まず、デッドストック革とは、革製造メーカーが抱える販売できない在庫のことです。このデッドストック革は年々増え続け、高品質ながら世に出ることのない革がたくさん眠っています。私のプロジェクトは、そんなデッドストック革を救うためのプロジェクトです。
いつもプロジェクトをご支援頂きまして、ありがとうございます!
皆さまからの、あたたかいメッセージやコメントが励みになり、『デッドストック革を救うプロジェクト』はmachi-ya第5弾を実施することが出来ています。
プロジェクトをスタートした当初は、何色が届くか分からないなんて売れるのか?デッドストックが売れるのか?と不安でしたが、今では「何色が届くか楽しみです!」「面白いプロジェクトですね!」と言って頂けています。
今回の革袋2ーKawa Fukuroーは、前回の革袋をより持ちやすくし、気軽に普段使いや折り畳んで旅行のお供、また日常のサブバッグとしてお使い頂けるように制作しました。
きっと1つあれば、様々なシーンで活躍できる便利なバッグです。
今回もどうぞよろしくお願い致します。
使いやすさは、構造や中身だけではなく素材感も大切だと思っています。
私がデッドストックのプロジェクトを実施する上で、革の持っている質感を生かすことをいつも心がけています。革袋2に使用した革は、主に衣料革などに使われる軽くて柔らかい革です。持った瞬間から手に馴染み、肌に吸い付くような柔らかい使い心地を実感してください。
しっかりと硬さのある本革も丈夫で魅力的ですが、柔らかくてしなやかな本革は使いやすさ抜群!
一度手にすると手放せなくなります。
POINT① ロングラスティングデザイン
ロングラスティングとは、「長持ちする」を意味します。
デザインは使い捨てではなく、長く愛用できることを意識しています。
流行が目まぐるしく変わる現代、シンプルなデザインは、時の流れでその魅力が色褪せることはありません。
そして、シンプル・イズ・ベストこそ本物の良さを感じる美しさ。足すのではなく、あえて引き算。必要最低限を心がけて製作しています。
POINT② 使い勝手の良さ
シンプルでも少し気の利くバッグで在りたいと思っています。
置いた時に持ち手が立つようにしっかり補強テープと、ステッチを入れています。
そして、小さめバッグでも小物が迷子にならないようポケットを追加。
バッグのデザインの邪魔にならないように付け方にも配慮。
そして使わない時は畳んでサブバッグとして◎。畳んだ状態のサイズ▶タテ約24cm×ヨコ12cm
POINT③ 毛羽立ちを抑えた特殊加工
通常、バッグの中に裏地を付けない場合、革の裏面が剥き出しになるため、ケバ立ちしやすく入れた荷物に革の裏面に多少残っているケバが、荷物に付着しやすくなります。そのため革の裏面のケバ立ちを抑える、加工を取り入れました。
POINT④ 収納力
11cmのマチでしっかり収納!
多過ぎず少な過ぎずの程良さ。まさに普段使いにちょうどいい!
POINT⑤ 本革だけど軽い!
