたの残酷さが映っているのです』と。
皮膚を血だらけにして、命がけで訴えている子どもたちの現代社会の大人たちへの命の問いかけに真摯に向き合い、応えていくことこそが、今日、私たちに課せられた役目ではないでしょうか?
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。皆様の暖かいご支援をどうかよろしくお願い致します。
●本件に関するお問合わせ先
NPO法人日本サイコロジスト協会(命のコール)
E-mail:kaoruh943@gmail.com
●税制優遇について
NPO法人日本サイコロジスト協会は「NPO法人」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
最新の活動報告
もっと見るプロジェクトの応援とご支援、本当にありがとうございました!
2018/06/07 16:41ライオンの隠れ家を応援して下さる皆様へ この度のライオンの隠れ家の『発達障害や貧困で居場所をなくした子どもたちの隠れ家を作りたい』のプロジェクトにたくさんのかたの温かい応援とご支援を賜り、心より深く深く感謝申し上げます。残念ながら目標金額には至りませんでしたが、今回もたくさんの心ある皆様の応援、新しい出会いに支えられ、今日まで活動を続けて来ることができました。この期間内にも、日々報告しきれませんが、様々な葛藤や発見がありました。子どもたちは、本気で向き合ってくれる大人を探しています。そして、このままの日本の教育、社会体制を続けていくのはもう無理だと訴えています。既存の学校教育現場からはみ出す子どもたちがどんどん増え、発達障害の子どもは世界的に急増し、大人も子どもも貧困の連鎖に陥ってしまっているという事実から、一刻も早く方向転換し、新しい社会システムへとより多くのかたたちが目を向けていくこと。今、この瞬間最大限に出来ることを考え、出来ることを行動する大人が一人でも増えることが急務です。この子どもたちは、支配的な社会システムの産物であり、言い換えれば、最も困難に見える物事を直視し、深く理解し、真摯に向き合うことでしか見えて来ない素晴らしい未来を見出すためのチャンスをくれているとしか思えません。このプロジェクトは序章にしか過ぎず、子どもたちが与えてくれた最大のチャンスを更に力に換えて次の挑戦へと舞台を進めていきます。引き続き、ファンクラブのほうへ移行し、活動を継続していきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。 日々、たくさんの衝撃と感動と喜びを与えてくれる子どもたちに、そして自分事として向き合って下さる皆様に、重ねて心より感謝申し上げます。 森の学校 ライオンの隠れ家 代表 平井 薫 もっと見る
お野菜のおすそ分け
2018/05/14 11:49今朝は、ご近所の一期一会農業の小出さんから子どもたちにとれたてのお野菜をいただきました‼️サポートに来て下さっているお母さんも喜んでお持ち帰り‼️〓いのちを支え合える社会はステキです。お気持ちに感謝です。 もっと見る
飛行機で嬉しい訪問者
2018/05/14 11:33先日、このクラウドファンディングページを見た福岡の教育会社の代表のかたが、 なんと‼️わざわざ飛行機に乗って福岡から岐阜まで話を聴きに来て下さいました‼️ そのかたは、いのちを観る教育をと、親子の生き直し事業という素晴らしい会社を経営してみえる清水亜希子さんというかた。 クラウドナインという教育会社です。 もちろん出会った瞬間から意気投合し、 日本の子どもたちのために共に出来ることを‼️と更に勇気倍増、背中を押されました。それから毎日のようにやり取りをし、アイデアがどんどん湧いてきます‼️ 子どもたちが作ってくれた素晴らしい出会いに感謝です。 もっと見る
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