1匹の鬼千秋楽を終えました。本当にたくさんの方に支えられ感謝しても仕切れずにおります。キャスト、スタッフ、応援くださった皆様、今回のご縁どなたが欠けても公演を行うことはできませんでした。永井荷風さんの足跡を通して、少しでも何かお届けできていましたら幸いです。アーカイブ配信をご予約のお客様、10/10まで今しばらくお待ちくださいませ。今回、大変嬉しいことにもう一度劇場へお運びくださる方が何名もいました。鈴木愛子の拙い原案から、演出の宮守乙十葉さんが脚本に直してくださり、俳優陣が立体に起こしてくださりスタッフ陣が色を添えてお客様が命を吹き込んでくださいました。永井荷風さんを通して私はたくさんの学びと、勇気と、生き方について考えさせられました。今回のご縁が、またさらに幸せの輪となって広がっていきますように…！！この度は、ご支援、誠にありがとうございました。きよみず・鈴木愛子

いよいよ、本番まで一週間切りました！それぞれキャラクターの課題と向き合ってまた一つ登場人物へひとりひとり近づいてきました。全体の世界感が一つにまとまりつつある感覚は現場にいる私たちが味わえる特別なものだなぁと感じます。皆様にも、この出来上がっていく感覚が伝わりますように…！！ただいまFacebook、インスタグラムにてライブ配信も行っています。今回の創作裏話をざっくばらんに話してますので、もしよければそちらもチェックしてみてくださいね。

クラウドファンディングも残すところあと一週間。劇場入りまで稽古も本番同様に行い始めます。あら通しというのは、衣装、音響・照明、大道具・小道具などそれらが揃っていない段階で、役者が劇を一度通して演ずる稽古です。漢字は「荒通し」なのか「粗通し」なのか意見が分かれるのですが、「荒い」・・・動きや勢いが大きく激しい。性格や言動が乱暴である。限度を超えている。整っておらず荒れ果てている。「粗い」・・・すきまが大きく細かくない。なめらかでない。大雑把である。粗雑であるという意味である。と考えると粗通しなのか？と疑問に思う今日この頃です。改めて、全編通して稽古をしたことで、今回の公演の目指すべき道が明瞭になってきたこと、また、それぞれの課題がはっきりしてきました。変わり者と言われた荷風ですが、やはりそこには「人」と「人」の関わりがあって、いつの時代も変わらない人の苦悩や葛藤があります。たくさんの方にお楽しみいただけますように・・・・！！あら通し稽古の後に、12歳の時に出会った荷風と唖々のエチュードを。即興で、二人がどんなふうに出会ったのかを演じてみました。そんなこと考えてたの！？とお互いに新しい発見がありました。

本番まで2週間を切りました！スタッフ全員集合！いよいよ物語が立体的になっていきます。衣裳も少しずつ揃ってきました！どんな風に変身するかお楽しみに！

今回の劇場北池袋新生館シアター東武東上線北池袋駅から徒歩30秒みんなで改めて劇場下見に行きました！実際の劇場空間を確認して自分の演技プランを再構築。本番まであと2週間！