もともと軽い衣料革ですが裏止め加工で裏地が必要ない分、更に軽くなりました。※革の厚みは均一ではないため、すべて同じ重さではありません。
普段使いにもちょっとそこまでの外出も
ジャケットスタイルにもオシャレの時も
私はデッドストック革を楽しく解消したいと思っています。
そのため、何色が届くか分からないワクワクも毎回皆さんと共有させて頂いています。(カラー指定ありもございます。リターンをよくご覧下さい)
【ご注意】
デッドストック革の解消を目的としているため、キズやシミ、色むらなどがございますが、あえて避けずに余すことなく使用いたします。
ご理解の上、ご購入をお願いいたします。
本革と聞くと高いイメージをお持ちの方が多いと思います。
もちろん、この革袋2ーKawa Fukuro-も通常であれば倍以上の販売価格となってしまいます。しかし、このプロジェクトに共感して頂いたタンナーさんから革を低価格で仕入れることが出来ました。
次に、縫製工場も地元たつの市内で手配。送料等かなりのコスト削減に成功したため、お手に取りやすい価格を実現しました。
はじめまして。「デッドストック革を救う」プロジェクトを発案した、柴田愛子と申します。毎日、皮革業界で事務作業などをこなしている二児の母です。
私はたつの市に住んで20年、皮革業界に携わって約10年、たくさんのタンナーと接してきました。(「皮」から「革」になる工程を鞣しといい、その鞣す工程を行なう革製造メーカーをタンナーと呼びます。)
その中でとても驚いたことは、タンナーはたくさんのデッドストックを抱えているということです。タンナーにとってデッドストックは売ることもできず、廃棄することもできないものです。
なぜデッドストックがこんなに増えてしまうのかというと、
①メーカーや問屋から注文が入った際、革の色や厚み、柔らかさなど全てを調合し、一から製造します。その過程で、何度も色合わせされ、やっとオーダーメイドの革は出来上がります。作り直しを重ねたサンプルは、デッドストックとなってしまいます。
②キズやシミ、シワなどが多い理由で返品される革もデッドストックとなります。
これらの革は高品質で、革として何も問題はありませんが、世に出ることもありません。
私は、この増え続けるデッドストックを解消するため、毎日使える愛着の湧くアイテムにして全国の皆さまにお届けしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
そして、有り難いことにたくさんのご支援を頂けるようになり、最近では選別の段階でキズが多いと避けられた原皮のデッドストックも使用しています。そのため、生産量を増やすことが可能になりました。
たつの市を含むこの兵庫県西播磨地区は日本全国に流通している革素材のシェア70~80%を誇る一大産地です。にも関わらず、その認知度はまだまだ低く、ほとんどの方にその事実を伝えきれていません。このプロジェクトを通して、1人でも多くの方にたつのレザーを知って頂きたいです。
どうぞ、あたたかいご支援をよろしくお願い致します。
最近サスティナブルやリユースといったエコや環境問題が注目されています。
牛は主に食肉や牛乳を得るために成育されており、皮の部分は副産物です。
ステキな革製品は世の中にたくさんありますが、この行き場のないデッドストック革を解消することも、また環境問題の解消につながるものと思います。今後こういった光の当たらない部分に理解をして頂ける方が1人でも増え、受け入れて下さる方が広がっていくことを願っています。
プロジェクトスケジュール
12月 machi-yaクラウドファンディングスタート
1月末 終了
2月 生産開始予定
3月末 順次配送
リスク&チャレンジ
※予告無く仕様変更をする場合があります。
※本製品は天然皮革素材を使用しています。革本来が持つ色ムラ、キズ、シワ、血筋等が見られます。天然皮革素材ならではの個性としてご理解ください。
※ステッチの周囲にミシンの押さえ跡が付いている場合があります。予めご理解・ご了承の上、ご購入よろしくお願い致します。
※モニター環境により、実際の商品の色合いと異なって見える場合がございます。
※ご支援の数が上回った場合、材料の確保や製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。
※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からのご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整える事ができた場合、正規販売価格より下がる可能性もございます。
※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。クラウドファンディング終了後の生産となり、配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴う購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
特定商取引法に関する記載
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:柴田愛子
●事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●事業者の連絡先:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●リターン価格:各リターン記載の通り *商品内容についてはリターン欄記載の通り
※リターン価格とは別にCAMPFIRE(machi-ya)のシステム利用料として、支援金額1万円未満の場合は250円(税込)/ 1万円以上の場合は支援額の2.5%(税込)が支援者様の負担となります。
※上記システム利用料はCAMPFIREが受け取るもので、当社が受領するものではございません。
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●支払い方法:CAMPFIREの決済手段に準ずる (詳細はこちら)
●支払い時期:当プロジェクトは「All-in型」の為、目標達成の如何に問わず、ご契約が成立しリターンをお届けします。その為、お申込みと同時にご利用の決済方法に準じてご請求となります。
●引渡し時期: 各リターン詳細に記載の発送予定月を引き渡し時期とします。但し、開発・生産状況によって遅れが生じる場合がありますのでその際は当プロジェクトページ内の「活動報告」または購入者へのメール等で連絡します。
●キャンセル・返品: 当プロジェクトは「All-in型」の為、お申込み完了をもって契約が成立いたします。その為、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または納品書記載の連絡先までお問い合わせください。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
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