三重県松阪市は、県庁所在地である津市と伊勢神宮でおなじみの伊勢市の間にあります。
近鉄松阪駅には、特急電車も停車。名古屋へは65分、大阪へは95分、京都へは105分と三重県南部の入口として交通の便がいい土地です。
また、昔は豪商の町として商売が盛んな町でした。今では、多くの方が、松阪市といえば、[松坂牛]を思い浮かべるのではないでしょうか。
和牛ブランドの産地として全国的知名度をもつ松阪市ですが、実はこの10年は、他の地方都市同様に人口減少、少子高齢化が深刻な問題として目立つようになってきています。
この現状を打破すべく、また、同じ状況にある地方都市の地域活性プロジェクトのモデル事業となるべく、市民の力で松阪市を盛り上げていこう!!
その想いで立ち上げたのが今回のクラウドファンディングプロジェクトです!!
私、天田圭二は、53年以上松阪市で暮らし、地域密着型事業である新聞店、天田新聞店(購読世帯4,000世帯)を営んで14年以上になります。
私はお客様である地域の皆さまとの【繋がり】をとても大切にしています。
同時に、地域住民、松阪市民の方々をお客さまにもつ弊社にしかできない役割りがあると考えています。
急速にデジタル化が進んでいる現代では、人と人との付き合いが希薄になりがちです。
だからこそ積極的な直接会うコミュニケーションを心掛けています。
例えば、弊社の集金は、今でも昔と変わらず、スタッフが各ご家庭を訪問させていただいています。
集金の際に顔を合わせて会話をする。
お互い気楽に話し、笑い合う。
そんな何気ない、古き良き長屋文化のような、信頼できるお付き合いを大切にしています。
そんな地域に根差した弊社だからこそ、松阪市の人口減少、少子高齢化、これらが地域の深刻な問題だと感じる機会が多いです。と同時に、地域の状況を理解しているからこその対策やアイデアがたくさん生まれます。
松阪で生まれ、松阪で育ち、松阪で商売をしている松阪愛ある私は、
・松阪を市民の力で盛り上げたい!!
・子ども達のためにも新たな明るい未来を切り拓きたい!!
そう考えるようになりました。
そんな想いの元、現在、企業として様々な活動に力をいれています。
例えばその活動の一つに
「あさラバしようよ!」の合言葉で展開する新感覚のパン屋さんを経営しています。
今日の一日を幸せなものとなるよう、新しい朝食の提案♪
厳選された食材で作る贅沢な食パンです。
現在は、その食パンを使用した
サンドイッチの宅配サービス “あさラバ ブランチボックス”が人気となり
自宅にいながら新しい日常の提供を叶え、喜びの声をいただいています。
私たちは、現在の事業(あさラバ ブランチボックス)の販売を拡張していく他、
さらにいくつかの活動を展開し、
【新しい日常】から無限に広がる【活気ある未来】
を思い描きながら松阪市の活性化を目指しています。
今回のクラウドファンディングでは、
①【高齢者のデジタル格差をなくしたい】
②【地域の寄り添いから生まれる横のつながりの強化】
の活動を通し
古き良きアナログの「長屋文化」をデジタル全盛の世界で融合させ復活させたい!
そのためのはじめの一歩として
・高齢者の方々の生活をバージョンアップ!
・生活圏、人との横のつながりを急速拡大!
そんな私たちの想いに、エールと活動へご支援を頂きたく挑戦しております!
