誰でもアニメーション作成に挑戦できる本を作りたい。そんな想いで今年から作り始めた、派手さのないアニメーション作成のチュートリアル本。その販売に向けてのクラウドファンディングです。
はじめまして。アニメーターの横山健次です。
アニメーション作成の基礎を実際に手を動かしながら学べるチュートリアル本の販売を予定しています。電子書籍版はほぼ完成していますが、文章の校正と、紙の書籍はレイアウトをしなおす必要があります。なのでその金額のクラウドファンディングを行うことになりました。
最終的には作成した本をAmazonで販売します。
現在はワンピースの作画監督・原画として、放送当初から関わっています。その話の全カットを一人で作画監督・原画をする一人原画を何度も経験しています。スラムダンクの有名なシーン「バスケがしたいです」の話も私が一人原画した回です。
【過去に関わった作品】
SLAM DUNK、ドラゴンクエスト ダイの大冒険、地獄先生ぬ~べ~、ドクタースランプ、ドラゴンボールZなど
この本を作り始めた理由
日本のアニメは国内だけではなく世界的にもどんどん人気になっています。海外のアニメイベントにゲストとして呼ばれた時には会場の熱量に驚きました。
テレビ放送されるものだけではありません。有名な動画配信サイトでも日本のアニメが多くランキングに入っていて、ミュージックビデオにもアニメーションが多く使われるようになりました。
そんなアニメーターの需要が拡大していくなか、現場で働いている身として感じることがあります。それは需要に対するアニメーターの不足です。今最前線で描いているベテランが引退した時にどうなるんだろうと考え、せっかく40年以上もアニメーターをやってきたので、次に何かを残したいと考えこの本の作成を始めました。
今や日本の文化となっているアニメに、長年アニメーターをやってきた身として入門書という形で技術を残すことで少しでも恩返しができたらなと考えています。
本の内容
内容は作画の基礎が中心となっています。
この本では解説をするだけではなく、実際に手を動かして描いてみることを重視しています。このように基礎を実践していくアニメーションの本は他にはありません。
アニメーションの作画には独自の行程が多々あります。例えば「原画」と「中割」なんかがそうです。こういったアニメーション特有の行程は実際に手を動かさないと理解しにくい部分が多いです。
この本では動かすための解説が主となっています。イラストの本や動画などは多く存在しますが、動かし方の本はほとんどありません。
私はアニメを作るオンラインコミュニティをやっています。そこでは情報を発信するだけではなく「手を動かして描くこと」に重点をおいています。実際に多くのメンバーが自分の手でアニメーションを作っています。本ではそこで教えていたノウハウに、より基礎的な部分をつけたしたことで、初心者でも分かりやすい内容になっています。
リターンについて
リターンは作成する本になります。
しかしアニメ作りに特化した本ということもあり、本に興味がない方もいると思います。なのでこのクラウドファンディング限定で、『動く付箋』を作成することにしました。
付箋をペラペラめくると、ペラペラ漫画のように猫のキャラクターが動きます。
スケジュールについて
2023年11月下旬:文章校正完了
2023年12月:クラウドファンディング終了
2024年1月下旬:紙の本のレイアウト完了
2024年2月下旬:リターン
最後に
ご支援よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る