これからの松阪を良くしたいとお考えの方、ご支援(リターン品の購入)をお願いします。
①【高齢者のデジタル格差をなくしたい】
2026年以降、3Gガラケーが使用出来なくなる事を踏まえ、スマートフォン事業
【キャリア名:松阪しようよ!】
をスタートさせます。
新聞を購入していただいている高齢者の方々に確認すると
・一人暮らしや二人暮らしが多く、全体的にコミュニケーションの量が少ない方が多い。
・若者との交流が少ない。
・近年急速に発展しているデジタル機器やデジタル化に苦手意識を持つ方が多い。
・70代以上の高齢者の方はスマートフォン保有率、利用率がかなり低い。
・ガラケーは持っていても2026年以降ガラケーが使用できなくなることを意識している方は少ない。
という事情がある事が分かりました。
このことは
・コミュニケーションの減少(社会参加の機会の減少と孤立につながる可能性)
・スマートフォンを拒否することからのデジタル格差の広がり
・デジタル化する社会についていけず、生活・生活環境の質の向上が図れない。
という問題が発生しています。
これらの解決策として始めるスマートフォン事業になります。
【松阪しようよ!】と契約したスマートフォンには
地域コミュニティのプラットフォームとなるアプリ(詳細は下の②で説明)
を入れてユーザーさんへお渡しします。
ユーザー対象者は、松阪市市民の方を中心に考え
デジタルに苦手意識のある高齢者の方にも積極的にアプローチし
70代以上の方のスマートフォン保有率を上げます。
同時にスマートフォン利用方法のサポート事業、故障修理などのトラブル対応事業も開始していくことで
スマートフォン利用の不安を解消し、デジタルコミュニケーションの楽しさをお伝えします。
活動内容
内容1:高齢者のスマートフォンの保有数・利用を増やす
天田新聞店の顧客、4,000世帯には高齢者の方が多くいます。天田新聞店ががスマートフォン事業(松阪しようよ!)を立ち上げる事で、馴染み感・安心感を持ってもらい、スマートフォン保有率を上げる計画です。
ユーザー対象は、天田新聞店の顧客及びガラケーを所有している方を中心に、まだスマートフォンを持っていない松阪市市民の方々を想定しています。
内容2:スマートフォンの困りごと・修理も相談できる環境
スマートフォン事業の立ち上げと同時に、モバイル代理店(スマートフォン修理サポート事業)をスタートさせます。
ユーザーサービスとして、スマートフォン初心者のユーザーに使い方をお伝えし、困りごとがあった際のサポートを担います。これによって、スマートフォン利用への不安を解消し、利用率、保有率を上げていきます。
このことにより、若い世代には当たり前になっているインターネットネットを高齢者の方々も利用することによって、生活圏や人との繋がりが広がり、生活の質や環境の質が上がると考えています。
生活圏や人との繋がりが広がる、生活の質・環境の質が上がるとは?
1.先にも紹介した「あさラバ ブランチボックス」はもちろん商業ベースとしての取り組みですが、きっかけは「あの人元気かな?」を確認する為のものでした。
一人暮らしの高齢者の方の家に訪問した際に体調悪そうにしてた、あの人、元気になったかな?しっかりご飯食べられているかな?という心配は多々あります。それなら、毎日顔を合わして確認出来るものがあれば良いと考え、開発した商品です。
そのような他人とコミュニケーションの一環となれるフードデリバリーの利用などにスマートフォンは欠かせません。(あさラバを始め自宅にいながら食事の楽しみが増えるメリットを提供できます)
2.インターネット通信販売の利用が出来るようになります。最近は近所のスーパーなどでも日用用品を届けてくれるサービスがあります。それを気軽に注文するのにスマートフォンが必要です。(日常用品をいつもよりお買い得に購入することや、自宅にいながらいつもより多くの商品から選択できる、重いものを宅配注文することができるなどのメリットも)
3.無料通信アプリLINEの利用(無料電話で電話代・通信費が節約できる。ビデオ電話を活用して遠くに住む家族と気軽に顔を見ながら話せる。デジタルなコミュニケーションを経験することで、デジタルに親しむことができる。)
4.今回始めるモバイル事業(松阪しようよ)は収益の一部を地域のために還元される仕組みを持ったプログラムに参加しています。このため、利用者がお支払いいただく通信費の一部を市民活動(例:子ども食堂や破棄食材の再分配運営)の支援協力に充てる計画です。(具体的な支援先は現在検討中です)
これにより、継続的な地元・松阪への社会貢献につながる仕組みを作ります。
②【地域の寄り添いからうまれる横のつながりの強化】
昔ながらの[お互い様・おせっかい・もったいない]の精神、古き良き長屋文化精神の元、老若男女、障害の有無に問わず、必要なときに必要な助け合いが叶う日常。
そんな世界をデジタルが全盛の時代の中で復活させたいと考えています。
時代が進む中で松阪でも核家族化が進み、異世代での交流が希薄になっています。
高齢者は若い世代との交流が少ないことで情報の幅が狭くなります。
交流が少ない一人暮らしや二人暮らしの方々が、詐欺事件やトラブルに巻き込まれるケースが増えています。
リアルなコミュニケーションが少なくなっていることに加えて、デジタルに苦手意識があるため若い世代が便利に利用するデジタルコミュニケーションツール(メール、アプリなど)を避けている傾向もあり、コミュニケーションが増える機会があまりありません。
気楽に生活支援を頼むことが難しい現状もあります。
(例:買い物、ゴミ出し、電球交換、大型家具などの移動などを頼める相手がいない等)
活動内容
内容1:地域コミュニティのプラットフォームとなるアプリ【あさラバアプリ(仮)】の開発
現在計画中のこのスマートフォンアプリは、世代を超えたコミュニティ作りが可能となり、核家族化によって生まれている問題点の解消を目指すアプリを構築する予定です。
※アプリ開発は、現在申請中の補助金にて行う予定の事業となります。
今回のクラウドファンディングの支援金でアプリ開発はいたしません。
内容2:あさラバ ブランチボックス販売の拡大
スマートフォンプロジェクトの中でも記載しましたが、毎日の顔合わせのツールとなるブランチボックスは大事なコミュニケーションツールとして捉えており、この事業の更なる拡大を目指します。
また、あさラバアプリ(仮)と連携させ、地域に密着した、デジタル宅配ブランチボックス事業を拡大していきます。
高齢者や二人世帯を主なターゲットに、サブスクリプション方式での提供・気軽に利用していただく仕組みです。
リアルな会話によるコミュニケーションは、高齢者にとって生活支援となります。
私たちはこの活動を通して、以下のような松阪市の未来を想像しています。
1.【互いに助け合える関係:共助】
昔ながらの[お互い様、おせっかい、もったいない]の精神のもと、老若男女、障害の有無に問わず、必要なときに必要な助け合いが叶う日常の実現
(例:あさラバアプリを活用し、ちょっとした困りごとのサポート(ゴミ出しのお手伝い、高い場所の電球交換、荷物の受け取りなど)、困りごとを投げる市民、解決できるお手伝いできる方からのサポート、そのお礼などに地域通貨やポイントを使用する)
2.【自分らしく生きる選択:自助】
未来を担う子ども達の活動を高齢者を含めた市民が交流を通しサポートする日常の構築。
支援が必要な方々が自分らしく生活できる日常を叶えるサポート。
あさラバアプリ内に将来的には地域通貨を作り、利用した報酬のやり取りや商売による多様な働き方の実現。
3.【市と市民の公平な関係:公助】
松阪市と一緒になって行う必要がある内容ですが、公的な支援事業の利用に対する支払いにアプリ内ポイントや将来的には地域通貨を利用できるようにしたい。
ボランティア活動に参加した市民に、ポイントを発行するなど、松阪市民のために活動したら松阪市民に返ってくる仕組みを作りたい。(だれもが積極的に社会参加できるきっかけを作りたい。)
現在、人口が減少している松阪を下支えする仕組みを作りたい。そんな壮大なことを実現するために私は活動を続けています。
目標金額¥1,000,000(同クラファンを合計3回行い、合計¥3,000,000を最終目標としてます)
内訳
①松阪モバイル事業活動費
②あさラバブランチボックス販売拡大広告宣伝費
③クラファン手数料、クラファン構築手数料
◆【具体的な活動、実施スケジュール】
2024.02中旬 クラウドファンディング開始
2024.04中旬 クラウドファンディング終了
※本クラファン終了後、2回目を行う予定です。
① 【松阪しようよ!】スマートフォン事業の開始とスマートフォンの普及
実施スケジュール:2024年2月スマートフォン事業スタート
② あさラバブランチボックス広告宣伝費
今回は、リターン品として私たちの活動と松阪の名産の中から商品を集めました。
リターンで得た資金については、これからの活動(主に宣伝等)で必要になる資金として活用させていただきます。
・ただただ応援券:3,000円
・柳屋奉善さん老伴(おいのとも):5,000円
・あさラバ 食パン引換券:5,000円
・松阪特産品 さるはじき:10,000円
・あさラバ スタッフTシャツ(赤):15,000円
・あさラバ スタッフTシャツ(緑):15,000円
・あさラバ スタッフTシャツ(オレンジ):15,000円
・松阪木綿 干支(辰)置き物:50,000円
・特選松阪牛 1kg:100,000円
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト進捗報告 モバイル事業「松坂しようよ!」開始!スマホ教室も始めました!
2024/04/15 09:34いつもご支援・ご声援ありがとうございます。早いものでプロジェクトを公開して早1ヶ月半が経ちました。進捗報告が遅くなりすみません。今回のクラファンを開始してから、モバイル事業である「松坂しようよ!」の事業を開始しました。また、スマホを持ったものの、使い方が分からない事も当然想定されたため、合わせて「スマホ教室」も始まっています。少しずつではありますが、認知を広げていき高齢者のスマホ普及率を上げていきたいと思います。支援していただける皆様の周りでもガラケーをまだ使っているお知り合いの方、使ってみたいけど、相談できる人がいないというスマホについて困っている方がいらっしゃればこの教室をご紹介いただければ幸いです。 もっと見る
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